心合いの風

優しい風に包まれて、写真とおしゃべりで気持ちも軽やかになりそうです。

天然自然農法会

2007-09-28 00:49:23 | 心合いの風
案内してくださった高島さんにこの農場の話を伺い、
私は、私で「ブログに写真を載せたくて、、」なんてお話をしていると、この農場を主宰されている阿藤鋭郎さんが、「この農場は、農薬も化学肥料も使わない独自の農法を実践するために10数年かけてここまで作り上げたんだよ。今やっとホタルも帰ってき始めたんだ。うちの畑だけトンボが沢山飛んでいるでしょう」と指を指されるのです。「夕方にはこの上をこうもりも沢山飛んで来るんだよ。」

それからしばらく、「天然自然」とこの農場になずけた話をしてくださいました。
私は、農業に関しては何も知りません。でも最近中国産の作物が「体によくない農薬を必要以上に使っている」という話は聞きますよね。
でも阿藤さんのお話は、「この日本の農業も農薬、化学肥料を危機感を感じるほど使っている。汚してしまった水や土をきれいにして子供達に残すのが大人の責任。その土台が農業だと考えている」と。食の安全と安心について熱く熱く語ってくださいました。

 用水路にはアメンボウがスイスイと見ていても気持ちがいい~のです 


こちらの木の根っこは、狐が2匹戯れているように私には見え、「亀に狐に、きっと本当の自然に包まれたやさしい土地がお気に入りなんだろうなぁ~!」とフッと思え私も童心にかえりました、、、

この日は、阿藤さんに天然自然農法を教わっている若者二人。
秋山さん(男性)も高島さんも全く農業に関係なく育ってこられたのですが、農業に感心を持ち、各々の場所で農業を始めながら勉強されているそうです。

高島さんは、あのカンヌ国際映画際 河瀬監督がグランプリを取られた「殯の森」が舞台になった田原の里で「自分で飲むお茶を、自分で作ってみたい!」とお茶を作られているそうです
一方秋山さんは生駒の土地で農業を。彼が作ったニンニクも頂きました。オイシィー!!の一言では悪いような、、、。
応援したい若者二人!!

虫も、鶏も、、、、もコワイコワイ私なのですが、とても懐かしい畑の匂いがして鶏の声を聞き、居心地のよい空間に2時間ほど居させていただきました。

コーヒーと、高島さんの育てられたお茶まで頂いて一度家にもどることにした私に、畑のオクラを手渡してくださって「農薬も化学肥料も使っていないからかじりながら帰ったらいいよ」と。

私は、又昼から来ることを約束して、いただいたオクラをかじりながら帰りましたが、その美味しかったこと。口の中で香りと美味しさが広がってきます。

昼からは娘(嫁)を誘って畑へ出直しました。
そこには、やはり散歩中にこの農場を知りファンになったといわれる先客がおられました。
阿藤さんの「来るもの拒まず」の精神が生きているようです。

取り立てのインゲン、オクラ、男爵。メークイン。そして秋山さんの畑で作ったニンニクを油で揚げて食べさせていただきました。
もう、その美味しいこと!(お土産にも頂きました!!)
産みたての卵。まだ暖かい卵を持たせていただいて私と娘、二人で大感激です!

この日、人に動物に、この地球に生きるすべてのものに優しい農業を研究されている三人と素敵な出会いが出来ましたことに感謝します



これから、「食の安全」農業のこと、この畑に行かさせていただいて教えていただこうと思っています。
ちなみにこの日は、オナス、インゲン、ニラ、バジル、、、そして卵10個を買わせていただきました。販売は今春から始められたそうです。
一度、私と一緒に畑に行きませんか。日曜日、午後から販売されるそうですよ。

気になっていたあの「ミミズもカエルもみな元気」解明しました
ミミズもカエルも元気になれるということは人間も元気!!になれるということですよね。
そんなすばらしい農場にばんざーい!
また、遊びに行きますね


新しい出会いがありました

2007-09-27 23:24:24 | 心合いの風
日中は残暑厳しいのですが、ここ数日すがすがしい朝を迎えるようになりました。先日愛犬の散歩の後、ブラリとカメラと携帯だけを持って散歩に出かけました。

