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性善説と性悪説を考えてみる

よく見ると同じカラスでも色や形が微妙に違う
新聞にちらっと”性善説”という言葉があったので、少し考えてみた。
孟子が唱えた『人間の本性を善とみる説』。後輩の荀子(じゅんし)は、この孟子の説を否定して性悪説を唱えた。⇒コトバンク

政治家の世襲制について
性善説に立つと、政治は国民のために日夜奮闘して、その崇高な奉仕の精神を子や孫に引き継ぐのが立派な政治家である。
性悪説に立つと、政治の生業は一朝一夕にはできないので世襲制こそが一番安上がりである。そして、一族の子孫繁栄のため、ひいては選挙区への利益誘導のためになくてはならない。

要するに、人は本来いい人であるとするか、用心しないと何をするかわからないとするかである。だから、一見いい人に見えても用心することを怠ってはならないのであろう。つまりは、大昔の偉い先生に異を唱えるつもりはないが、一般社会では十把一絡げの性善説とか性悪説とかは使わないほうがいいということだ。新聞なんかに安易に使われる言葉ではないと思うがどうなんだろう。
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