ムラサキハナナ:諸葛菜.花大根(アブラナ科;オオアラセイトウ属)花言葉は、知恵の泉。『いちめんのムラサキハナナに埋まりておとぎばなしをほろほろときく 鳥海昭子』「諸葛菜隣へ飛びてあまた咲く 木村美保子」「仏への土塀果てたる諸葛菜 友永佳津朗」【里近く家や居るべきこの吾が目の人目をしつつ恋の繁けく :万葉集巻12-276】今日誕生日の有名人ヨハンシトレウス(1804年);徳富蘇峰(1863年)菅原謙次(1926年)アインシュタイン(1945年)栗原小巻(1945年)五木ひろし(1948年)子の日生れの人。春の畑を鮮やかな黄色に染めるこの花は、おだやかな春の日ざしによく似合う花姿は、「なの花の中に城あり郡山 森川許六」「菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村」菜の花は、菜種油をとるために栽培する油菜と観賞用の花菜の2系統に分かれているが、最近はとくに区別なく、菜の花と呼んでいる。「諸葛菜地を踏むまでに夫癒えよ 石田あき子」「東京を一日歩き諸葛菜 和田悟朗」(むらさきが 黄色に替えても アブラ菜科 ケイスケ)
雪柳(バラ科)花言葉は、殊勝、可憐。愛らしさ。柳のようにしなり、うねる枝に雪のように白い小花をいっぱいに咲かせる。花自体は小さいが、無数に咲くのでボリュームだあり、散った花びらで地面が眞っ白になるのも風情がある光景です。別名「小米花」と書いて花を白米に見立てた命名。中国ではまるで雪が吹きあげているように見えるというので、噴雪花と呼ぶ。「花屋の荷花をこぼすわ雪柳 大谷碧雲居」「みな花のかたちにてゆきやなぎの花 日野草城」「鉄橋のとどろきてやむ雪柳 山口誓子」「雪柳ふぶくごとくに今や咲く 石田波郷」「雪柳明治を語るひとも亡し 三橋鷹女」「暮れてゆく花のかたまり雪柳 湯浅桃邑」(ゆきやなぎ 苑を白くし 土隠し ケイスケ)
デージー;雛菊;延命菊;長命菊(キク科)イタリアの国花。ヨーロツパ原産の観賞用植物。日が昇ると花を開き、日が沈むと閉じる性質があるため、花を目にたとえた言葉、「day'S eye」がデージという名になったと言われる。赤や白ピンクの可愛らしい花は春らしく、明るい屈託がありません。花言葉は無邪気、幸福、美人、どちらも、学名のベリリス(美しい、愛らしい)からついたもの。花径2~3㎝が一般的ですが、5㎝以上の大輪の花を咲かせるものもある。この日(3月4日)生まれの人は、デージーの花のまま、明るく無邪気な性格。年よりも幼く見られがちで、無邪気なあまり、知らず知らずのうちに人を傷つけることがあるので、年齢相応の分別も忘れないこと。「雛菊や亡き子に母乳滴りて 柴崎左田男」ヨーツパ原産のためかこの花を詠んだ句は少ない。また「誕生日の花」は書籍により、様々で統一されていない。私は出来るだけNHKの花暦に従っている。その理由は、毎朝5時45分頃にベツトの横に置いてあるラジオで、今日の誕生日の花と花言葉を聞いてから起きる習慣になっているからである。昨夜も零時の時報を聞いてから床に入る。部屋の気温により、すぐ起きれる時と、途中で朝食用の米を精米して置いてから、再び床に潜り込んでしまうこともあり、ベツトの上の温度計を見てその日の動きが決まる。三寒四温の昨今の行動である。(温度計 頼りに起きる 怠け者 ケイスケ)