我が家から歩いて20分ぐらい、通称名「歌姫街道」と呼ばれている奈良市の平城宮跡からに北に伸びている街道沿いがその場所です。、、

コスモスが満開!とても奇麗で道路から降りてコスモスや長く伸びた草を写しているとそこは家庭菜園。
早朝から、我が家の菜園で収穫したり、草抜きをされたりとそれぞれ皆さん急がしそうに働かれています    

少しおしゃべりをさせていただいてから5分ほど歩くとまるで大きな亀が畑を見渡すように顔を出しているような木の根っこを見つけました。
「うわぁ!面白い!」歩いてよかったと思える瞬間です。歩くといつも通る道にも色々と楽しめる趣向が沢山出てきます。
この日、出会った農園も、歩いてこそ出会えるべくして出会えたのだと今思えています。

そんな、いつも車で走りぬけている道ですが、数ヶ月前から畑に入ったところに気になるような言葉が書かれているところがありました

農のはじめは大和から
       ミミズもカエルもみな元気   これぞ天然自然農園

私は、この「ミミズもカエルもみな元気」とこのフレーズが、なぜか気になって仕方がありませんでした。

歩いているうちにこの場所に立ちカメラを向けていました。
穂を一杯つけた稲の上にはトンボが沢山飛んでいます
そんな時、「こんにちは~、どうぞ中に入って写真取ってください」とニコニコしながら声をかけてくださった若い女性高島佐和さんです。

もう嬉しくて、嬉しくて!畑の中央付近にある小屋の向こうを示して「蕎麦の花も咲いていますよ」と案内して下さったのです



 蕎麦の花と蜂、、、(どこか蜂が怖くてピントが会わなかったようです)

私は、蕎麦の花を見るのは初めてでした。

















観月の夕べ

2007-09-26 00:23:10 | 心合いの風
古来より日本人にとって欠かせない行事の一つでしょうか。
芋、団子、枝豆などを供えて月見をします。
今年は「中秋の名月」を写したくて、けいはんな記念公園まで出かけてきました。

昼過ぎに強く雨が降ったので、どうなるかしらと気になりましたが、大丈夫!!
お月様はやさしく空の上から地上を輝していました

園内では水上舞台で音楽会が催され、各々エリアではお月見団子の販売、手ずくり雑貨、クラフト雑貨など販売。
ギャラリーでは「月のアート展」が催されていました


  観月橋より お月様まん丸!

橋の上は水上舞台で始まっている音楽会を見る人で一杯。カメラをかまえる場所がなかなか見つかりませんでした。

又、庭園内のライトが強くて、どのように写せばいいのやら~~


     和 太 鼓 と 篠 笛


     池の中の彼岸花



ライトの強さに戸惑いながらも迫力のある和太鼓と篠笛。音声アンサンブルの「赤とんぼや島歌、花、見上げてごらん夜の星」などなどの名曲がカメラを操作できずイライラする心にしみてきます。

まだ残暑の厳しい日中ですが、「やはり夜は涼しくなって、秋なんだなぁ~」と独り言をいいながら三脚をかついで歩いている私を、虫たちはお月様と一緒に追いかけてきているような気がしました





棟上

2007-09-24 04:11:51 | 心合いの風
長男が新居を立てることになり9月22日棟上の日を迎えました

「僕は家を持つことは考えていないよ」と言っていた息子ですが、昨年子供が生まれ心境の変化が生じたのか、なんと土地探しから、一昨日の棟上まで丁度1年でやってのけました。

私は、息子夫婦の息の合った動きにびっくりしながらも応援しました。
土地を探すことも、設計事務所を探すのも今の時代ネットで探せることに驚きながらも細かい情報を得て、(株)アトリエイハウズとのよいご縁を頂きこの日を迎えられたことにただ感謝の気持ちで一杯です



6月17日には、地鎮祭も終わらせていましたが、建築許可がなかなか下りず、長男夫婦、事務所ともやきもきしました、、



略式ながらも、棟上を祝っての宴をと二人頑張って用意をしています
2,3日前から二人緊張が続いていた様子ですが、、、
設計、相談にのっていただいている事務所のUさんと



残暑厳しい中、一日でここまで出来上がったそうですが、その行程を息子夫婦は、しっかりビデオに撮ることが出来ました

そして、午後5時過ぎ、用意が整うまで大工さんには一休みしていただいています。

設計事務所から4人、大工さん8人、そして嫁のご両親と揃っていただきこれからの工事の無事を祈って乾杯!
  (今は、お酒の宴とは行かないです、、お茶けで乾杯ですね)

