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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話の中で、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲てます。

ヒトリシズカ

2012-04-03 07:21:13 | Weblog
ヒトリシズカ;ヨシノシズカ(センリョウ科;センリョウ属)花言葉は、隠された美。山地の林下や日の当たる草地に生える多年草。茎は数本から多数が直立し、高さ10~30㎝。数個の節にりん片葉を対生する。茎の先に4枚の葉が輪生状に対生し、白色で長さ1~3㎝の穂状花序を1個立てる。和名の一人静はこの姿による。別名吉野静は、吉野山に舞う静御前の姿に見立てたものを言う。花弁はなく、雄蕊の花糸3個が白く、長さ3㎜あり、水平にでる。花期4~5月。同類に二人静があり、これは静御前とその亡霊の舞姿にたとえたものという。「きみが名か一人静といひにけり 室生犀星」「草籠に一人静も刈られたる 水原秋桜子」「一人静か二人静かも摘む気なし 杉田久女」「人にそう呼ばれて一人静なり 橋 石」「花了へてひとしほ一人静かな 後藤比奈夫」「一人静むらがりてなほ淋しけれ 加藤三七子」「滝の一人静は花終へし 大柴湘南星」「一人静樵夫の道も絶えにけり 谷 迪子」(野辺とほく 一人静の 花見得ず ケイスケ)

エイザンスミレ

2012-04-02 07:15:40 | Weblog
エイザンスミレ(スミレ科;スミレ属)花言葉は、茶目つ気。花の形が、大工道具の”墨入れ”に似ていることによので、スミイレからスミレになつたという。学名Vioramandshuria。菫の種類は全世界で四百種ほど知られ、日本では60種が自生するという。葉や茎にリチンという成分が含まれ、昔は血圧を下げるために食用に供されたという。現在は観賞用に外国種の香菫(バイオレット)やパンジー(三色菫)も早春の庭先を飾る。「山路来てなにやらゆかしすみれ草 芭蕉」「菫程小さき人に生れたし 夏目漱石」「すみれ踏みしなやかに行く牛の足 秋元不死男」「黒土にまげれるばかり墨濃し 山口誓子」「山深みすみれは水の色なさり 川本臥風」「かたまつて薄き光の菫かな 渡辺水巴」我が家の菫は間引き過ぎて少なくなつたので、菫専用のスポツトで多種類の菫を咲かせるか?

APRIL

2012-04-01 07:07:37 | Weblog
座視APRIL私はもう 寒風吹きすさぶ北国の丘を越えました カラマツは みんな花房をつけています 漁夫は 陽光そそぐ海に漕ぎ出て トナカイは 放牧場を跳ねまわり 松はふんわりと 緑の房毛をつきけ 苔がキラキラ光っています 私の通った所では (ヒューマン夫人)この月の名前は「開くこと」を意味するギリシャ語に由来する。ヨーロッパの多くの国々では、四月一日は、もう長いこと、フザケタことをする日とされてきているが、その由来については、まだ満足な説明はされていない。なにも気づかぬ者や、人を疑わない者をだますことに、この日は多大の努力が払われる。イングランドでは、そんな人を「エプリル.フール」(四月ばか)と名づける。またフランスでは”POiSSOndAvrl”つまり「四月の魚」とよばれる。四月二十三日は聖ジョージの日四月二十四日葉「聖マークス.イブ」”四月の陽気、雨と日射しが一緒に”四月の洪水はカエルもオタマジャクシも流し去る”モットー。「おしろいのはげし女給四月馬鹿 日野草城」「指切つて血が止まらぬよ四月馬鹿 石川桂郎」「みごもりしこどもはまことか四月馬鹿安住 敦」「累累と魚の目わびし四月馬鹿 小池文子」(四月馬鹿 人を騙さず だまされず ケイスケ)

甘菜

2012-03-31 05:53:36 | Weblog
甘菜(ユリ科;アマナ属)運が向いて来る。Tulipa(ペルシャ語=頭巾)edulis;(食べられる)=花が頭巾に似ている。春に白く花弁のはっきりした花が咲く。茎の部分は甘い。西アジア、南アフリカ産;山麓や野原、土手などに生える多年草。花茎は15~30㎝、葉は深緑で花茎は、基部につく。花は鐘形で白色に暗紫色のすじがある。同属に、ヒロアマナがある。この花の句は見当たらない。昨晩大賀祐樹君に逢いに行く。吉祥寺駅から京王線井の頭公園駅に行くはずが、買い物をして2階からホーム出て電車が着いたので直ぐ飛び乗ると、着いた駅は西荻窪であった。京王線と、中央線との違いで、直ぐ折り返し吉祥寺に戻る。改札を出ようとするも、シーカが作動せず、駅員に乗り間違いの訳を話すと、入場券代¥120-頂きますとの事で、改札を出ることが出来た。改札を出るともうすでに、約束の祐樹君が待つていた。電車の乗り間違いで、約束時間に約15分遅刻していた。品物を手渡して直ぐに帰宅した。だい失負でした。甘いなあ!今日は運を取り戻そう?

