一日目のブログにも書いたけれど、KING君は、小さい頃にPTL英会話に英会話を習いに来てた・・
KING君はとってもかわいらしい男の子で、とにかく体は小さくて、細くて、色がすごく白くって、きのこみたいにぷるぷるしてた・・
髪の毛は少し茶色くってサッラサラで、天使の輪が見えてた・・
いつも思いっきり笑顔で、楽しそうで・・
短い腕をぺんぎんの赤ちゃんみたいにプルプルさせてひょこひょこ走りまわっていたのを記憶してる・・
とっても元気で明るい子で、外人の先生を「アノ子は元気すぎて大変」とまで言わせたほどなわんぱく坊主だった・・
そのKING君が、ある日突然学校に行かなくなって、それで、家から一歩も出なくなったどころか、子供部屋からも出なくなり、布団の外にも出なくなった・・
表情はなくなって、話をしなくなって・・
もちろん笑顔なんて見せなくなった・・
こんなに小さな子供をそこまでさせてしまうことってなんなんだろう??
っていうか、こんなに天真爛漫で小さな子供の心を、一体どうすれば、ここまで傷つけることができるんだろう?逆に教えて欲しいくらいだ・・
人間の言葉や態度、目つきや表情は、人の心をそこまで殺してしまうことができるほどの威力がある・・それは目に見える結果のようなもので、実はそれはすべて、その人間の心の中にある、否定的な思い・・怒り、苛立ち、不満、不平、嫉妬、憎悪、過去の傷等が、目に見える形になっているのにすぎない・・
人にそれほどの威力があるのなら、それならば、おそらく、もう生きる気力のない、心が傷つきすぎて立ち上がれなくなってしまった魂に喜び、希望、自信、感謝、愛、幸せをもたらすことだってできるはずだ!!
影が暗ければ暗いほど、あたっている光が強いことを逆算することができる・・
それほど傷つけることのできる人間だからこそ、それ以上に強く愛することができる、そんな人間でもあるはずだ・・
さてさて、それはおいといて・・(笑)
今日もまずはTOEICbrigdeのサンプルテストのリスニングを最初と最後にやる。ちなみに答え合わせも解説もまだしていない・・KING君タイプの子は、ただ同じ問題を聞きつづけることで、体が理解していくと、私は判断した・・それが自然な力のつきかただと思ってる・・案の定、11問中最初5問正解だったのが、前回7問。今回8問正解している。11問中11問正解したら、始めて解説をしようと思っている・・
さて、基本文法にまずは力を入れる・・
宿題はやってきた・・
しかし、なんか忘れてしまったようで・・(汗)
もう一度説明して
「ね?思いだしたでしょ?」と聞くと、
KING君は
「なんか、この話生まれて初めて聞くような気がする」と・・(汗汗)
で、今日は現在進行形をやった。
また、私独自の暴力団系文法説明を始める・・
「たとえばね、今、この家(文章)に山口組の親分さん(一般動詞)がいるとするよ。でね、この家に住吉会系の親分さん(be動詞)も入れなきゃならならないんだよ・・
もし、入れたらね、もう一瞬にして殺し合いだよね・・だから、住吉会系の親分さんを入れる前にどうにか対策を練らなきゃならないんだよね。さあ、どうすればいいかな?何か良い方法はある?」
と真顔で質問する・・もちろん、これは真面目な文法授業なので・・
KING君はすこし笑いそうになっている・・
しかし、笑うとこまではいかない・・
KING君は真剣に良い方法はないか、考えている・・
「じゃあ、その二人の親分さんたちより強い人を探してこなければ」
「なるほど!そうすれば、二人の言うことをきかせられるってわけだね!