代表のOさんの進行で棟上の儀も無事済ませることが出来ました。
最後には、集合写真も撮っていただきました。

暑い中、本当に皆様ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。



一夜明けての朝日が奇麗で、思わず息子一家の家族円満、健康で過ごせることを祈りました


美山わらぶきの里

2007-09-21 01:11:59 | 心合いの風
先日、撮影会で京都府美山町わらぶきの里へ撮影会で行ってきました。

撮影会は、5回目かな?と思い出しながら大型バスに乗っていってきました
こちらのグループは、ほぼフイルムカメラを使っての撮影のようでしたが、背中にしょったリュックの中には「デジタルカメラも入れてるのよ!」という方も、、

私は、この日の前にフイルム一眼レフカメラでドキドキしながら撮影会を楽しんでは来たものの、カメラ2台持っていこうとは思いませんでした。

だって、カメラって重いですよ~それも望遠ではレンズを取り替える作業もあるし、、、
雨も降るかもしれないし、、
三脚もやめておきましょう~

あ~ぁ!省略しすぎた撮影会でした。
奈良を午前9時半ごろ出発したものの到着時間は午後12時半
昼食もバス内でそれぞれにとり、到着後は、すぐに思い思いカメラをだし三脚にセットされています。
参加数は30人弱、、こんな大勢の撮影会は2回目、大台ケ原以来でした




  カメラを向けるのですが、そこにはカメラをかまえる人、人、人です。なんとなく人が引くのを待ちながら、小さな村の中へ入っていきました









風景を撮るのは、とても苦手。どこをどのように絞って写していいのか分かりません、、
先生は、ご自分の写している所や、構図を説明しながら、又私のように初参加した人に優しく接してくださいました。

小さな村を、カメラを抱えて動いているうちに3時間の撮影会は、あっという間に終わりかけます
バスの止まっている方向には、一体のかがしが両手を大きく開いて畑を守っていました。

先生に手招きされ「こんな感じで写してみたら、、」といわれ案山子の前に立ちましたが、、
案山子を写す角度を何度か変えて数枚とって終わりとしました。
帰りのバスの中でこの「案山子」を見ながら子供の頃を思い出したりしていました
懐かしい、「へのへのもへの」の案山子君?ではありませんか

マウント仕上げ

2007-09-17 03:58:00 | パソコン、デジカメ
初めてフイルム一眼レフカメラで写した写真を「マウント仕上げ」という形でカメラ店に出していました。

15日、昼すぎ「ワクワク、ドキドキ」しながら受け取りに行ってきました。
早速ネガフイルムと違っていたのは、袋から取り出されのは、ケースに入っていました。

「あぁ!そうなんだ。ここから違うんだ!」となんだか納得している自分がいます

家に持ち帰り袋から取り出しケースを開けてみました
思いは「きっと手振れを起こしているだろうな~。1枚でも何とか取れていればいいかも~、、、」

宝箱を開けるような思いです

マウント仕上げ、、、4枚を少し色のついた紙の上に広げてみました。
5センチ×5センチの枠がついています。
1枚を手に取り光のほうにすかしてみると、そこに私が映したカラー写真がありました

  
     (白い紙の上に置くと少し見えますね。)

これって、昔小学校の先生が授業で幻灯機に写してくださった、、、「あれがこれだったの」と思いました。

私は、ライトボックス(箱の中に蛍光灯が入っています。)を持っていますので、5枚、10枚、15枚とその上に並べて一つずつ手振れを起こしていないか虫眼鏡(先生に教えていただいてたので、、)で見ていきました。

私の感想は「とても奇麗!!色がデジカメとは全然違う!」
ウフフフ、、構図はどうであれどうやら私が見たところ手振れは何とか防げていたようです

三脚が、不慣れ。カメラ本体が重い。
又私が使っているデジタルカメラは、レンズの取り替えなく広角から望遠まで幅広く使えるカメラのため、このフイルム一眼レフカメラが広角レンズと望遠レンズと
取り替えないと写せない、、

そんなことも、分かっているはずが分かっていない、、
頭の切り替えが出来ていないまま不慣れなフイルム一眼レフカメラの撮影会でしたが、何とか、何とかクリアーできたのではないかと。まずは、「ヤレヤレ!これで講評会を楽しみ」に待てそうです。