ダイコン

2012-03-30 06:09:06 | Weblog
ダイコン(アブラナ科)花言葉は、適応力。ペレスチナ.コーカサスの原産とされ、古くから東西に広まる。東方に伝えれた大根は、水分が少なく澱粉が多いい系統で、十世紀頃日本に伝わり、更に日本食生活合うよう主要な野菜としておびただしい改良品種が作り出された。巨大な球形の桜島大根や長さ1m以上もある細い守口大根をはじめ、練馬.宮重.聖護院など多数の種類があり、大根は日本でもっとも発達を遂げた野菜となった。古くは「おおね」と呼び、また「すずしろ」といって春の七草の一つに数えられる。近年は品種を選べば一年中収穫できるが、普通は秋に蒔いて冬に収穫する。原産地から西に伝わって欧州で改良されたのが小形の廿日大根である。「すでにして大根の煮え来たりけり 久保田万太郎」「生き馬の身を大根でうづめけり 川端茅舎」「ぬきん出て夕焼けてゐる大根かな 中田みずほ」「大根を抜きたる跡として残る 岸風三楼」「大根をさげて富士山見てゐたり 新田次郎」「大根負う腰入れ直し荒磯道 岸田稚魚」「流れ行く大根の葉の早さかな 高浜虚子」横の仙川の瀬が黄色い花で埋め尽くされている。大根の花の様に見えるが、近寄り抜いて見る事が出来ない。水辺まで約2m以上の石垣であるために。(花観得て 届かぬ黄色 大根の群れ ケイスケ)

カタクリ

2012-03-29 06:04:44 | Weblog
カタクリ(ユリ科;カタクリ属)花言葉は、初恋。山野に群生する多年草。高さ15㎝ほどの茎の先に、径4~5㎝もある大輪の紅紫色の花を開く。葉は淡緑色で、表面には紫色の斑紋があるが、生育地によっては、まったくないものもある。輪茎から昔はカタクリ粉をとった。私がカタクリを初めて見たのは、東照宮脇にある日光植物園に立寄っ折に最初に見て写真を撮ったのが1996年であつた。『者の夫の 八十(やそ)少女らが くみまごう 寺井の 堅香子(かたかご)の花 大伴家持』「片栗へ屈みて同じ陽を受けし 川島 由美子」「片栗の一つの花の花盛り 高野素十」「片栗の花の韋駄天走りかな 綾部 仁喜」「山の湖かたくり花濃かりけり 星野麦人」「かたくりは耳のうしろを見せる花 川崎展宏」「かたくりな葉にかたくりの花の影 鍵和田柚子」「どの花となくかたかごの昃りたる 深見けんじ」「かたかごが咲山神はす少彦 下田 稔」「潮騒や片栗の花うすれゆき 村上しゅら」。昨日は晴天に誘われて仙川公園の観梅に行く。白梅、紅梅とも満開の状況で、鶯が頻りに蜜を求めて飛んでいた。「梅一輪一輪ほどの暖かさ 嵐 雪」(梅咲いて 赤白梅の 素晴らしき花 ケイスケ)

ソメイヨシノ

2012-03-28 06:38:14 | Weblog
ソメイヨシノ(染井吉野)バラ科;花言葉は、優れた美人。日本の桜と言えば、染井吉野が独占の状態である。明治の初期に駒込染井吉野があった植木屋空売り出された桜で、東京市内の主な地に植えられた次第に全国に売り広められた。当初は吉野桜の名であったが、吉野山にある古来からの山桜とは種類が違ううので、混同を防ぐために、博物局天産部の天野寄命氏が、誕生地の染井の名をとって、染井吉野と改めた。この原木は今も小石川植物園の正門の近くに(孫生)が残っている。成長が早く、山桜と違い葉より先に花が出て大枝を隠すほど、花がつき、花蘭万とか、花の雪とかの喩えに合致する。「ひとさまざまの事思ひ出す桜かな 芭 蕉」「観音の 大滋の桜 咲きにけり 正岡子規」「大空の 鏡のごとき さくらかな 高浜虚子」「光陰の やがて淡墨 桜かな 岸田稚魚」「この様に桜の句は沢山詠まれているが、桜の種類分けした句は詠まれていない。命名者より早くから詠まれているからだろう?近くの仙川公園の梅は咲いたか、桜はまだかいな?今日は天気が良いので久しぶりに公園を覗いてみよう。寒が長かったので、桜は4月には入ってからだろうか?(日本一 染井吉野は 江戸の花 ケイスケ)

