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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ノアザミ

2013-06-19 07:32:36 | 日記
ノアザミ;花薊;山薊(キク科)花言葉は、私をもつと知ってください。日本の山野に六十余種が自生するが、薊はこれらの総称である。野薊は晩春から初夏にかけて花が開くので、俳句では春の季題とする。花は多数の紅紫色の筒状花から成り、紅刷毛のように小ぶりで優しい。総苞に粘り気があるのが野薊の特徴である。花茎は高さ60cm位、葉は長楕円形で羽状に裂け縁には刺が多く野生的である。他の種類の「富士薊」や「山薊」は、茎の高さも1mに達し、紫紅色の大輪を夏あるいは秋に開く。それぞれの植物名で詠むか、季節を区別して詠むか区別せずに詠むか?迷うところである。花の後白い冠毛をつけた実を結ぶ。「花薊珊々と葉をのべぬ 飯田蛇忽」「双眼鏡遠き薊の花賜る 山口誓子」「薊摘んで花の巧みを眼にみいる 篠原温亭」「一輪の薊を持ちし手が疲る 山口波津女」「くもり来しひかりのなかの薊かな 久保田万太郎」「降り出て淡路は近し薊咲く 角川源義」「妻が持つ薊の棘を手に感ず 日野草城」「まへうしろ愁ひの雨の濃い薊 原 裕」。(愛し君 野薊捧げ 君想う ケイスケ)