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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話の中で、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲てます。

谷空木

2011-05-31 05:31:32 | Weblog
タニウツギ(スイカズラ科;タニウツギ属)花言葉は、豊満。ドイツの科学者「Weigel」の名にちなむ。北海道西部から中国地方までの日本海側に生育する落葉性低木樹。花時期は5月初旬から中旬。種類は色々あるが、色はピンクが多いい。代表的なものが「谷空木」山間の谷間に多く生え、茎の中が空洞の木であることから、谷空木と呼ばれる。「谷空木植田の面に紅映す 雅舟」「強引と思うばかりに蜂もぐる筒花やらぐタニウツギかな 鳥海昭子」「渓うつぎ濃きときめきの一途なり 文挟夫佐恵」「渡れば渡りたき瀬や谷空木 神尾季羊」「かくばかり雨の降らくにほととぎすうのはな山に鳴くらむ 万葉集」私には、一度見てみたい樹木の一つ、色鮮やかに連なるさまは見事であろう。

二人静

2011-05-30 06:43:28 | Weblog
二人静(センリョウ科)花言葉は、何時までも一緒に。低山地に生えるセンリョウ科の多年草の花。同属の一人静が通常一本の穂状花序を出すのに対して二人静は普通二本で、白い細な花を開くことから名付けられた。「群れ咲いて二人静と云うは嘘 高木晴子」「二人静に跼みて高野詣でなる 村越化石」「道暮るる一人静も去りしごと 伊沢正江」「花了へてひとしほ一人静かな 後藤比奈夫」「一人静踏まねば行けぬ竹の奥 島谷征良」「沈む日にまゆはき草の独り言と 吉本みよ子」 一人静は赤紫色の若葉の間に白色の花をつける。高さ15~30cm。葉は楕円形で輪生する様に付く。源義経が愛した静御前になぞらえてこの名がついた。「きみが名が一人静といひにけり 室生犀星」「一人静か二人静かも摘む気なし 杉田久女」「草籠に一人静も刈られたる 水原秋櫻子」「人にそう呼ばれて一人静なり 橋 開石」「花了へてひとしほ一人静かな 後藤比奈夫」「一人静むらがりてなほ淋しけれ 加藤三七子」「滝の道一人静は花終えし 大芝湘南星」「一人静樵夫の道も絶えにけり 谷 迪子」(数々の 句を残しをる 一人静かな ケイスケ)

セツコク

2011-05-29 07:14:22 | Weblog
セツコク:石蔛(ラン科)花言葉は、あなたは私を元気ずける。双子葉類、合弁花類、離弁花類、等概して単子葉類やシダ類には、日本でランという名の付く植物が多いい。葉は常緑で、茎は草本であるが、やや木質化し、森林中で樹上に着生しているさまが、ラン科のナゴラン、カヤラン、フウラン、ムギラン、ヨウクラン、セツコクなどのように着生ランに似ているからだろう。葉は二枚対生することが多く、三枚以上輪生することもある。葉の形は狭く長く、肉質である。葉の縁に鋸歯がある点は、ラン類に似ていない。夏の頃、茎の頂の葉腋から短い花梗を出し、その先に長さ2cm位の淡紅色の花を1個つける。夫々の花を見分けるのはかなり難しそうだ。多くは近畿以西の温暖な地域に見られ四国、九州、沖縄諸島に分布している。奈良県北部吉野郡上北村にあるシンシラン郡落は、北限地帯に意味で昭和7年に天然記念物に指定された。この花を詠んだ句は見当たらない。静かに保存される植物だろう。

関東梅雨入り

2011-05-28 05:15:23 | Weblog
関東梅雨入り史上2番目の早さ。気象庁は27日、関東甲信越と東海の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。各地方とも平年より12日、昨年より17日早い。統計を取り始めた1951年以降で、関東甲信越は63年の「5月9日」に次いで2番目、東海は3番目の早さ。気象庁によると前線が活発化するために、関東甲信越では、今後1週間、雨や曇りが続く見通し。また30日から31日にかけては台風2号の影響を受ける恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。「摂津より河内がくらし走り梅雨 米沢吾亦紅」「五位鷺の声したたるや走り梅雨 市村究一郎」「こもりくの初瀬の梅雨のはしりかな 太田鴻村」「北海の梅雨の港にかゝり船 高浜虚子」「梅雨ふかし猪口にうきし泡一つ 久保田万太郎」「梅雨の瀬の簗駆けのぼる最上川 水原秋櫻子」「妻とあればいづこも家郷梅雨青し 山口誓子」(五月雨 みつめおりたる 我が背なに 冷たく落ちぬ 梅雨冷やかに ケイスケ)

