振り向けば大宮の夜が明ける。 少し変わった角度から眺めるの!

大宮在住。
伸び行く大宮市、
その時々の目に留まったことなどを楽しくユーモアも交えて
書きたいと思います。

大宮鉄道博物館にいる第一号機関車の図入り解説!

2019-01-08 22:03:03 | ブログ

第一号機関車の胴体に文明開化の歴史が刻み込まれています。

1871年 英国製と鉄版に記したプレートに忘れ形見の様な郷愁を

覚えます。

金槌一つ見てもあちらのは、とっても大きいんだ。

 

 

 

入口からボウー〜〜ボウー〜〜という汽笛が響く。

こんにちわ、埼玉県大宮鉄道博物館内の展示場入口前にいます。

大宮駅からニューシャトルに乗り一つ目の駅、名前も鉄道博物館駅で

降りて改札からそのまま直で歩き1分で鉄道博物館到着です。

 

 

 

 

 

 

 

日本一号機関車

国指定重要文化財

 

 

 

 

 10両の蒸気機関車とイギリス人の技術者と運転手がやってきた。

 

1872年9月12日(太陽暦10月14日)

新橋==横浜間開通

 

 

 

 

アレ? これは開通時のものではないよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやく、はやくう。

オーイ、まってくれ。

 

新橋駅待合室

遅れてくる乗客

チケットはもの凄く高くてお金のある商人などとお偉いさんしか

乗れなかったが、

一般の人の見物客でにぎやかでした。

 

 

 

 

1882年 イギリス ビクトリア駅

 日本は今師匠に恩返しをしていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1871年 (明治4年)

バルカンファウンドリー製造

150形式

150番号

 

 

 

 

赤い長四角の線の入れ物は、水のタンクで温度を調節する。

その上に水の流れるパイプが見える。

 

 

 

 

左のマーク 製造銘板

A1  形式銘板



 

 

 

運転台の前に窓が二つ

客車の上に人がいます

 (今はお人形さんいません)

 

 

 惜別感無量

昭和5年6月島鉄社長 

植木元太郎

 この方が自宅の庭に置いていたのを寄付したのだそうです。

身が切られる思いをした事でしょう

九州の方だそうです。

 

 

 

1871年 (明治4年)

バルカンファウンドリー製造

150形式

150番号

 

 

 

 運転台の前窓が見える

 

 

 

 

イギリススタイル

1870年後半に京阪神で使用された客車

マッチ箱のような小さな客車と書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

木胴車輪

車輪は当初、輪心に樫の木を使った木胴車輪(マンセルホイール)が使われて

いたが、やがて鉄製の「スポーク車輪」などに変わっていきます。

 

 

 

 

◎木製車輪

1888年(明治21年頃) 製造:輪心 神戸工場


車軸 イギリス patent sahft&adxletree

鉄道創業時の車両や初代1号御料車などで使用されたもの。


車輪の胴

板として変形しにくいチーク材のような硬木を使用し、ボスと

リムにボルト締めしたもので、鉄製のsポークで補強した。

走行中の振動や騒音を少なくすることができるが、強度が低く

車両が小型だった時代にしか使用されなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央に通路がある。

開業時1972年の客車は向き合って座っていた。

 

 

 

 戸締用掛金

客室の扉は手動で、駅に着くたびに駅員が外から掛金を外して

扉を開けていました。

 

 

 

 区分室

室内を複数に分けたイギリス型の区分室を採用した客車です。

内部に通り抜けの通路はなく、各部屋に出入りようの扉と、

レールと直角方向の長い腰掛けが付いていました。

 

 

 

 「何してるんですか?」

 「明かりを入れているんだよ。

夕方暗くなると天井からランプを下げるんだよ。」

 

 

 

 照明は油灯が使われ、夜間になると屋根から差し込むように

セットされました。当時の駅や車庫には、照明用の燃料を保管する

レンガ造りの小屋が用意されていました。

 ボランティアのおじさまが答えてくださいました。

有り難うございました。

 

 

ボオー〜〜ボオー〜〜〜という汽笛が遠くから響いてきます。

聴くだけで胸をボワンと打ち続けます。

 

 

 

 

新橋駅鉄道館待合室

梅寿国利 画


心が躍りすぎたのか真っ赤で塗りました。 

汽笛いっせい新橋を

真っ赤になってボウー〜〜〜1

 

驚きと喜びに満ちあふれた歓喜の最高の朱色!

文明開化の鐘がなる。


2017年10月16日 イギリスで日立製高速列車がデビューした。

なんと日立が主要な部分を組み立てて輸出し、本体は英国で組み立てる

という、いつか来た道をたどるというため息しかでない状態。

技術立国をとうに捨て去ったイギリスにはビッグバンだ。

、確か31、2年ぶりだと言っていた。

イギリスの産業を次から次に奪ってしまったmaid in Japanだった。

共同体になる時が来た。

フランスが眉をかしげているかも知れないが、大きな基地になるその日を

夢見て。

あのレール沿いにある古いレンガ造りの駅はどうなっているのだろうか。

 

 


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