KAZの一撮歩き(ひとりあるき)

景色やイベントを カメラ片手に自由気ままな撮り歩き
写真を中心にUPしてまいります。

三景園 佛通寺紅葉(ライトアップ)撮影

2015-11-08 16:19:44 | 日記
先週の天気の週間予報は 土、日、月と雨の予報。

昨日の朝 目が覚めると予報通り雨が降っていました。

0600に一旦起きたのですが 外を見てふてくされて二度寝です。

0730布団から出てもう一度外を見ると雨が止んでいたので ゆっくり支度をして0900発で三景園に紅葉撮影に行って来ました。

現地には1010着

去年は家族同伴で行ったので人混みプラス時間の束縛でゆっくり撮る事ができませんでした。

しかし今回は雨が降ったせいか思ったほどの混雑は無くおまけに単独行動だったので終始ゆっくりと撮影をする事が出来ました。

天気は曇天でしたが朝方雨が降ったおかげで葉はしっとり

陽射しの下の発色とは違った雰囲気になりましたね。





端から端まで歩きまわり気が付けば1500

あ 昼ご飯を食べ忘れた・・・

花の撮影もそうですが 紅葉も同じく夢中になると昼食を飛ばす事はしばしば・・・

1500 三景園での撮影は終了

その次の目的地 佛通寺へ

20分ほどで現地に到着ですが この時期この時間 佛通寺への下からの道は一方通行で上がれないので山陽道側から佛通寺川沿いに下りるしか有りません。

1530現着でしたが ここも雨の降ったおかげかもう遅いからなのか ひどい混雑も無くお寺の近くの駐車場に停める事が出来ました。

全く人を入れないと言う画は無理ですが 構えて待てばそこそこ人が減る状態でここでもゆっくり撮影を楽しみました。









時間はたっぷり有ります。 なぜなら目的はライトアップですから。

照明が点き始めるのは1600からですが まだ空は明るいので照明の恩恵を受ける事は有りません。

1700頃 雨が降り始め上向きの撮影ができなくなったので一旦撮影を中断 

そこから人が一斉に引き始め駐車場はガラガラに。

レンズをチェンジして今度は三脚を使い傘をさしながらの撮影です。

やはり不便・・・ですが雨を想定しての準備をしていたのでどうってことは有りません。


1740空が暗くなった頃 雨が止みライトアップの照明も威力を発揮です。



雨のおかげで人払いができ参道を歩く人もまばらで撮影に全く影響の無い状態になりました

結局1900まで撮影

三景園から途中運転の時間も有りましたが9時間に及ぶ撮影 

さすがに疲れました。











平成27年 平原神社の祭

2015-11-04 20:18:46 | 日記
今年もこの時期が来ました。

先日行われた平原神社のお祭です。

呉には亀山神社と言う呉では一番大きな神社が有り10月11日に大祭がとり行われました。

平原神社は その亀山神社の小宮9社の一つで この小宮は11月3日に一斉にお祭りを行います。

この祭の記事は毎年UPしているので説明を省きますが

今回も畑地区と鹿田地区の顔合わせから 祭の終わりに行われる解散式まで撮影をして来ました。


毎年 呉の㈱三宅本店 銘酒 千福さんの前で両地区の顔合わせが有りますが お互いにこやかな顔合わせの中に常に殺気を感じる異様な雰囲気が有ります。

両地区の一番やぶ同士の固い握手もお互いのオーラのぶつかり合いでライバル心むき出しです。


ヤブ通しのキスシーンではありません 握手をしながらの目力勝負 ちょっと荒く言うと眼の飛ばし合いですね^_^;

この後 今年も派手に両地区のもみ合いから始まりました。

これから奉納の為 やぶの先導で神社へ向かいます。




ここで おさらい

呉の以外の地域の方でこのブログを見て頂いてる方の為に

「やぶ」とは

見ての通り「鬼」です。

しかし悪い鬼ではありません。

「やぶ」は神様の警護役で神様に奉納する物に悪い物はないか検閲 また奉納する米俵ともみ合い良い米にする為など役目を持った者です。

これを踏まえてこれから上げる写真を見て頂ければと思います。


さて 本題に戻りまして

行列の中には奉納する物だけではなく 華を添える踊りも参加します。


「やぶ」は怖いイメージが有りますが 一緒によしゃこいを踊るお茶目な「やぶ」も


定番の小さな子を抱っこさせての記念撮影

元気に育つようにと思いを込めて あちこちでこのような光景を目にします。

私も幼少の頃の記憶でこのような事をされたような 実に子供にとってはいい迷惑である^_^;



所々で休憩を挟み派手に太鼓を打ち鳴らします。

畑地区の一番やぶが私に「写真撮ってやー」「ブログ見よるよー」と声をかけて来ました。

なんで私のブログだと分かったのかは???でした

でも嬉しくなり快く撮らせてもらいましたよ^^


 


鹿田地区の女性酒樽御輿

毎年 威勢がいいです。


途中 神に奉納する俵御輿などが通る道を開けさせるために車をも停めます。(交通に支障の無い程度に)

交差点のど真ん中で俵もみをしたり


途中 和やかな場面も
畑青年部長が「写真 撮ってもらえませんか」と


一番やぶと記念撮影

そんなこんなで神社へ到着。

前日の雨が嘘のようにこの上ない祭日和な晴天に恵まれました。

まずは将来この祭の継承者と成るであろう子やぶ達が立ちはばかります。

可愛くも有り勇ましくも有り。

さて 子やぶ達のもみ合いが終わると

ここからが毎年のクライマックス。

やぶによる検閲です。

今年は鹿田地区から奉納に入りました。

鹿田地区の女性酒樽御輿から奉納に




果敢に突進する女性陣に やぶは容赦なく竹を突き付けます。

続いて男性陣の俵御輿の奉納





男相手となるとやぶも声を荒げ全体重をかけ押し返します。

何度も何度もぶつけ合い俵を押し込んで行きます。

続いて畑地区








突破されると「道を開けい!」と棒を叩きつけながら参道を駆け上がって来ます。

道が開くと一番やぶの先導で参道を俵が上がって来ます。


これで終わりではありません。

これから 本殿に入れる最後の検閲

双方ともクタクタになりながらも力を振り絞ってぶつかり合います。









力と力のぶつかり合いで検閲を突破してようやく奉納


この後 神様を乗せた御輿が神殿を出てやぶの道案内で神社の周りを回り祭典の場所へ

祝詞奏上、玉串奉天、巫女の舞いと神事が行われ祭は終わりへと


もう 空はとっぷりと暮れています。

あれだけ荒げてもみ合いをしていた両地区も最後の解散式では お互い無事やり遂げたと言う感じで気持ち良く握手を交わし労をねぎらっていました。



そしてそれぞれの帰路に着きます。



~裏話~ 

やぶの着ている衣装 規格品では有りません。

毎年成り手が変わります。そうなれば体格も背丈も毎年変わります。

今年着た衣装は来年成り手が決まると衣装の糸をほどき その成り手に合わせて仕立て直すそうです。

これも祭を支えている世話役さんがやっているとの事。

こんな影の支えのおかげで 毎年楽しませて頂いてる事に感謝です。


両地区の世話役さん青年部のみなさん 今年も楽しいお祭にして頂きありがとうございました。

来年も楽しみにしております。