kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

食材偽装

2013年12月07日 | Weblog

一流ホテルが食材を偽って提供し大きな社会問題となっている。
以前からあったようだが、問題として大きく取り上げられたのは、2013年10月に阪急阪神ホテルズが発表した以降だろう。
阪急阪神ホテルズのそれは、冷凍した魚を鮮魚と、脂を注入した牛肉を使ったものをビーフステーキと表示したことが主なものらしい。冷凍の魚は鮮魚とは言い難いだろうが、脂を注中してもビーフはビーフじゃないかな~、なんて思ったりもする。

その後、次々と一流ホテルから偽装が出るわ出るわ。
リッツカールトン、ヒルトンホテル、プリンスホテル、そして何と帝国ホテルまでもが偽装をしていたのである。
その偽装も、バナエイエビを芝エビと、普通のネギを九条葱と、韓国産栗を和栗と。
そして、何とも凄いのは、奈良の百楽荘という懐石料理の老舗は、100グラム10,000円以上もするキャビアと偽って、同1,000円以下のランプフィッシュの卵を使っていたと言うのである。

まあ、高級食材などとはあまり縁のない爺なので、この手の話題はあまり関心はなかったのだが、行きつけの居酒屋”みその”のカウンターに座るや、ママさんから提供されたつまみは、この店に似つかない、キャビアのチーズ乗っけであった。



キャビアなんて喰ったことないから、そのまま黙っていられたら信じるしかないのだが、「実はこれ、黒く着色されたシシャモの卵なんだって」とのこと。
お通しの胡瓜とワカメの酢の物と、ハイボール4杯、菊水1合に、この豪華な?つまみで2,000円也。
やはり呑み喰いは、高級な処より庶民的な店が一番安心できるのである。

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