日本では南海トラフという激震があったが、太平洋を挟んだ先にはトラフではなくトランプ氏とハリス旋風の大統領選挙が熱を帯びている。勝ち負けは初めから解り切っていることらしいが、その差がどれだけかが一番の問題だろう。コテンパになるほど大きな差が開くと、抱えている訴訟問題にも大きく影響するだろう。それにもまして、その支持に回った議員たちがどのように釈明するかが一番の関心事になる。
アメリカも、もうそろそろちゃんとした人が治める国でないと、日本をはじめとする同盟国が右往左往することになる。情けないことだが、アメリカがくしゃみをすると日本は咳が出て熱が出て汗をかいて大変な病気を誘発してしまう。韓国でもドイツでも対等に近い同盟国だというのに、この日本だけは優柔不断でズルズルべったりである。日本でも保守だろうが革新だろうがどこでも構わない。属国まがいではなく、独立国としての矜持を持った指導者が出てくることを心から望む。