カトレア(ラン目;ラン科;カトレア属)花言葉は、優雅な人。洋蘭の女王と言われる花。花は数cmの小輪から50cmにもなる巨大輪系まで様々。紅紫色を中心に白、ピンク、黄色、オレンジ色など目に沁みるような鮮やかな色愛を見せてくれる。花名はイギリスの園芸課でらうW.キャトレイにちなんだもの。彼は初めてカトレアの栽培に成功した人物と言われている。「四万の秋」は昭和9年十月号に掲載されたが、その半年後の昭和10年3月に逝去した。「渓の水汝も若しよきことの外にあるごと山出てて行く 与謝野 寛」。妻晶子は夫寛の没後7年して昭和1年75月に亡くなる。失意のどん底の時代も骨の髄まで味わい詩歌界を率いた時代も味あつた人与謝野夫婦である。「冬の夜の星君なりき一つをば 云うにはあらずことごとく皆 与謝野晶子」。亡き人への愛慕賛美の心が、まつすぐに詠まれている。与謝野夫婦である。今週と来週は年の暮れから新年への変わり目。クリスマス、除夜の鐘、初詣でという異なる宗教の行事が次々にめぐりくる。キリスト教、佛教、神道行事がわずか一週間の間に立続けに回りくる、他の国の人々から見れば節操のないことになるかもしれない。日本人は自分たちの行動に何の違和感もなく、むしろこれらの行動を楽しんでいる。そのおおもとの原因は、日本列島の夏にあるという。この国の夏はひじょうに蒸し暑くべたべたする。そこで何事に於いても「間」を重んじる「間」の文化が生まれた。この「間」が様々な神や仏の間に「間」が生まれ、互いの矛盾を感じさせないようにしているのだと言う。年の暮れを迎えて、凡人の私も、年末の買い物を肌着を買いに久しぶりに、武蔵境の「イトーヨーカドー」に行く。ついでに食品売場に出向く。買い物を済ませ精算しようとしたら僅かな金額が不足。止む無く1品除外して精算をすませてから、隣の三菱東京UFJに出向いて、預金を引き出す。家に帰ると、引出しにまだ、残金がある。計画性が無く、またあとで考えると、ヨ―カドーと共通する、セブンイレブンのカードを持つていたので、金を降ろす必要はなかったことに気が付いた.いずれにしても、間抜けが、買い物に出る時は、おおよそ必要な物をメモをして出向くのに、今日の目的はは肌着を買うためであつたのに、食品は余分な買い物でした。今日の誕生日の花カトレアの句に戻そう。「カトレアに曙の血を採られけり 宮本白土」「カトレアより目をはなしては遠雪嶺 キクモツネコ」。