青鹿和男(あおしかかずお)ぶろぐ @日の出町議

日の出町議会議員の青鹿和男です。日頃の活動や意見・思い等をタイムリーに掲載して行きます。

トロッコ車輪を探しています(レールゲージ=610ミリメートル)

2009年05月17日 08時55分18秒 | ピックアップ記事

西東京市にある東京大学院農学生命科学研究科付属農場の軌条(トロッコレール=610mm)を探しています。

東大農場は、昭和10年8月に駒場キャンパスより移転開場され、すでに74年の歴史を刻んでいます。現在、敷地面積は、22.2haあり、畑(14.5ha)、水田(1.5ha)、果樹園(2.0ha)、温室・ハウス(0.2ha)、建物敷地(4.0ha)の構成になっています。

当農場は、ヨーロッパ農業と日本農業を合体した混合農業の形式を継承しています。開場当時は、酪農研究のために「家畜の研究」と、そこから排出される糞尿・糞等を活用し「堆肥」を造り、開墾された農地の土地改良をするという、現在叫ばれている「耕蓄一体型」の循環型農業の研究開発が行われていました。 その研究開発の中心施設が“飼畜場”であり、その施設には乳牛舎を中心として乳牛の他に羊・豚・兎・鶏、鴨等が飼育されており、更にそれらの諸動物を飼育する為の飼料調整室やコンクリートサイロ等が配置されていました。そして、その各施設を連結しているのがトロッコレールで、近代産業で言えば、パイプライン・コンベア等に匹敵する物流装置であったと考えています。この研究開発は、昭和40年代後半まで継承されていましたが、近隣の土地開発部門が他に移され、その飼畜場も変貌し他の目的に活用され、飼畜場の面積が薄れてきましたが、平成19年乳牛舎の修復(現農場博物館)に伴い、その施設機能を痕跡として残してくれていたトロッコレールが重要視されてきました。そして、農場内に当時使用されていた車輪が存在しないか?との願いで探しましたが見つかりませんでした。

この車輪が見つかれば、台車を造り、ワラその他を載せ、移動する様子を来館者に見ていただき、当時の学生の修学の一場面を実現し、生きた農場博物館に進化させたいと考えています。その車輪の在りかを探しています。

記:東大農場ボランティア 会員 久野雍夫記(平成21年5月9日(土)) 自治労西東京市職員労働組合 代表 後藤紀行 いずれかにご連絡をお待ちしています。 連絡先:東京都西東京市南町5丁目6番13号(田無事務所) 電話 042-466-3456   :東京都西東京市中町1丁目5番1号 (保谷事務所) 電話 042-423-6638  

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-10-13 11:22:47
この車輪はまだ探しているのですか?

このような品物がありましたのでお知らせします。

http://ylr.cocolog-nifty.com/ylr/2009/06/post-86b9.html

ちなみに私は小平のものです。
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