宝箱から出てきたこの「カラーリバーサルフイルム」の写真の美しさに今魅了され始めています。
そして「1枚、A4の大きさにプリントしたいなぁ~」そんな気持ちになっています




タマシギ

2007-09-14 00:29:18 | 鳥、花、昆虫
先日のホテイアオイの水田で、親子のタマシギに出会っていました



ホテイアオイの花、トンボ、ハスの花、、夢中でシャッターを切りながら撮影場所を、移動している時です。

何か動く!
あぜ道から5メートルぐらいしか離れていないホテイアオイの中をみると親鳥と雛が4匹

「かわいい!。鴨?うう~ん違う、何?」
と、親がしっかり顔を出すまでカメラをかまえてしばらくじっとしていました



親が動くと雛もかわいいしぐさでその後に続いています

親の顔を見るとすぐに「シギかな?」とは思いましたが、しっかりと確信はなかったので、、しかも雛を連れているのは♀だと思っていましたし。

帰ってから姉にメールで尋ねることにしました。
姉からの返事は、
「タマシギの雄と雛です。この鳥は雄が雛を育てて、雌は卵を産むと別の雄のところへ行ってしまうのよ」

「へ~、普通雌のほうが地味なのに、こちらが雄ならひょっとして雌のほうが奇麗なのかしら、、」

名前が分かったので、早速調べてみました。
びっくりです。雌の色彩の奇麗なこと!(最初の行のタマシギをクリックしてください)

この日は、別のシギ親子がいないか辺りを探して見ましたが見つけられず、しかも雌を見つけることも出来ませんでした。

この鳥は留鳥で本州以南に分布し、平地の水田などの湿地に生息しているそうです。
水田の側を横切る時、気をつけて見ると出会えるかも知れませんね





フイルム一眼レフカメラ撮影会

2007-09-11 23:27:57 | 心合いの風
暑い、暑いと口癖のように口をついて出ていたのが嘘のように、今朝は肌寒く感じるほどで午前6時過ぎの気温は19度でびっくりです。

今日は、2回の講習を経ていよいよフイルム一眼レフカメラ撮影会に行ってきました。前日の天気予報では、どうやら雨が降り始める様子。
これは、私にとっては予定外。

初めてフイルム一眼レフカメラを使うこと(デジタルカメラより重く、レンズを取り替えると又その分重くなる)
しかも三脚も持ちたいしこの上傘を持ってどうして動こうかしらとなんだか出発するまでに考えすぎて疲れそうです。

撮影場所は、春日大社周辺から手向山神社、そして東大寺二月堂周辺を午前10時から午後3時まで予定されていました。

昨晩、もう一度カメラの扱い方を見直してはいたものの、ついついデジタルカメラの扱いと混同してしまい戸惑います


     トケイソウ

遅れることのないように少し早めに家を出て、集合場所には30分前に到着。
この講座の受講生は男性が多いので、私のように超初級者は数えるぐらいではないかと。

落ち着いて、今自分に出来ることは何かと考えると、フイルムを確かにカメラの中へ納めること、、、
これだけでも、なんだかドキドキ、ワクワクしてくるのだから新しいことへの挑戦は心が弾むものだと一人でニヤリ!!

午前10時、全員が集合、今日は中学生3人が体験学習で参加とのこと20名ばかり。先生から撮影に関してのマナーなどの注意事項を聞かせていただき出発。

写真美術館から10分ほど歩くと「ささやきの小径」に入り早速鹿に遭遇

先生から「折角、鹿と対面しているのですからここから撮影開始としましょう~
各自自由に撮影しながら進んでください。
質問、カメラの扱いの分からない方は聞いてください、、、」

さぁ!どこからどのように撮影すればいいのでしょうか、、
普段、デジタルカメラの庇護の元?撮影しているのですから、

写してもピントが合っているのやら、いないのやら
手振れを起こしていると思うし、、大丈夫かしら?
う~ん、難しい!

