日本語のむつかしさ、おもしろさ、いい加減さに改めて納得した。おおよそ次のような内容であった。「せわしい」と「せわしない」どちらも意味は同じだが、片方は「ない」が付く。通常「ない」は否定形である。国立国語研究所の柏野先生によると、せわしないのないは否定ではなく強調する接尾語だそうだ。(参照:朝日新聞)
少子化で人出不足が深刻な日本では、技能実習生などの名目で海外から32万人以上受け入れている。だが、せわしない日本の研修環境で日本語を学ぶのは至難の業である。外国人を受けtれたかったら、ちゃんとした研修機関と一体的に、きちんとした環境を整えることから始めなければならない。単なるモノ扱いで、人を人間の顔を持つ機械のように弄ぶのは如何なものだろう。ましてや、日本人にも難しい日本語を自力で学ばせるなどもっての外である。せわしない世の中で、技能実習生には少しでも人間らしい対応をして欲しいと願わずにはおられない。