穴子寿司

母の日を前にして、母が穴子寿司好きだったのを思い出した。

川崎で美味しい穴子寿司をにぎってくれる店は・・・、川崎大師の参道に「恵の本」という大衆割烹的な店があったような気がして、webで調べ店に電話をすると、穴子寿司の持ち帰りもできると言う。
よし、母の日は事前に注文しておいて、手土産に持っていこう。そう決めていた。

GWの初日4月29日、女房も子供達もそれぞれ出かけて行ったので、鼻歌交じりでご近所の居酒屋「みその」へと出向いて行った。
一杯やりながらマスターに何気なくその話をすると、「それなら、古市場の味園（みその）の穴子寿司が良いよ」と勧められる。そう、マスターも元々この味園で修行を積んだ後、暖簾分けを受け南加瀬で寿司屋を営んでいたのだ。

南加瀬のみそのさんから紹介されて、と前置きをして”穴子寿司とにぎり”を予約。
そして、1日早い本日、この寿司にビールを添えて実家へ顔を出した。
穴子寿司を目の前にした母の目を輝かせ、「美味しい、美味しい」と言って何個も食べてくれた。

こんなに喜んでもらえるなら、谷中まで足を延ばし有名な「乃池」の穴子寿司にすれば良かったか。
来年の母の日のために、しばらくは穴子寿司の名店探しの散歩に出かけよう。