実録!!!不登校・ひきこもりKING君19才がTOEIC 900点を目指す!!

TOEIC990満点講師ウィットロック慶子が記録する、KING君との個人レッスンの実話!ガンバレKING君!!

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何のために学校に行くんだ?「単位をとるために出席する」ということの意味

2008年11月02日 | Weblog
あれから、KING君は、授業、一つも休まず出席してます☆
あ、例外として、音楽は出席してません☆
なぜかというと・・

実は自由の森学園は、音楽の授業は、一回も授業に出なくても単位をくれます。
そのように、音楽科の教員達が宣言してまして、それは今までも、これからも、決して変わることない普遍的ななにか、自由の森学園の大切な意思表示というか・・

なんか、自由の森学園は教科によって自主自立してるみたい・・なんか大学の研究室みたい・・

で、日本語、つまり一般的にいうと国語なんかだと、一番単位に厳しい・・
次に厳しいのは多分社会科・・

ってかんじで、教科別に方針が違う・・

こんな意思決定の自由をはたから見ていて感じるのも、なにか、教員も人として尊重されているような気がして、なんか、気持ちがいいものだ・・

ただ、教科によって方針が違うのは、生徒や親たちにしてみれば、学校としての方針をとらえにくくて、少し戸惑うに違いない・・
でも、「この学校はとにかく人が尊重されるところなんだ」というメッセージは伝わる。

さて、授業に一回も出なくても単位をもらえる音楽科とは何者なのか・・

賛否両論だろう・・

たとえば、私が大学生だったころ、正直、勉強意欲もあるんだけど、なんか、色々他のことにも興味があって、友達とか恋愛とか、バイトとか、充分に心が忙しかったのもあり、ま、自然と、単位のとりやすい授業を選ぶハメになってた・・

てか、ふつうはそうだろね(笑)
だって、簡単に単位をくれる授業があれば、それにこしたことはないもんね(笑)

特別興味のある授業やおもしろい授業、そして特に勉強したいお題目なんかあれば別だが、ま、実はそんな特別な授業なんてなくって、先生も、なんかそんな、燃えてるようにも思えないし、授業きいてても眠くなっちゃって、結局試験前に本から独学するから、ま、別に授業に出るこたないなって・・で、結局甘い先生の授業が人気が出るわけだ(汗)

それでいいのか?ってこと・・
いいのよ(笑)

だって、そんな、自分の勝手だよ・・もう大人なんだから・・

じゃあ、高校生はどうよ??

ふつうの高校は、授業を出なければ卒業できないんで、ふつうは、毎日学校行って、病気でもなけりゃあ、全部の授業に出るわけ。

それは、興味があるからでもなきゃあ、勉強したからでもなきゃあ(ま、たまにはそういう人もいるだろけでお)、ま、「出なきゃならない」から出るわけ・・

そこに、これといって「なぜ?」なんて考える余地もなく・・

でもね、結局、そこで、寝てたり、他のことしてたり、別のこと考えてたりしててもいいの・・とにかく、そこに静かに座ってればいいの・・

それって、なにか意味がある?
時間もったいなくない?

何か得るものがあるとすれば、イヤなことでも我慢して丸一日過ごす練習くらいかな?

で、結局、あまりものごと深く疑問ももたずに、やるべきことだけ、とりあえず、静かにこなす、典型的な日本型サラリーマンの養成所と化すわけだ・・

おっと、言い過ぎた・・すまんすまん(何それ?)

で、昔は自由の森学園は、この現状に疑問を持ち、「授業は何のために出席するんだ?」という問いかけをし、

そして、「単位のために出席する」ことに意味をもたせないために、出席しなくても卒業できる体制ができていたらしい・・

だから、先生も大変だ☆

出席しなくても卒業できるんならば、子供達が出席する唯一の動機は「授業を受けたいから」しかないわけだ!!

