川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

第10回きいちご移動教室

2010-05-14 05:08:44 | 中国残留日本人孤児
 明日からいよいよ「きいちご移動教室」です。ぼくにとっては今年前半最大のイベントです。

 1985年から「在日韓国・朝鮮人生徒の教育を考える会」が在日コリアンの多住する荒川区三河島で始めた「木苺舎」に淵源する活動です。

 木苺舎を閉鎖したあと、その精神を継承するつもりで「きいちご基金」が年二回の移動教室を行ってきました。

 今回の参加者は49名で大半は「中国残留日本人孤児」とその家族です。城戸久枝さん夫妻が夜の交流会に参加してくれます。

 幸いにも天気も良さそうです。そこで、昨日、最終的にコースを定めて関係者と打ち合わせを完了しました。


  <第10回きいちご移動教室>カラマツ芽吹き、風薫る嬬恋高原

     『遙かなる絆』原著者・城戸久枝さんとともに

○1日目・5月15日(土)

 JR日暮里駅前~(首都高・関越・上信越道)~軽井沢I・C~鬼押出し園(昼食)~群馬・

満蒙拓魂之塔~愛妻の丘~バラギ湖~嬬恋自然休養村 夜・交流会(城戸久枝さん)


○2日目・16日(日)

 嬬恋自然休養村~嬬恋牧場~(志賀草津高原道路)~善光寺(昼食)~(高速)~日暮里

 二日目に雪の壁の残る志賀高原に行けそうです。

  志賀草津高原ルート 雪の回廊http://vwdrive.web.fc2.com/siga.html

 順調であれば信州大学の自然教育園に寄り、長池の周囲を散歩して冬から春へと向かう自然の営みを観察します。北の国で育った人ばかりです。どういう思いをもたれるのでしょう。

 旅の最後は善光寺です。戒壇巡りをしたあと、雲上殿に登ります。ここには満蒙開拓団犠牲者の慰霊碑があります。

 善光寺・雲上殿http://zenkozi.com/highlight/palace02.html

 今回の移動教室では最初と最後に満蒙開拓団犠牲者の慰霊碑を訪ねることになります。群馬県(上州)と長野県(信州)です。

 長野県は特に犠牲者の多かったところです。

 参考 川越だより 「善光寺参り 上」http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/f218177f23129782803d746917005f67

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