ケイのさんぽ録

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義兄とのお別れ

2020-04-21 11:30:55 | 日記

4月17日の夜、兄が両親のもとに旅立っていきました。

難産で脳に傷がつき、障害を持ったままの人生でしたが、今はそんな体から離れ自由になっている事でしょう。

高齢になった兄が誤嚥性肺炎を繰り返す度に体力が低下し、ミキサー食になり、歩けなくなり・・・

最後の2年半は止むを得ず施設で暮らしましたが、62年間は自宅で生活したのですから

関わり続けたはげりんは、大変な生活だったと思いますが、楽しかったと言います。

妻の私が言うのも変ですが、はげりんは、とことん優しい人なんですね。

 

兄の葬儀は、私とはげりんと二人で見送りました。

これは、義母が他界した8年前に話しあったのですが、私達3人の誰が亡くなっても自宅に帰らず、

そっと自分達だけで葬儀を行うと決めたのです。

今回、二人で見送ってよかった思いました。静かで穏やかで、周りに気遣いする事なく、ゆっくりとお別れする事ができました。

菩提寺の住職も、いい葬儀だったと言って下さいました。

 

最後に、はげりんが兄の棺に入れた手紙を記録として残しておきます。

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よ!兄貴! 64年間の人生、お疲れ様でした!

今年は新型コロナウイルスの影響で最後の一ヵ月間、兄貴に会えなかったけど、

忘れた事は一日たりともなかったぞ。

毎日、ご先祖様、父ちゃん母ちゃんに兄貴を守ってやってくれってお祈りしていた。

エライ弟だべ(笑)

どうだ?父ちゃんと母ちゃんに会えたか?

両親がいるとこに行けたんだから兄貴も寂しくないよな?

今頃みんなでニコニコしながらこちらの世界を見てるんだろうな。

 

兄貴とは喧嘩も沢山したけど兄貴を思っての事だから悪く思うなよな。

お互いに毎日楽しく暮らせたと思ってるんだけど、兄貴も楽しく暮らせたと思ってるか?

つまんなかったとか言うなよな、贅沢言うもんじゃないぞ。(笑)

 

こっちはまだまだ生きなくちゃならないから、俺とケイちゃんの事を「あの世」から見守っていてくれ。

俺達がピンチの時はご先祖様、父ちゃん母ちゃんと力を合わせて助けてくれよな。

結構期待してるぞ。(笑)

 

それじゃまたな。また会える日を楽しみにしてるよ。でもまだ迎えに来るなよな。(笑)

ご先祖様、父ちゃん母ちゃんにもよろしくお伝え下さい。

 

60年間(俺の年齢)ありがとさん。

 

              兄貴の可愛い弟 〇〇より

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強風で折れた我が家のチューリップ、頑張って咲きました。

 

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。 m(__)m

 

 

コメント (2)
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