地震予測出来ず起訴

2011-05-27 04:59:45 | Weblog
地震予測出来ず起訴。2009年4月イタリヤ中部「ラクイラの」震災で、ラクイラ地裁の予審判事は、25日イタリア政府防災委員会に所属する地震研究者ら専門家7人を過失致死罪で起訴した。前兆と見られる微震が相次いだのに、住民への適切な情報提供を怠ったとしている。自然災害を予知できなかったことが罪に問われる異例の裁判となる。イタリア国内メディアの報道によると、地元では同年1月半ばから震災までに約200回の微震が観測され、大地震の前兆との見方が広がっていた。しかし、自然災害の危険性に関する判断を任されていた専門家7人は、震災1週間前に「大地震が起きる可能性は低い」との見解を表明。住民に自宅にとどまるよう呼びかけ、これが死傷者の増大につながったとされ、起訴にふみきるった。日本と同様国土の大半を海に囲まれているイタリアも地震の多いい国であるようだ。日本の場合も3月12日より2ヶ月以上経つたのに、毎日のように余震が続いている。一刻も早く治まることを願わずにはいられない。昨日の読売新聞夕刊「、ローマ駐在記者=末続哲也氏」の報告より。今日の誕生日の花は、アマリリス。ヒガンバナ科花言葉は、誇り。おしゃべり。花径10~20cmの見事な6弁の花。筒状で百合のような花。色は白、ピンク、赤などで単色のほかに、縞模様や緑の模様のあるものもあり、何れも典雅な雰囲気を漂わせる。「首まげて人を待つなりアマリリス 石井 保」「あまりりす妬みごころは男にも 樋笠 文」(アマリリス 数を並べて 誰を待つ ケイスケ)

金魚草

2011-05-26 05:42:12 | Weblog
金魚草(ゴマノハエ草)花言葉は、清純な心。赤、白、黄色などの柔かい花は、名前通り水中をひらひらと泳ぎまわる金魚のイメージ。甘くロマンチック雰囲気の、春らしい花です。英名はスナップドラゴンですが、これは花の袋の部分を摘むと、唇弁が竜の口のように開くのでついた名だとか?西洋では、この花の香りが悪魔を追い払うといわれ、中世のころは、家の入口や家畜小屋にぶら下げて魔除けにしたそうです。花言葉には、ほかに、「でしゃばり、おせっかい」、と書かれた本も有るが、「清純な心」と表現があまりにも違うのはどうしたことか?この日生まれの人は、見掛倒しの相手に夢中になつたり、不倫に溺れたり、恋愛トラブルの多い人、甘い嘘をすぐ信じてしまうからだとか。冷静な目を持ち、周囲の忠告を聞くことが必要とのことですが、果たして如何でしょうか???。「金魚草よその子すぐに育ちけり 成瀬櫻桃子」「雨荒くなる金魚屋の金魚草 大木あまり」「「やわらかに金魚は網にさからひぬ 中村汀女」「膝付き手金魚の池に親しめり 山口誓子:金魚池渾天映りゐたりけり 山口誓子」「金魚屋のとどまるところ濡れにけり 飴山 実」昔は金魚を売りに歩く行商があつたが、近頃は見当たらない。(今は無し 金魚え金魚と 叫ぶ声 ケイスケ)

霞草

2011-05-25 05:55:03 | Weblog
カスミソウ(ナデシコ科)花言葉は、清い心、思えば思われる。中央アジア原産のナデシコ科の一年草。切り花にしたり花壇に植えたりする。高さ40~50センチで、白い五弁の小さい花をびっしりつける。それがけぶっているように見える処から「霞草」という。花束に添える花としてよく使われる。英名=Bbaby,s breath(ベビーズ.プレス;赤ちゃんの吐息)「はつきりと咲いてゐるしかば霞草 後藤比奈夫」「セロファンの中の幸せかすみ草 椎名智恵子」「乳母車通ればそよぐ霞艸 石原八束」(嶺遥か 一面白き 霞艸 ケイスケ) 

