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犬夜叉の登場人物
犬夜叉達の協力者[編集]
楓(かえで)
声 -京田尚子/幼少:伊藤実華
桔梗の妹。
姉の死後50年間、村の巫女兼まとめ役。
隻眼(アニメ版では犬夜叉が封印される少し前、妖怪に襲われた際に桔梗が破魔矢で妖怪を貫いた衝撃で潰れた)。
犬夜叉に言霊の念珠をかけた張本人で、かごめと桔梗の関係を最初に見抜いた。
未だに破魔の矢を使え、村を覆うほどの巨大な結界も張れる。
薬草作りに長けているほか、妖怪の知識も豊富で、恋愛の助言も的確。
劇中では幾度も怪我を負わされているが、見事に復帰している。
かごめの母が作ったお弁当が好物。
アニメでは、最初は姉の背中に隠れてばかりいたが、次第に自ら命を張って妖怪たちと戦いながら成長していっている。
復活した姉に対しては「未練を断ち切り再び成仏するように」と望んでいる。
最終的には、かごめの師匠とりんの保護者となる。
冥加(みょうが)
声 -緒方賢一
犬夜叉の父と犬夜叉に仕える蚤妖怪。
登場する時は、大抵誰かの血を吸い、潰される(アニメ版では初登場時、かごめから殺虫剤を吹きかけられた)。
吸血によって気付けや毒を吸い出すことができ、最大までに吸血すると2mまで大きくなれる(普段は7mm)。
霧骨の強力な毒で瀕死の状態にあったかごめ、弥勒、珊瑚の毒の混ざった血を吸い出して助けた。
血を吸い出すだけではなく、薬の原料を吸って体内で調合することもできる。
若くて美肌な女の血が好み。
豊富な知識を持っているが、臆病者で、危険が迫ると真っ先に逃げ出す(その危機察知能力は「冥加が逃げないのなら安全」と言われたほど)。
登場初期は犬夜叉と共に旅することが多かったが、刀々斎登場後は基本的に刀々斎の所にいる。
許嫁は、同じ蚤妖怪の生姜(声 -麻生美代子)(アニメ版)。
刀々斎(とうとうさい)
声 -八奈見乗児
妖怪の刀鍛冶。
外見はよぼよぼの老人姿。
犬夜叉の父の依頼で、彼の牙から「鉄砕牙」「天生牙」を作った。一見とぼけているが刀鍛冶としての腕は確かで、右に出るものはいない。
口から火を吹き、手にした金槌で地面から溶岩を出す。
普段は飄々としており面倒事をあまり好まない性格で直接戦闘に関わることは少ないが、妖怪としてもそれなりの戦闘能力を備えている。
猛々(もうもう)の、空を飛べる三つ目の牛を乗り物とし、普段は火山帯と思われる山中にある、巨大な魚の骨で出来た工房に住んでいるが、主に殺生丸の不興を買った時に引越として逃亡する。
かつて弟子(灰刃坊)がいたが、あまりに邪悪すぎて破門した。
奈落を斬れる刀は最強の刀だと回想しており、直接的な関係は持たなかったが奈落の実力を極めて高く評価している。
宝仙鬼(ほうせんき)
声 -大友龍三郎
宝石を司る妖怪で犬夜叉の父の友人。
かつて犬夜叉の父の依頼で妖怪の墓場に繋がる黒真珠を作った。
石の声を聞く力を持ち、四魂のかけらを邪悪な奈落に渡さないため、自らの死と共に妖怪の墓場にかけらを持ち込んだ。
年月を経た大妖怪でもあり、無数の金剛石の槍を飛ばす金剛槍破と言う術を使う他、自らの体を金剛石で覆うこともできる。
かけらを巡る奈落との戦いで犬夜叉に金剛槍破を授けた。
犬夜叉達が会いに行ったときは既に死亡、現在は2代目が継いでいる。
一つの黒真珠を作るのに100年はかかる。
阿波の八衛門狸(あわのはちえもんだぬき)
声 -中嶋聡彦
狸妖怪。
