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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ツワブキ

2015-12-05 07:52:50 | 日記

ツワブキ;石蕗(キク科)花言葉は、困難に負けない。蕗に似ているが、葉がつややかなので、古名「つやぶき」というのが、つわぶきとなったものであり、キク科の花らしく菊に似た黄色い花を群がり咲かせる。早いものは十月の終わりから咲き始める。葉のふちが白いものや斑入りのものなどは庭にも植えられているが、野山に自生している。海岸にに面した崖に黄色い花の照り輝いているさまは、海の景を明るくし、遠目にも美しい。春先に葉が芽を出し始めるころ、九州の人たちは野山に遊んでこの葉の柄を採り、蕗のように煮て食べる。関東の人たちはこの話を聞いて「食べられるの?」とびっくりするが、蕗とはまた異なった風味があり、柔らかい。「あたたかな雨が降るなり石蕗の花 山口青邨」「石蕗さき網干す蟹に踏まれつつ 山口草堂」「石蕗の絮とばんとすなる耀きか 能村俊郎」「静かなるものに午後の黄石蕗の花 後藤比奈夫」「石蕗咲いていよいよ海の紺たしか 鈴木真砂女」「花石蕗や屋根より高き海の崖 高橋悦男」。(石蕗の花虻より弱き黄なりけり けいすけ)