山あり谷あり

人生いろいろあるけれど、
前に向かって一歩づつ・・・(^_^)

夏から秋へ・・・

2007年09月02日 | 環境
夏のあいだこぼれるように咲き誇っていたサルスベリの花もあと少しで終わり、空も高く秋の気配が漂ってきます。
中国の伝説で、恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界し、
その亡くなった日の後に咲いたといわれる花です。
日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、紅花が100日間咲くことから百日紅(ひゃくじつこう)。木の肌が滑らかで、猿も滑ることから、猿滑とついたそうです。
また木の肌を掻くとくすぐったそうなので”クスグリノキ”という別名もあります。



地面に落ちる影も夏のようなコントラストが薄れて、輪郭も淡くにじんでぼんやりとしてきます。肌に感じる風も涼しげで、季節が変わるこの瞬間はちょっと感傷的になってしまいます。