今週も暑い暑い真夏日、熱帯夜の連続。そんな中、月曜日28日は小郡で、
有元秀文の、「だれでも本が好きになる読書へのアニマシオン」。
火曜日29日は、高良山国語教育研究会の、「今江祥智講演会」に参加。
今江さんは、何時に無く、ご自分の事をかなり話してくれました。
2年前、肝臓癌の手術をされたらしく、一寸、元気が無いように思ったのは
気のせいかも知れません。でも、まだ書きたいものが残っているのでとは、
やっぱり今江祥智らしい所かもしれません。
「アニマシオン」の講座の方は、かなり実践的で、すぐ役に立つ講座でした。
“ジェーン・オースティンの読書会”の紹介など、興味を持てそうな事柄の
紹介から、『ともだちから ともだちへ』の絵本を使った、グループ別の
読書会まで、
少しアニマシオンの定義を広げてくれるような、講座でした。
このような、実践的な講座を、連続性のある企画で開き、読書教育に関係
する保育士、教師、管理職、ボランティアが、共通した学習を続けるのは、
子どもたちと向き合うのに、かなり力強い教育力になるのではないかと思いました。
「読書は楽しいもの」という、とらえ方は大切だけど、
「たかが絵本」とばかりに安易に、ボランティアにお任せの読書指導では、
何にも得ることなくブームとして終わってしまう朝の読書時間になりそう
と危惧してしまうばかりです。