ダルマキク(キク科;シオン属)花言葉は、打たれ強い。海岸の岩場などに生える25~30cmの多年草。茎の下部は、倒卵形または円形で厚く長さ3~9cm、幅1.5~5.5cmで両面にビロード状の蜜毛が生え、先は丸く全縁かまたは多少の純鋸歯がある。頭花は青紫色で、中心が黄色3.5~4cmある。総苞は半球形、総苞片は線形で3列に並ぶ。和名は達磨菊で盆栽状の草姿によるが、またとくに丸い葉をダルマに例えたともいわれる。花期8~11月飼育地は中国地方九州の海岸。「寒菊の気随に咲くや藪の中 来 山」「寒菊を憐みよりて剪りにけり 高浜虚子」「寒菊の霜を払つて剪りにけり 富安風生」「冬菊のまとうはおのがひかりのみ 水原秋桜子」 「霜菊や岸に及べる舟の波 岡本 眸」」「冬菊や時計の針の午後急ぐ 安部みどり」(枯れ菊を刈らんと思ふ今宵かな ケイスケ)