芍薬

2011-05-24 05:27:21 | Weblog
昨日は、大賀祐二君来宅。パソコンのメンテナンスをして貰う。時折整理して貰わないと、余分なごみが貯まるようだ。時折ゴミ箱への処分が必要の様子。今後要注意。さて今日は、芍薬(ボタン科)花言葉は、恥じらい、はにかみ。多年草本の花。高さ60~90cm。一株から数本の茎が直立、分岐した茎頂の五月ごろ数個の大輪花を開く。花弁は10枚内外、花色は白や紅。花の姿が美しいところから、顔佳草ともいう。中国では「花の宰相」と呼び、牡丹の「花の王」と対比される。根は薬用になる。「芍薬のツンと咲きけり禅宗寺 一 茶」「芍薬やおくに蔵ある浄土寺 大江丸」「左右より芍薬伏しぬ雨の径 松本たかし」「芍薬や剪りたての葉のぎしぎしと 佐野青陽人」「芍薬のうつらうつらと増えてゆく 阿部完市」「芍薬やつくゑの上の紅楼夢 永井荷風」「芍薬の一ト夜のつぼみほぐれけり 久保田万太郎」「芍薬の蕾の玉の赤二つ 前田普羅」「芍薬や棚に古りける薬箱 水原秋櫻子」「芍薬や枕の下の金減りゆく 石田波郷」今朝は雨。梅雨入りが近いのか?「梅雨寒し縷々トラジオの「尋ねびと」伊丹三樹雄」東日本大震災の被害地には、今年の梅雨は厳しすぎる。(奥州路 梅雨雲おもく 歴史の幕は なほ続くいま ケイスケ)

アマドコロ

2011-05-23 05:17:50 | Weblog
アマドコロ:甘野老(ユリ科)花言葉は、心の痛みが判る人。山野に生える多年草。高さ40~60cm。茎は弧を描いて立ち、楕円形の葉は二列に互生する。5~6月は葉の横から花柄を伸ばし、1~2個ずつ花を付ける。長さ約2cm、淡緑色の筒状の花である。「甘野老」は横に伸びる地下茎が太く、ヤマイモ科の野老に似て、甘味があるところに由来。「大和本草」には、「黄精;アマドコロ」とある。「水漏れ日と親しみ咲ける甘野老 福原十王」「あまどころ夕日さびしくさしにけり 行方克己」「道しるべともなく傾きあまどころ 和田暖胞」(花白く 日陰にありて 花光りおる ケイスケ)昨晩は管理組合の総会あり、平成12年9月以来会計理事を務めたが、10年を超えるので、願い出て担当から離れることし、了解を得る。

ミカン

2011-05-22 08:23:02 | Weblog
ミカン(ミカン科)花言葉は、親愛。柑橘類の花の総称で蜜柑の花は、多くは5~6月頃咲く。小さい白色の五弁の花で、香りが高い。普通蜜柑といえば紀州蜜柑や温州蜜柑の事だが、そのほかに、柑子.橙.金柑.レモン.オレンジ.朱欒.柚子.仏手柑.九年母。などのミカン科の植物はほぼ同じ時期に花を付ける。また橘は日本でただ一つ野生する蜜柑の仲間で、その花の芳香は『五月まつ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする 古今和歌集』と詠まれて以来、昔の想い出を誘うものとして親しまれた。紀州蜜柑は橘の系統を引いているといわれる。「髪のびし旅人みかんお花の香に 山口青邨」「潮風のやめば蜜柑の花にほふ 瀧 春一」「花みかん匂ふ淡さの母子星 田中みどり」「花蜜柑匂ひ夜の潮みつるなり 椎木 嶋舎」「蜜柑咲く夜は雨にほひ人待たる 那須乙郎」「全山に蜜柑花つけ通過駅 斎藤おさむ」(我家にも 蜜柑花咲き 蜂きたる ケイスケ)