弥勒には散々こき使われているが、彼を慕っている舎弟(かなり昔からの知り合いらしい)。
木の葉で化ける能力を持つほか、長距離を移動する際には巨大な茶色い円筒状の物体に化け、空を飛ぶ。
弥勒が、かごめの四魂の欠片を狙った時には目晦ましとして使われた。
稀に弥勒に反抗することもあるが、逆に殴られている。
アニメオリジナルストーリーでは空腹に耐えられず、弥勒に化けてインチキのお払いや、立ち寄った村娘を口説きながら宿と食事にありついていた。
夢心和尚(むしんおしょう)
声 -藤本譲
弥勒の育ての親。
弥勒に酒や女遊びなど、良いことも悪いことも教えた張本人。
相当な酒好きの生臭坊主で、重度のアルコール依存症の様子。
弥勒の風穴を手当てできる唯一の人。
手相もできる。
たまに弥勒に笑えない冗談を言っては殴られている。
巨大な数珠で鉄砕牙の変化(へんげ)を解くなど、普段の生活態度からは想像できない強力な法力が操れる。
妖霊大聖(ようれいたいせい)
声 -永井一郎
刀々斎の知人。
外見は頼りない老人姿だが、強い妖気と幻術を使う妖怪の大仙人。
胆を盗まれたと偽り、犬夜叉に蛇女(声 - 北林卓美)と牛鬼(声 -乃村健次)の幻術と戦わせることで、竜鱗の鉄砕牙の極意である妖穴斬りを体得させた。
薬老毒仙(やくろうどくせん)
声 -稲葉実
薬と毒を扱う妖怪の仙人。
四六時中酔っぱらっている老人で女好き。
珊瑚の飛来骨を治し、弥勒には毒の苦しみを感じなくなる薬を与えた。
桔梗関連[編集]
桔梗(ききょう)
声 -日高のり子
犬夜叉の初恋の人。
18歳(没年)50年前犬夜叉と愛し合っていた。
墓土で生き返る。
詳細は「桔梗 (犬夜叉)」を参照
死魂虫(しにだまちゅう)
桔梗の体を動かすための死魂を運ぶ妖怪。
常に数匹が桔梗に付き従っており、彼女を乗せて空を飛んだりすることもある。
胡蝶(こちょう)/飛鳥(あすか)
声 -増田ゆき/清水香里
桔梗の式神。
普段は童子姿で行動している。
桔梗が「聖様」と呼ばれた頃から登場し、動けない彼女をサポートしていた。
殺生丸一行[編集]
殺生丸(せっしょうまる)
声 -成田剣
犬夜叉の異母兄。
犬夜叉を嫌っている。
犬夜叉の鉄砕牙を奪おうとするが、諦める。
物語当初は冷酷な性格だったが、りんと出会ってから性格が変わって行く。
詳細は「殺生丸」を参照
邪見(じゃけん)
声 -長島雄一→チョー
従者として殺生丸に仕える小妖怪。
人間の子供くらいの背丈で、翁と女の顔を持ち強力な炎を放つことができる人頭杖(にんとうじょう)という杖を持つ。
殺生丸のことを慕い、忠義を尽くしているが、気むずかしい彼の相手をするので気苦労が絶えない。
小心者でどこか間の抜けたところがあり、ゴマすりばかりしている割には、しばしば余計なことを言って殺生丸に殴られたり睨まれたりもする[2]。
長年仕えているためか殺生丸の心の内を読むのに長けていて、彼の気持ちを代弁することが多い。
アニメでは、初登場の時点で殺生丸が既に原作後半に近い無口・無表情なキャラになっていたため、原作初登場時の彼の台詞が一部与えられていた。
りんのことは邪険にはしているものの、なんだかんだといいつつ大切に思っている模様。
アニメでは殺生丸と出会う以前は武蔵野を根城にしていた同じような外見の小妖怪たちの頭をしていた。
殺生丸に助けられて従うようになってからは戦うシーンはほとんどないが、人頭杖により雑魚妖怪を一蹴する程度の実力はある。
CDドラマでは700-800年ぐらい生きていると言っていた。
りん
声 -能登麻美子