それで、子供達が受けたくなるような授業をするために、先生達は、先生として、とっても魅力的になっていくという仕組みで、これはこれは、教育のあるべき姿なんでないかと・・

だから自由の森学園の先生って、みんなおもしろくって、興味深い授業してるよ☆

でも、まてよ、これって、あたりまえでないかい?
いやいや、つまり、私達、つまり、私設の英会話スクールとか塾とかでは当たり前のことよ・・

だって、良い授業しなきゃ、誰も来ないんよ・・

しかも、数多い、他のライバル達と常に競争してるんよ・・

学校だってそうあるべきよ・・

ま、それはいいとして、

でも、その、昔の自由の森学園のやり方で、本当に何もしないで卒業していく様をみるに、実際理想に思い描いていたような、崇高な現状・・になっている子もいるが、現実、ただ、KING君みたいに不登校の子が不登校のまんま卒業したり、少年院のお勤めを終えていらっしゃった子達が遊んでるだけのまんま卒業したり、なんか、コレって、「金で高校卒業の資格を買う」行為になっちまってるかも、てな感をもつ人も多かったんだろな・・

それで、5年前くらいかな、出席しなきゃ単位がもらえない仕組みに変わったらしい・・

その時は教員の中でも賛否両論があったらしく・・
それで、教科によって、考えが違ってるんだろな・・

音楽科の考えは、私の思うに、多分こんなカンジなんじゃないかと思う・・
「自由の森学園の音楽科で学ぶことは、年末の音楽祭や卒業式での全校生徒合唱にみられるような、意図していない、人間の素直な、なにものにも操作されずに、自発的に体の奥、または芯からほとばしる、「歌いたい」「歌っててうれしい」というような気持ちがたくさんあわさって、そして、それが相乗効果となり、みんなと声をあわせて一緒に一つの音ができてるのがうれしい、とか、そんな「うれしさや幸福感のようなもの」を体験して、そして、それがしたくて集まってきた子供達、別に集まってこなくたって卒業できるのに、それでも集まってきたくて集まってきた子供達、その子供達が「単位をとるためにイヤイヤ歌う」んじゃなくって、「歌いたい」「このうれしさ、幸福感を共有したい」という思いで一つになるという、この自由の森の音楽の素晴らしさを、これからも大切に守り続けrていくために、「授業にでなくても卒業できる」という方針を一切変えない、その頑固な姿勢をなにがあっても変えないというのは、静かな、けれども強い、そして、生きることとして、人として、とてもゆずることのできない、重要な役割を果たしているんだと思う・・

たいかに、自由の森学園の音楽祭の全体合唱は涙が出る・・

正直、みんなへたくそ!!(笑)だから泣ける・・

上手に歌うことが大切なんじゃない!!

みんな、思い思いの服装で、勝手な方向を向いて、思いっきり口を大きくあけて、腹から歌っているのが見える・・
中には、歌ってない子もいる・・でも、その子も歌わないけど、そこにいたいっていうだけで、見てて泣けてくる・・(だって、そこにいなくても単位はもらえるの)金髪の子・・キャバ嬢みたいな子・・いまにもケンカしそうなイカつい子・・
自分の意志で出てきて、歌ってる・・
人が一生懸命歌ってる姿・・その声・・そしてその空気・・

泣けるんだなぁ~

立派な芸術なんだよ・・てか魂のうたげだよ・・

コレ、絶対変わってほしくない・・

絶対いつまでも、このままでいて欲しい・・

だから、なにがなんでも、音楽科には、この姿勢を貫いて欲しい・・


ところで、KING君は卒業するために必要じゃない音楽には一向に出席する気が、これっぽっちもありません(笑)

それでいいのサ・・
それでいい・・

それでも単位を必ずくれるとすべての生徒に約束している音楽科・・

そして、それでも集まって、幸せそうに合唱しているクラスメート達の姿・・

そして、そこにいっぱいになってる愛・・

それを感じてくれれば良いんだよ・・

人生は今がすべてではない・・

今体験してること、感じてること、それがこれからのKING君を作っていくんだ・・

いつか、KING君が音楽科の愛に涙する日があれば、それでいい・・

そして、なくたって、それもいい・・

さ、12月の音楽祭、全体合唱を聞いて、また、涙して、愛をもらいに、私もいそいそ出かけます・・
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