巨大地震に端を発した大津波と放射能汚染によって、戦後最悪の災害となった東日本大震災は、今日11日、発生から1年になる。震災被害状況死者1万5854人。行方不明3,155人。避難者34万3,935人。瓦礫3県で2,253万屯。今日は全国各地で追悼行事が行われる。地震発生時刻の午後2時46分、列島は鎮魂の祈りに包まれる。当日の我が家の状況は、脇机の上に置かれていた整理箱が落下位で、整理たんすの上の、小芥子の戸棚も、中身も全て平常通りに鎮座していた。地震の揺れも脇にある仙川に吸収されたのかも知れない。最近都内の地震対策が色々沙汰されているが、普段から十分心がけておかなければなるまい。今日の誕生日の花は、キランソウ;金瘡小草;地獄の釜の蓋;弘法草;風邪薬や高血圧の薬となり、弘法大師が薬草であることを教えられた。(シソ科)花言葉は、あなたを待つています。『地震』などは待つ必要はありません。大震災1年目を迎えて。「待っている人ある故に旅楽し 雅 舟」「人を待ち 人に待たれる春の日の 野のキランソウ 深いむらさき 鳥海昭子」(キランソウ 待ち人知らす 紫紺の布 ケイスケ)
シュンラン;春蘭;ほくろ;ほくり;じじばば(ラン科)花言葉は、飾らない心。20㎝ほどのラン科の常緑多年草で、三月から四月、葉の間から花茎が伸び、先端に紅紫いろの斑点のある薄緑色の花をつける。小さいながら気品が漂い、古くから栽培されてきた。「ほくろ」「ほくり」などさまざまな古名がある。祝いの席で、桜湯と同じように花を塩漬けにしたものを「蘭湯」として供する。「春蘭や雨をふくみてうすみどり 杉田久女」「春蘭の風をいとひてひらきけり 安住 敦」「春蘭や山の音とは風の音 八染藍子」我が家には、シンビジュウム一鉢あり、2~3日前から咲いていたので、昨日2本の花を摘んで、花瓶に挿した。もう何年も経つておるので今年は株分けしないと株が衰えそうだ。時期を見て株分けをしよう。(咲く花は お礼返しの 手入俟ち ケイスケ)
昨夜は長女主催による私の誕生会を開いて頂いた。吉祥寺、中空に浮かぶ小さな隠れ家。新感覚の日本料理店です。コースはその日のスペシャリテを。アラカルトも豊富に。日本酒.焼酎の銘酒と日本各地のワインを数多く取り揃えております。懐かしいJAZZ漂う5Mの天井高と天然木のフローリングには、床暖房完備。遠く新宿のビル街、スカイツリーまで見渡せます。あらかると(一品)1400~。じるコース7,000円たんごコース10,000円わるつコース13,000円るんばコース16,000円(料理長おまかせコース16,000円(要予約)税.サービス料(10%)アラカルトにてご利用の場合はお通し料理(700円)を承ります。注記これには、室内の様子を表す写真4点と料理を表す写真5点。L倍判の説明書。『米山様本日のコース』先付 ほたるいか、蚕豆、とまとのふきよせ、小皿 胡麻豆腐のうにのせ なす、沖縄隠元 お椀 ほたて真丈、沢煮立て お造り ぶり、平目、青利いか、生海苔 焼き物 黒毛和牛ステーキ 焼野菜添え 強肴 ずわい蟹茶わん蒸し 卵黄ソース、トリュフ添え 炊合せ 聖護院大根、鶏味噌掛け 筍 車海老 御食事 いかと大根の炊き込みご飯、三つ葉、香の物、赤出汁 デザート 抹茶アイス、いちご、甘夏。料理長勝又茂美。女将71歳小柄な人。
場所は〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-18-2M-9ビル9F℡0422-27-2593。http://Waltz.9071.co.jp以上であった。企画、目論見と実際にズレがあり、食後にrecipeを請求したところ上記の印刷物2枚が出てきた。食事前にレシピは出すものであり、特に黒毛和牛のステーキは、堅くて味が分からない難物で、大きな減点対象である。この店は、一品料理で確かめる必要あり。帰宅してしてから酔いが周り今朝6時まで熟睡出来た。長女様に厚く御礼申し上げます。御馳走様。今日の誕生日の花は、シバザクラ(ハナシノブ科)合意、一致。「芝ざくら好天あますところなし 石原舟月」「芝ざくら遺影は若く美しや 角川源義」(誕生会 楽しく過ごし 命伸び ケイスケ)