野盗に親兄弟を殺され、言葉をなくした少女。
犬夜叉との戦いで深手を負った殺生丸を介抱した。
自らも鋼牙の手下の人喰い狼に殺されるが、天生牙によって生き返って言葉も取り戻し、以前よりも天真爛漫な明るい性格になった。
殺生丸を慕って邪見や阿吽と旅に同行する。
邪見のことも大切に思っているが、邪見に突っ込みをいれたりもする。
アニメでは最猛勝に射された邪見を助けるために命懸けで千年草の実という毒消しを採りに行った。
その際に地念児に会って千年草の実のありかを聞いた。
地念児曰く「かごめのように温かい少女」。
奈落に捕らわれた時に出会った琥珀とは同年代で同じような境遇から親しくなり、奈落側にいる彼の身も案じ、殺生丸が琥珀を殺してしまうのではないかと不安に思っていた。
旅の中で殺生丸が天生牙を鍛えるため冥界に行くときについて行くも、再び命を落としてしまう。
天生牙は同じ者に対しては1度しか使用できないため、殺生丸には生き返らせる術は無かったが、殺生丸の母親が冥界に置き去られていたりんの命を戻したことにより息を吹き返した。
天涯孤独の身であるため、戦国の世で生き抜くことの厳しさも知っており、他人の畑を荒らして食料を調達するなど、逞しい一面もある。
アニメでは狼にかみ殺された経験から狼恐怖症となっている。
奈落との戦いが終わった後、楓の村で人里にも慣れるように暮らしている。
理由は犬夜叉曰くどっちでも暮らせるようにとのこと。
その後を描いたCDドラマ「第559話 あさって」では殺生丸から「(かごめ曰く)プロポーズのようなもの」をされている。
阿吽(あうん)
殺生丸の連れている双頭の龍のような妖怪。
空を飛び、口から電撃を吐く。
初期は殺生丸が乗って登場したこともあるが、今はほぼりんしか乗っておらず、旅の中でりんが阿吽の背で寝ていたりとよく一緒にいてなついている。
アニメでは、りんが崖に上る時に妖怪に襲われそうな所を助けたりした。
妖狼族[編集]
狼妖怪の一族。
人型で人食い狼を使役する。
長老衆と呼ばれる妖狼族は人型ではなく大型の狼の姿をしている。
北を頂点に、東、西、南、中央と計5つの群れがある。
北の洞穴は長老衆を擁しており、中央の洞穴は戦えない子供や老人の集まりとなっている。
中盤、奈落一派によりその多くが惨殺された。
鋼牙(こうが)
声 -松野太紀
妖狼族の東の洞穴の若頭。
足に四魂のかけらを仕込んでおり、つむじ風のように早く走れる。
登場初期は右腕にも四魂のかけらを仕込んでいた。
奈落と神楽の策略によって大勢の仲間を殺されたことから、その仇を討つため奈落を追っている。
歯に衣着せぬ物言いをするタイプで、かごめに片想いしているため、犬夜叉とはいがみ合っているが、一枚上手なのか犬夜叉をうまくあしらう事が多い。
荒っぽい一面はあるが、付き合ってみると意外と裏表のない明朗快活な性格の快男児。
かごめに会いに来る際、犬夜叉を踏んづけて、別れる際は彼女の手を握ったり抱きしめるのはお約束。
犬夜叉とは似た者同士ではあるが、頭に血が上りやすく力任せに押し切ろうとする犬夜叉と違い、事前に周到な準備をしたり状況を見渡しながら作戦を組み立てながら戦ったり、異様なまでに鋭い直感から不利と判断したら撤退も辞さないなど、頭脳派な一面もある。
そのため、犬夜叉とは会う度喧嘩が絶えないが、癇癪を起こして突っかかってくる犬夜叉を軽くいなしたり、そんな態度に怒りを通り越して呆れるなど、精神面では犬夜叉よりは大人なようである。
最初の頃は、人間の住む村を狼達に襲わせていたが、かごめに惚れてからは人間を絶対に襲わなくなった。
