高齢化、いや幸齢化ともいわれる今、
「これから、どう生きようかと思案中です」と、
そんなつぶやきを、聞くことが増えました。
(注:幸齢者は和田秀樹先生の提唱の表現です)
そもそも、振り返ると
私の世代は、年上は団塊世代の先輩たち、
年下は新人類と名付けられた後輩たちの狭間の世代でした。
子供の頃は、高度経済成長時代でイケイケドンドンの大人たちを見て、
学生時代は学生運動の荒れた後、なんとな~く虚脱感もありましたね。
その反動でしょうか、『個』と『自由』を理想とし、
『群れない』人がカッコいいと憧れた時もあったと思います。
一方、女子の四年生大学新卒の企業採用など、
ほとんど皆無、縁故採用のみ。
家事手伝いと言う進路が、まだ存在した世の中でした。
つまり、古い保守的な価値観と新たな風潮の両方を混乱しながらも受容し、
時代の変化に抗わず、それなりに仕事に就き、もがいてきたと思います。
そんな私たち、頑張ったよねーと、
今の自分を、自分で褒めていいですよねー
そろそろ、そんな同世代の人たちも退職などを迎え、
今後の生き方を考える時にあるようです。
ネットで溢れる情報には惑わされたくないですし、
一人で、考え込んでも固まるだけ。
気が向いた時に、外に出てお散歩をしませんか?
昔の有名な哲学者の先生が、歩かれた道が京都の哲学の道ですもんね。
歩くことって、心のお散歩にもなりそうです。
軽く歩いて、外気に触れて、季節を感じ、
知らない土地を、ふらり、てくてくと。
家族や同僚といった既存のしがらみからも解き放たれて、
温和な先輩たちの声を、時々耳に挟みながら、歩く。
KDWでは、月に一日、そんな日を楽しんでいます。
ご参加をお待ちしています。
余談ですけど…動画のご紹介です。
それぞれ、みんな年を重ねて、かっこいい。そのままがいい。
時代遅れのRock’n’Roll Band 桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎
時代遅れ、大好きです。
今出川@神奈川