Life of Kazzy

2007年2月8日に第1子を出産しました。
今後は育児日記中心になりそうです。

☆Lesson 1

2006年01月08日 | 音楽
今年から趣味を始めることにしました。
趣味というのは音楽。

小さい頃からピアノを習っており、高3から声楽を始めました。
ピアノも声楽も短大まで続け、短大卒業後は音楽関係の仕事に就き、
音楽は日常生活の一部でした。
それから4年が経ち、だんだん限界を感じるようになり、
短大のころからずっと目指していた音楽教員の夢を諦めました。
そして音楽とはまったく関係のない一般企業へ。。。

それから5年が経ちました。
5年のうちにどんどん音楽から遠ざかり、
今では忙しさにかまけてピアノを弾くことさえなくなりました。
大好きだった歌も、3年前に甲状腺(片側)摘出手術をしてから思うように声が出せなくなり、積極的に歌えなくなりました。
もう前のように歌うことは無理だと思い、
聴くことだけで楽しもうと考えていたある日、
師匠に「もう前みたいに歌えんくなったよ。」とぼやくと
「自分の歌える範囲で歌えばいいじゃない。」とあっけらかんと言われました。
あまりにもあっけらかんと言われたのでその時は聞き流してしまいました。
けどその言葉が胸の中で何度も繰り返され、それは次第に大きくなり、
また歌を始めてみようという気持ちになりました。
「自分の歌える音域で歌えばいいや!」と…。

そして今年から始めることにしたのがジャズボーカル。
以前やってた声楽とは違うけど、前からやってみたいと思ってたジャンル。
早速、今日体験レッスンを受けて来ました。

歌の個人レッスンを受けるのは何年ぶりだろう?
先生がとても気さくで明るい方だったのでホッとしました。
まずはボイストレーニングから。
唇を息で捲って音階をたどるウォーミングアップや
ハミングで音階をたどる発声など4種類ぐらい取り入れたボイストレーニングを行ったあと、『Over the Rainbow』を歌いました。

とても難しいと感じたのが、独特なジャスの歌いまわし。
今までクラシックしかやったことないので、どうしても音符通りに歌う癖がついてて、型にはまった歌い方しか出来ません。
けどジャズの場合はアレンジが必要。
メロディを綺麗にたどるよりも自分なりに表現を工夫し、
語りかけるように歌うことが必要なのです。
しかも歌詞が英語。
今まで声楽で歌っていたのはイタリア語か日本語で"a"や"o"の発音ははっきりと歌うようにしてました。
その癖がわざわいし、英語の"a"や"an"などの冠詞をはっきりと発音してしまうのです。
先生に「"a"などは意味を持たないからあまり強調せず、軽く息だけで発音すればいいよ」と何度も注意されたけど、なかなか難しくて出来ませんでした。
これらの歌いまわしや発音等はこれから苦労するだろうな~。
とにかく、ジャズのCDを聴きまくり体にリズムを叩き込もうと思います。
次回のレッスンまでに歌いたい歌を選曲しないといけないので、それも兼ねて。。。