kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

球場

2011年11月05日 | Weblog

川崎にはかつて、プロ野球の球団が本拠地とした球場があった。
その名もずばり「川崎球場」。大洋ホエールズの本拠地だった。

川崎球場は、おやじの実家から歩いても15分程の所に位置していたので、家の外に出ると歓声が聞こえることもあった。また、7回裏が終わると無料で入場できたので、チャリをかっ飛ばしてちょくちょく応援に行った。
大洋ホエールズの当時のオーナーであったマルハは、本拠地を横浜に移転する意向を示した。当時、高校生であったおやじは、強く反発し、移転反対署名にもサインしたが、それも叶わず球団は「横浜大洋ホエールズ」になり、湘南電車カラーの個性的なユニフォームは洗練された白とブルー基調のものに変更された。

今日、その川崎球場を含めた近隣の施設で「川崎市民まつり」が開催され、多くの市民で賑わった。
川崎球場は、すでに解体されたが、このようなイベントの会場や、アメリカンフットボールのグランドとして、姿を変えて活躍している。

一方、移転した球団はどうなっているのか。
横浜大洋ホエールズは、横浜ベイスターズになり、オーナーもマルハからTBSになっていた。また、球団経営は大赤字で、身売り話が毎年のように出ては消え、消えては出ている。Net等の関連記事によると、球団と横浜スタジアムの不平等契約が球団運営を厳しいものにしている1つの要因だとも伝えている。

そして、ついにネット系ゲームを運営する「DeNA」に身売りが決まったようだ。
球団名は、本拠地は、監督は?
もう、おやじにはまったく関心の無い話だが、川崎球場で行なわれたオールスターのスターティングメンバーを見ると、少しだけ、ほんの少しだけ熱い気持ちが蘇る。


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