あ、でもね、それは人間界では良いんだけど、英語界にはこの二人以上に強い人はいないんだよ・・」
KING君はさらに真剣に考えはじめる・・
で、私が言った
「どっちかをおかまさんにしてしまうってのはどうだろう?」
KING君はもうすこしで笑ってしまいそうなのをこらえている・・
「この人は真剣な顔をして何をいいだすんだろう」という表情で私を見ている・・
「やっぱりサ、男が二人家にいるから闘争心が沸いてしまうわけで、おかまさんなら、別に、同じ家にいたって、かまわないって思うんじゃないかな?」
なぜかKING君は深くうなずき、納得している・・
「人間界には大きく分けて3通りのおかまさんたちがいると思うんだけど、それはどんなおかまさんたちかな?」
「まずはニューハーフさん。」
「そうだね、彼女達は、きっと体は男だったけど、心は最初っから女だったんだろうね・・そしてニューハーフさん達は、とっても綺麗だよね」
「それから、歌舞伎町とかによくいる、かわった格好をしているおかまさん」
「あの人達はニューハーフさんではないの?」
「え・・だってあの人達、わざと奇抜なメークとかしてるよ」
・・・・・・これはなんのお勉強なのか・・(汗)
いや、コレは立派な英文法のお勉強なのだ・・
「それから、ハードゲイの人達とかいるよね・・あの人たちは、なんか男ってカンジだよね・・なぜか彼等は体を鍛えてるんだよね・・なんでなんだろうね」
「あ、このあいだ映画見てね・・その映画はハードゲイさん同士が愛し合う映画で、その人達が愛し合っている姿をずっと描写してるんだよね・・これは同性愛者に関する社会的な問題を提示した映画なそうなんだけど・・ずっと見続けるのはなかなか微妙だった・・」
いやいや話しが盛り上がるが、そろそろ本題に移らねば・・
「さて、実は英語界にも三通りのおかまさんたちがいるんだよ」
KING君の口が少し笑いそうになっている・・
いや、私も笑いそうだ・・
しかし、ここまで話がエスカレートしているにもかかわらず、会話の路線はあくまで、お勉強、真面目な空気が流れ、笑ってはいけないような空気に依然つつまれている・・
「まずは、ingをお尻につける動名詞おかまさん、それからtoをつける不定詞おかまさん、そして分詞おかまさん。その分詞おかまさんはさらに過去分詞おかまさんと現在分詞おかまさんに別れるんだ・・
そして・・そしてね・・」
KING君はついに笑いをこらえきれなくなっているようだ・・
笑ってはいけない、笑ってはいけないと思えば思うほど、人間というのは笑ってしまうものだ・・
私も笑いをこらえきれなくなってきている・・しかし必死に笑いをおさえる・・
そして、いたって、真剣な表情をかろうじて保ったまま、私は叫んだ!!
「この現在進行形にするために、現在分詞おかまさんにしてしまうんだよ!!」
ついにKING君は笑ってしまった・・
ヒクヒク言いながら笑っている・・
私も笑ってしまった・・
そう・・KING君が笑った・・
KING君の笑顔、見たの何年ぶりかな・・
KING君はとってもかわいらしい男の子で、とにかく体は小さくて、細くて、色がすごく白くって、きのこみたいにぷるぷるしてた・・
髪の毛は少し茶色くってサッラサラで、天使の輪が見えてた・・
いつも思いっきり笑顔で、楽しそうで・・
短い腕をぺんぎんの赤ちゃんみたいにプルプルさせてひょこひょこ走りまわっていたのを記憶してる・・
とっても元気で明るい子で、外人の先生を「アノ子は元気すぎて大変」とまで言わせたほどなわんぱく坊主だった・・
そのKING君が、ある日突然学校に行かなくなって、それで、家から一歩も出なくなったどころか、子供部屋からも出なくなり、布団の外にも出なくなった・・
表情はなくなって、話をしなくなって・・
もちろん笑顔なんて見せなくなった・・
こんなに小さな子供をそこまでさせてしまうことってなんなんだろう??
っていうか、こんなに天真爛漫で小さな子供の心を、一体どうすれば、ここまで傷つけることができるんだろう?逆に教えて欲しいくらいだ・・
人間の言葉や態度、目つきや表情は、人の心をそこまで殺してしまうことができるほどの威力がある・・それは目に見える結果のようなもので、実はそれはすべて、その人間の心の中にある、否定的な思い・・怒り、苛立ち、不満、不平、嫉妬、憎悪、過去の傷等が、目に見える形になっているのにすぎない・・
人にそれほどの威力があるのなら、それならば、おそらく、もう生きる気力のない、心が傷つきすぎて立ち上がれなくなってしまった魂に喜び、希望、自信、感謝、愛、幸せをもたらすことだってできるはずだ!!