仲間内からの信頼も厚く、群れを守るためならば我が身の危険も顧みず最前線で戦い抜く親分肌。
その一方で、同胞たちへの裏切り者は容赦なく笑みを浮かべながら処刑するという残忍なポリシーも持ち合わせている。
アニメでは、女妖狼族の菖蒲に「修行が終わって山から下りてきたら俺の許婚にしてやる」と言ったことを忘れていたことで、かごめに怒られる場面もあった。
また、殺生丸と会ったことがあったが「犬夜叉はムカツクがアニキのほうはなんとも思っていない」と言って喧嘩にはならなかった。
桔梗が翠子の魂と同化した後、彼の足は敵の前で動かなくなり窮地に陥ることが多くなった。
奈落と戦うため、一時期犬夜叉一行に加わったが、奈落に四魂のかけらを奪われ、自ら戦線を離脱する。
桔梗を失い悲嘆に暮れる犬夜叉を思い、かごめをきっぱり諦めたことで男を上げた。
四魂のかけらによって手に入れた足の速さや足技と、妖狼族に代々受け継がれてきた五雷指を武器に戦う。
腰にさしている刀は武器ではなく飾りらしい。
四魂のかけらを奈落にとられた後は犬夜叉達に後を任せ、原作ではその後は登場しない。
人間換算年齢15歳。身長は170.2cm。
アニメでは奈落との戦いが終わって3年後、菖蒲と祝言をあげ、妖狼族の御頭になった。
五雷爪
爪から雷撃を放つ技。
威力が高いだけでなく、この世ならぬものにも攻撃が可能。
銀太(ぎんた)/白角(はっかく)
声 -吉野裕行/岸尾大輔
鋼牙の仲間の二人組。
かごめを姐さんと敬っている。
奈落を追う鋼牙に同行するが、鋼牙の無茶なペースにいつも振り回されている。
一時期、灰と芯太の兄弟を群れに送り届けるため、鋼牙と離れていたが、鋼牙が戦線離脱する際に戻ってきた。
トサカ頭が白角。
原作では名前を呼ばれたことがないが、奥義皆伝に銀太、白角と紹介されている。
菖蒲(あやめ)
声 -かかずゆみ
アニメオリジナルキャラクター。
鋼牙に片思いしている北の洞窟に属する妖狼族の少女。
木の葉を手裏剣のように操る技が得意。
昔、妖狼族の天敵である妖怪「極楽鳥」に襲われたところを鋼牙に助けてもらい、その時に鋼牙が言った言葉を信じていた純情一途なところがある。
長年の修行の成果なのか、四魂のかけらを持っていないにもかかわらず鋼牙に近い速度で走れる。
四魂の玉消滅から3年後、菖蒲と鋼牙は祝言をあげる。
長老(ちょうろう)
声 -中博史
菖蒲の祖父でじさまと呼ばれている。
大型の老いた白い狼で北の洞穴に属する妖狼族のトップ。
七人隊の一人、凶骨と妖怪の襲撃を受けるが長老衆の妖狼に助けられる。
老狼
声 -西前忠久
北の洞穴の長老衆の一人。
妖怪から長老を守るために囮になり鋼牙に助けられるが、鋼牙に七人隊、凶骨の存在を伝えた後死亡する。
原作では、鋼牙との会話から、妖狼族ではない可能性がある。
妖狼族の先祖
声 -中博史
妖狼族の墓場に鎮座する骸。
鋼牙に五雷爪と、鋼牙の持つ四魂のかけらを翠子の意思から1度だけ守る加護を与えた。
灰(かい)
声 -西墻由香
中央の洞窟に属する妖狼族の少年。
芯太という弟がいる。
群れの仲間と共に奈落から逃げる旅の途中で奈落の妖怪に襲われた後、白夜によって弟を人質に取られて、弟を救うため鋼牙を襲った。
足に白夜から与えられた四魂のかけらを仕込んであり、鋼牙と互角に走ることができる。
芯太(しんた)
声 -斎藤桃子
灰の弟。
まだ幼児と言ってもいい子供で灰のことを「あんちゃん」と呼んでいる。
白夜によって人質にされる。