kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

カブキ

2011年05月13日 | Weblog

生まれて初めて生でカブキを見た。

伝統芸能の歌舞伎ではなく、隈取と毒霧で一世を風靡した元プロレスラーの「ザ・グレート・カブキ(以下カブキ)」を見たのだ。

先日、酒好きプロレス好きの友人からメールがあった。
おやじが以前勤務していた飯田橋界隈に、カブキが経営している居酒屋があるようだが、行ったことがあるか?との問いかけのメールだった。
そんな情報は初めて知ったので、そのお店には行ったことはない!と返信した。

以心伝心、本日、カブキを見に、イヤ、酒を呑みに、やっぱカブキがメインで、酒かカブキか、カブキか酒か。
そんなことはどうでもよく、カブキの店で酒を呑むことになった。



店に入るや生カブキが目の前に現れたが、トーゼンのことながら隈取はしていない。それはどうでも、とにかくカブキがそこに居るだけで嬉しい。カブキが料理を作ってくれ、それをカウンターに出してくれるのが嬉しい。カブキは我々に対して腰が低く、とにかく、とにかく低い。

店内には昭和のプロレスのテーマ曲が流れ、壁にはレスラーの写真がいっぱい飾られている。
メニューもプロレスに関連したものが豊富で、ガッテムポテト、ギブアップ焼き、スモールパッケージ焼き、回転海老固め、等々。

<回転海老固め>


酒、カブキ、海老、とくれば・・・
酒の席とは言え、異種格闘技戦に敗れた「ザ・プリンス・カブキ」は、最近、毒霧も吐かず鳴りを潜めているが、ジャンルは違えど同じ客商売、この腰の低さを見習った方が良いだろう。


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