ヒヤシンス

2012-03-27 05:56:31 | Weblog
ヒヤシンス(ユリ科;紫色)花言葉は、控えめな愛;悲哀。ギリシャ神話では、この花は美しい少年ヒヤキントスの生れ変わり。ある日ヒヤキントスが太陽神のアポロと円盤投げをしていると、二人に嫉妬した西風ゼフィルスが強風を吹かせ、円盤は少年の顔に当たってしまい、このとき流れた少年の血の中から生まれた紫色の美しい花。それがヒヤシンス華やぎと共にそこはかとない淋しさのある。魅力的な花です。この日生れの人は、上品なものごしで容貌もすぐれ、男女とも、とてももてるタイプ。初対面の人に猛烈にアタックされたり、考えもしなかった人に告白されたりすることもあるとか?(ただし2月17日生れの人)。ヒヤシンスの花(ピンク色)は江戸時代に、錦百合の名で珍重されましたが、明治になると漢字で「風信子」と書き、ハヤシンスと呼ばれる様になりなつた。花言葉は「スポーツ」と変わる。これは「アポリンとアキントス」が円盤投げをしていたことにちなんでいる。(3月1日生れn人;花言葉は;スポーツ;ゲーム)「園丁や胸に抱き来しヒヤシンス 島村 元」「水にじむごとく夜が来てヒヤシンス 岡本 眸」「ヒヤシンス医師の前なる回り椅子 三見 箕山」(彩りて 競い遇けり ヒヤシンス ケイスケ)

チューリツプ

2012-03-26 07:53:22 | Weblog
チュ-リップ(ユリ科)花言葉は、愛の宣告、魅惑。原産地は明らかではないが、トルコで栽培されていたものが、コンスタンチノーブルから16世紀ニオランダを中心に欧州各地に広まったもので、チューリップの名もターバンのトルコ語チュルベントから出たと言われる。以後、オランダを中心に品種改良が行われ、多数の園芸品種が生れた。17世紀のオランダはチューリップ狂時代。珍しい品種の球根は貴金属なみの価値で取引された,
経済が混乱したという。その後も様々な改良品種が作られたが、オランダ人がもっとも憧れた黒い花のチューリツプは今日もなを幻の花である。我が国では明治に改良種をオランダから輸入し、新潟、富山県で栽培が盛んになった。花と球根が食用になることはあまり知られていない。「ものの芽の全きチューリツプとなりぬ 星野 立子」「チューリツプ見て朝霞なほ深し 水原秋桜子」「チューリツプの色溶け入りてねむき眼よ 草間時彦」「吾子の絵の家より大きチューリツプ 佐藤 半三」「チューリツプ散つて一茎天を指す 貞弘 衛」我が家でも珍しいチューリツプを咲かせたことがあるが一鉢では淋しい過ぎるが畑がないので、その後チューリツプを咲かせたことはない。(ベランダの 1輪のチューリツプでは 淋しすぎ ケイスキエ)

連翹

2012-03-25 09:30:21 | Weblog
連翹(モクセイ科)花言葉は、情け深い、達せられた希望。中国原産の低花木で、気持ちよく伸びた枝に黄色い花をいっぱいに咲かせる。葉が出る前に花が咲くので、枝全体が黄色く輝き、いかにも春らしい軽やかさがあう。英名は花の色形をずばり表現したゴールデンベルです。日本には江戸の初期に伝わり、この花をモチーフにした家紋も生まれました。放射状の花と組み合わせた「連翹襷」という、藤原氏の流れをくんダもので、公家の使う家紋といわれている。日本には大和連翹が岡山.広島.小豆島に自生しているが、観賞用に植えられているものは、中国産である。「連翹月のほのめく籬かな 草野草城」「連翹や真間の里びと垣結わず 水原秋桜子」「連翹の花のまわりの夕明り 及川仙石」「連翹の一枝づつの花ざかり 星野立子」「連翹のまぶしき春のうれひかな 久保田万太郎」(連翹の 黄色い花も 油菜も 黄色く染まり 春の訪れ ケイスケ)