場所は〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-18-2M-9ビル9F℡0422-27-2593。http://Waltz.9071.co.jp以上であった。企画、目論見と実際にズレがあり、食後にrecipeを請求したところ上記の印刷物2枚が出てきた。食事前にレシピは出すものであり、特に黒毛和牛のステーキは、堅くて味が分からない難物で、大きな減点対象である。この店は、一品料理で確かめる必要あり。帰宅してしてから酔いが周り今朝6時まで熟睡出来た。長女様に厚く御礼申し上げます。御馳走様。今日の誕生日の花は、シバザクラ(ハナシノブ科)合意、一致。「芝ざくら好天あますところなし 石原舟月」「芝ざくら遺影は若く美しや 角川源義」(誕生会 楽しく過ごし 命伸び ケイスケ)
コブシ(辛夷;木筆;山木蓮;やまあらぎ;モクレン科)花言葉は、友情、関係。日本全土に自生する、高さ20mにもなり、春、葉に先立って芳香のある白い六弁花をつける。観賞用のほか、建築材などにも使われる。蕾が赤子の拳の形に似ていることからこの名がついたといわれる。「一弁の疵つき開く辛夷かな 高野素十」「雪渓に散りて色なき辛夷かな 西本一都」「わが山河まだ見尽きさず花辛夷 相馬遷子」「満月に目をみひらいて花こぶし 飯田竜太」「風の日の記憶ばかりの花辛夷 千代田葛彦」「山垣の雲ひらきつつ辛夷かな 飴山 實」「花辛夷信濃は風の荒き国 青柳志解樹」「備中の国のあをぞら花辛夷 井上弘美」(道端の 辛夷が咲いて 春を知る ケイスケ)
パンジー;三色菫(スミレ科)花言葉は、物思い、私のことを忘れないで。東アジアの温帯に広く分布し、日本では日当たりの良い山野に約50種が自生する。花は濃紫色で4~5月に咲く。別名「相撲取草」というのは、鍵状の花を互いにひっかけて遊ぶことによる。Ⅷ三色菫」はヨーロッパ原産で園芸品種。「山路来てなにやらゆかし菫草 芭 蕉」「菫ほど小さき人に生まれたし 夏目漱石」「小諸なる古城に摘みて濃き菫 久米三行」「川青く東京遠きすみれかな 五所兵之介」「いくたびも都は滅びすみれ咲く 吉田汀介」(被災地の 焼け野に咲ける すみれあり ケイスケ)
ショウジョウバカマ(ユリ科;ショウジョウバカマ属)花言葉は、希望。山野や渓流沿いの湿めったところに生える多年草。鮮やかな色の見事な花をつける。冬も枯れない、この古い葉の先端から新しい苗が出来る特性がある。春、根生葉は多数付き、この間から高さ10~20㎝、幅1.5~4㎝の茎が立つ。花茎は円筒形で数個のりん片葉をつける。花被片は6個あり、線状倒被針形で長さ1㎝位。質は厚い。花色は淡紅色から濃紅色まで変化が多い。今日は、啓蟄。二十四節気のひとつ。陽暦3月5日頃。『礼記』月例の項に、仲春の月には「啓蟄咸な動き、戸を啓きて始めて出づ」とある。冬の間土の下で冬ごもりしていた虫や、蛙が、春の気配を感じて「戸を啓き」地上に出てくるというあたり、ユーモラスな言葉。まさに「蠢く」という字そのものの気候というわけだ。このころ鳴る雷を「虫だし雷」とよぶ。「啓蟄の虫におどろく緑の上 臼田亜浪」「啓蟄の蚯蚓の紅すきとほる 山口青邨」「啓蟄の運動場と焦土のみ 中村草田男」「啓蟄や生きとし生きるものに影 斎藤空華」(啓蟄に 大震災地 虫動く ケイスケ)
キブシ(木五倍子;花五倍子)花言葉は、出会い。高さ2,3mになる落葉低木。3~4月頃、葉に先駆けて穂のようになった花を沢山垂らす。花序は4~10㎝で雌雄異株。一つ一つの花は鐘形で淡黄色、雌花は緑色を帯びる。谷間でよく見かける花である。「谷かけて木五倍子の花擦れ咲 飯島晴子」「木五倍子咲くや地図には載らぬ道祖神 北澤瑞史」「雨ながら十々里が原の花きぶし 古館曹人」今日は本州全土が終日雨。春雨は古くからしっとりとした趣なあるものとして詠まれてきた。春霖は数日間降り続九春の雨、植物の芽葺くには、もってこいの雨。「春雨の上がるともなき明るさに 星野立子」「晴れぎわのはらりきらりと春時雨 川崎展宏」(春雨は 終日暗く なりにけり ケイスケ)