影が暗ければ暗いほど、あたっている光が強いことを逆算することができる・・
それほど傷つけることのできる人間だからこそ、それ以上に強く愛することができる、そんな人間でもあるはずだ・・
さてさて、それはおいといて・・(笑)
今日もまずはTOEICbrigdeのサンプルテストのリスニングを最初と最後にやる。ちなみに答え合わせも解説もまだしていない・・KING君タイプの子は、ただ同じ問題を聞きつづけることで、体が理解していくと、私は判断した・・それが自然な力のつきかただと思ってる・・案の定、11問中最初5問正解だったのが、前回7問。今回8問正解している。11問中11問正解したら、始めて解説をしようと思っている・・
さて、基本文法にまずは力を入れる・・
宿題はやってきた・・
しかし、なんか忘れてしまったようで・・(汗)
もう一度説明して
「ね?思いだしたでしょ?」と聞くと、
KING君は
「なんか、この話生まれて初めて聞くような気がする」と・・(汗汗)
で、今日は現在進行形をやった。
また、私独自の暴力団系文法説明を始める・・
「たとえばね、今、この家(文章)に山口組の親分さん(一般動詞)がいるとするよ。でね、この家に住吉会系の親分さん(be動詞)も入れなきゃならならないんだよ・・
もし、入れたらね、もう一瞬にして殺し合いだよね・・だから、住吉会系の親分さんを入れる前にどうにか対策を練らなきゃならないんだよね。さあ、どうすればいいかな?何か良い方法はある?」
と真顔で質問する・・もちろん、これは真面目な文法授業なので・・
KING君はすこし笑いそうになっている・・
しかし、笑うとこまではいかない・・
KING君は真剣に良い方法はないか、考えている・・
「じゃあ、その二人の親分さんたちより強い人を探してこなければ」
「なるほど!そうすれば、二人の言うことをきかせられるってわけだね!
あ、でもね、それは人間界では良いんだけど、英語界にはこの二人以上に強い人はいないんだよ・・」
KING君はさらに真剣に考えはじめる・・
で、私が言った
「どっちかをおかまさんにしてしまうってのはどうだろう?」
KING君はもうすこしで笑ってしまいそうなのをこらえている・・
「この人は真剣な顔をして何をいいだすんだろう」という表情で私を見ている・・
「やっぱりサ、男が二人家にいるから闘争心が沸いてしまうわけで、おかまさんなら、別に、同じ家にいたって、かまわないって思うんじゃないかな?」
なぜかKING君は深くうなずき、納得している・・
「人間界には大きく分けて3通りのおかまさんたちがいると思うんだけど、それはどんなおかまさんたちかな?」
「まずはニューハーフさん。」
「そうだね、彼女達は、きっと体は男だったけど、心は最初っから女だったんだろうね・・そしてニューハーフさん達は、とっても綺麗だよね」
「それから、歌舞伎町とかによくいる、かわった格好をしているおかまさん」
「あの人達はニューハーフさんではないの?」
「え・・だってあの人達、わざと奇抜なメークとかしてるよ」
・・・・・・これはなんのお勉強なのか・・(汗)
いや、コレは立派な英文法のお勉強なのだ・・
「それから、ハードゲイの人達とかいるよね・・あの人たちは、なんか男ってカンジだよね・・なぜか彼等は体を鍛えてるんだよね・・なんでなんだろうね」
「あ、このあいだ映画見てね・・その映画はハードゲイさん同士が愛し合う映画で、その人達が愛し合っている姿をずっと描写してるんだよね・・これは同性愛者に関する社会的な問題を提示した映画なそうなんだけど・・ずっと見続けるのはなかなか微妙だった・・」
いやいや話しが盛り上がるが、そろそろ本題に移らねば・・
「さて、実は英語界にも三通りのおかまさんたちがいるんだよ」
KING君の口が少し笑いそうになっている・・
いや、私も笑いそうだ・・
しかし、ここまで話がエスカレートしているにもかかわらず、会話の路線はあくまで、お勉強、真面目な空気が流れ、笑ってはいけないような空気に依然つつまれている・・
「まずは、ingをお尻につける動名詞おかまさん、それからtoをつける不定詞おかまさん、そして分詞おかまさん。その分詞おかまさんはさらに過去分詞おかまさんと現在分詞おかまさんに別れるんだ・・
そして・・そしてね・・」
KING君はついに笑いをこらえきれなくなっているようだ・・
笑ってはいけない、笑ってはいけないと思えば思うほど、人間というのは笑ってしまうものだ・・
私も笑いをこらえきれなくなってきている・・しかし必死に笑いをおさえる・・
そして、いたって、真剣な表情をかろうじて保ったまま、私は叫んだ!!
「この現在進行形にするために、現在分詞おかまさんにしてしまうんだよ!!」
ついにKING君は笑ってしまった・・
ヒクヒク言いながら笑っている・・
私も笑ってしまった・・
そう・・KING君が笑った・・
KING君の笑顔、見たの何年ぶりかな・・