36枚どりとフイルムに制限もあり使い切れば、入れ替えもしなければいけません、、。
数年前まで、カメラを手にしていないとはいえ、それなりに使い捨てカメラや、バカチョンカメラを使っていたのが、それも遠い昔になってしまったような心境です。

  先生とつかず離れずお友達とおしゃべりしながら進んでいきます、、
被写体をどう絞ろうか、、カメラの設定はどうしょう、、午前中は口角レンズで素直にPモードで行こうか~
午後からレンズを望遠に換えて、絞り優先にしてみようか~
絞り開放すると、、、ぼかせるかしら???などなど考えてみます

先生からは「並んでいる灯篭は形の変わったものだとか、苔の沢山生えている灯篭を主に撮ってみたり、ハイアングル、アイレベル、ローアングルなど考えながら写してみてください。

写すものに困ったときは休憩かねて足元にも目を向けましょう、、」などなどアドバイスを受けながら思い思いに写して皆さんの表情もさまざまです。

午後二時過ぎには、二月堂より奈良の町を一望しますが、曇っていて絶景とはなりませんでした。

何とか雨も降らずに楽しかった撮影会は終了です
2週間後、マウント仕上げをした作品を一人2点ずつ持ち寄り作品の講評がおこなわれます。

帰り道、1本のフイルムを「マウント仕上げにしてください」とカメラ店へ。
こんな注文の仕方もはじめてで、仕上がりまで4日かかるそうです。
さぁ!ちゃんと写せているでしょうか、、
ネガフイルムとは違う「マウント仕上げ」とはどんなことなのでしょうか
楽しみな時間が流れていきます



9月9日 重陽の節句

2007-09-09 08:41:39 | 歳時記
九月九日は、五節句(一月七日 日人日の節句。三月三日 上巳の節句。五月五日 端午の節句。七月七日 七夕の節句。そして九月九日 重陽の節句)の一つとされ「菊の節句」とも呼ばれています。

この節句は中国から伝わった行事で、中国では奇数は縁起がいいとされ、陽数と呼ばれました。九月九日はひとけたの陽数で一番大きい九が二つ重なるので「重陽」といわれとてもめでたい日でした。
菊の節句といわれるのは、強い香りによって、悪いものを追い払うといわれている菊を多く使う行事だからです。

それが、新暦だと、菊が咲くには少し早いからと急にすたれていったといいます。
 平安時代には、九月八日に菊を綿で覆い、翌日、露を吸ったその綿で身体ををぬぐう「着せ綿」という風習があったそうです。
そうすると若返るそうです。

『え!では10月、菊満開の頃そうすると若返るかも~~~』
ウフフフ、「着せ綿」やってみませんか


      露草

今朝、写したての露草です。
赤とんぼも見るようになりましたが、公園を散策していてもやはりまだ菊の花はなく、朝日に当たった露草がキラキラ目に写りました。

9月8日~12日 草露白、、草の葉に白露が宿り始めるころだそうです。

         〔参照〕  
             美しい暦の言葉 山下景子著
             子供の歳時記12ヶ月  講談社
             歳時記カレンダー

           

白露

2007-09-08 08:20:48 | 歳時記
早朝、愛犬メリーとお散歩
とっても清清しい朝を迎えました。
いつも、お散歩にこられている方たちの表情も、日中の残暑から解放されたよう、、勿論わんちゃんたちも足から伝わる地面の冷たさは心地よいものでしょうね

暑苦しく感じていた油蝉の鳴き声(虫も鳴き声でよかったのでしょうか?笑)も聞こえなくなっていて、涼やかな風に吹かれて公園の花もやさしくゆれています。
「きもちいい~!!」なんていつもより散歩時間が延びるとシジュガラのさえずりも聞こえてきました。

  
(ハスの葉っぱに露?、、)

帰って、久しぶりに「歳時記カレンダー」に目をやるとなんと9月8日「白露」となっています
「え、え、え、、、そうなんだ!」と改めて季節は変わりつつあることに感動!

 白露
きらきらと光にきらめく露の美しいこと。、、
草に降りる露が、寒さで白く見えるようになるということ、、
秋も本格的になり、草葉に露が白く見えるようになる、、

と記されています。
新暦ではまだまだ残暑も厳しく「ほんと~!!?」なんて声もどこからか聞こえてきそうですが、少しずつ、少しずつ、確かに季節は秋へ、、

 
ホテイアオイとトンボ

まだまだ、流水や水草に癒される残暑厳しい日々ですが、皆さまご自愛くださいませ。
又、関東から北海道までの予想外の台風9号でしたね。被害にあわれていませんでしょうか。お伺い申し上げます。

          〔参照〕 美しい暦の言葉
               美人の日本語    山下景子著
               歳時記カレンダー