朝日のデジタルアンケートに、「東京五輪・パラリンピックをどうすべきか」への回答が出ていた。
中止すべきだ 702回答
来夏以降に延期開催すべき 105回答
来夏に開催すべき 73回答
90%の人が来夏の東京五輪は無理だ思っているようだ。この数字は非常に重い数字だ。このまま都や国が強行するとなったら、民主主義は無くなったも同然だろう。平和の祭典も台無しだ。近隣諸国と仲の悪い国が五輪などを開くのは土台無理があった。サッカーのワールドカップも敢えて日韓共同開催になったように、世界は日韓の中の悪さに、イヤーな思いを抱いているのではないか。
過去のいきさつはどうであれ、礼を失するような2国の振る舞いは目に余る。両国に料簡が狭い人間が上に立つといつもいがみ合う。一国民として恥ずかしい限りである。
話しを戻すと、東京五輪の芽は90%無くなったようだ。高校球児もそうだが、五輪を目指していたアスリートはショックだろう。だが、アスリートや高校球児は普通の者以上に精神的にも逞しいと思う。あの治療途上の池井選手まで起用して五輪の火を消すまいとする悲壮感には同情も多いが、それ以上に無理なものは無理だという声が大勢である。「中止すべきだ(702回答)」にその思いが詰まっている。