kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

災害

2015年09月10日 | Weblog

けたたましいサイレンにドキッ!とした。

昨晩、仕事を終え、新川崎駅から自宅まで歩いている時のことである。実際には聞いたことはないが、空襲警報じゃないのかと思うほど、大きな音のサイレンが3度鳴り響いたのだ。
サイレンが鳴り終わると、川崎市からの通報が流れた。
その内容は、大雨による土砂災害の危険性があるので、その危険性がある地域の住民は、速やかに避難すること。非難が困難な場合は、急傾斜等の場所から少しでも離れた部屋、高い部屋に移動すること。
つまり、避難勧告である。

我が家は土砂災害警戒区域にあるのだが、突然勧告されても、近くに避難する場所のあてもなく、家族全員が3階で寝るのも無理がある。
雨も、それほど激しく降っているわけでもないので、少し不安を抱きつつも、酒を呑んで床に就いた。

今日は休み。朝から断続的に雨が降っているが、それほど激しくはない。昨晩からの避難勧告は続いているようである。
昼過ぎ、TVを見ていると、とんでもないことになっているではないか。
鬼怒川が決壊し、その付近はまるで湖のように、イヤ、時化た海のような状況になっていて、屋根の上や、電柱にしがみついて救出を待っている人々が多数いる。
真に、鬼が怒った川と化している。

これは映画ではない、こちらも緊迫しながらTVに釘付けになる。
TVに映し出されていた被災者は、自衛隊や県警等の決死の救出活動により、無事難を逃れることができ何より。



それから数時間後、携帯電話が鳴った。
川崎市からのエリアメールで、市全域で避難勧告が解除されたとのこと。

天災は忘れた頃にやって来る、という言葉があるが、最近は忘れる前にやってくる。
この大雨による各地の被害が最小限で済むよう心からお祈りする。

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2 コメント

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地震・雷・火事 (ゴッチのスープレックス)
2015-09-14 20:46:03
その日、川崎の取引先へ打ち合わせで訪問すると一斉にエリアメールが鳴り響きましたが、地震の時の音とは異なり若干柔らかめの音の方で、土砂災害の危険をお知らせするものでした。改めて「水」は命の源である一方、命を奪い取る恐ろしいものだと再認識しました。
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Unknown (kazzdokk)
2015-09-15 21:48:00
地震は起こるわ、阿蘇山は噴火するわ、いろいろあり過ぎです。
日本に安全な場所はあるのでしょうか。
返信する

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