久留米子どもの本読む会

講座の内容や得られた情報を記録しておく。久留米市周辺の子どもの本の動きも。

今江祥智さんの講演会

2008-07-30 16:09:42 | 子どもの本

今週も暑い暑い真夏日、熱帯夜の連続。そんな中、月曜日28日は小郡で、
有元秀文の、「だれでも本が好きになる読書へのアニマシオン」。
火曜日29日は、高良山国語教育研究会の、「今江祥智講演会」に参加。
今江さんは、何時に無く、ご自分の事をかなり話してくれました。
2年前、肝臓癌の手術をされたらしく、一寸、元気が無いように思ったのは
気のせいかも知れません。でも、まだ書きたいものが残っているのでとは、
やっぱり今江祥智らしい所かもしれません。
「アニマシオン」の講座の方は、かなり実践的で、すぐ役に立つ講座でした。
“ジェーン・オースティンの読書会”の紹介など、興味を持てそうな事柄の
紹介から、『ともだちから ともだちへ』の絵本を使った、グループ別の
読書会まで、
少しアニマシオンの定義を広げてくれるような、講座でした。
このような、実践的な講座を、連続性のある企画で開き、読書教育に関係
する保育士、教師、管理職、ボランティアが、共通した学習を続けるのは、
子どもたちと向き合うのに、かなり力強い教育力になるのではないかと思いました。
「読書は楽しいもの」という、とらえ方は大切だけど、
「たかが絵本」とばかりに安易に、ボランティアにお任せの読書指導では、
何にも得ることなくブームとして終わってしまう朝の読書時間になりそう
と危惧してしまうばかりです。
                      

 

 


夕立も来ない、暑い夏!

2008-07-27 23:56:29 | 子どもの本

「お~い雲よ!」呼んでも来てくれない積乱雲

暑い!暑い! 久留米の気温、夜中でも30度?
7月に入って、毎日が真夏日で、熱帯夜で、
土曜日の、図書館のお話会も、一番暑い時間に出掛けねばならぬ時間設定になっていて、これは、ボランティアも、参加する子どもも、大変だよね。何とか工夫は無いものか。

そうは言いながらも暑さにめげず、小学生からの参加もあって、
初めての姉弟の参加者も有って、楽しいひと時になったよう。
暑さを吹き飛ばそうと使った、『タンタンのしろくまくん』も、結構皆で楽しめた。

  26日に読んだ絵本  

  『ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ』(伊藤英治:編&山本祐司)
  『もりのみっつのたんじょうび
』(三田村信行&佐々木マキ)
  『タンタンのしろくまくん』(いわむらかずお)
  『みずまき』(木葉井悦子)

 

 


九州はもう 暑い夏!

2008-07-15 13:30:44 | 子どもの本

(梅雨明け後の夕焼け空)

7月17日(木) 10:30 は
  久留米市立中央図書館の絵本の勉強会
     『低学年と楽しむ絵本』を井上元子さんが紹介。
  
     学校などで、ボランティアをしている人には、充分
         参考にして貰えると思いますよ。

7月19日(土)10:30 は、
  久留米市立中央図書館3階:視聴覚ホールで、
     『津田堅之介さんのお話をきく会』

     動物のはなし、自然との向き合い方など、楽しく、
     役に立つ話が満杯!
     久留米市内に住んで居られるなんて、知ってましたか?
         学校や、子ども会のイベントでも、話してくれそうですよ!
       

7月20日(日) 13:30は
   久留米市立中央図書館3階:会議室で、
      『おはなし ばさらか』
   
    絵本のよみきかせやおはなし、ブラックシアターや
     紙芝居、にんぎょうげきなど、楽しい出し物がいっぱい!

 


良い本をさがそう会も、30年?

2008-07-12 00:23:39 | 子どもの本

暑いね!毎日! 
毎月第2金曜日は、久留米市立中央図書館3F会議室で、
「良い本をさがそう会」の例会を開いています。
この会は30年ほども前、この図書館が出来た折、それまで
続いていた『親子読書協議会』の活動を移行する形で、
子どもの読書活動に関する情報交換や、子どもの本の
学習の場として続けてきたもの。
毎月、自分の読んだ本の中から、面白いものを持ち寄って、
紹介しあっています。
決して、”良い子に育てる本”を選んでいる訳ではないけれど、
毎回、何冊かの本に出合えて、実際に手にとって見れるのは、
かなり楽しい事でもありますよ。
子どもの本だけでなく、話題の大人の本や講演会の情報まで、
ちょっとは役に立つ情報を得られる場ではあるようです。
 興味のある方は、第2金曜日、10:15頃、

   久留米市立中央図書館3階:会議室へどうぞ!

  今日の西分館の絵本
    『りんごです』(川端 誠)
    『みんなでうみにいきました』(梶山俊夫&山下明生)
    『おしゃれなのんのんさん』(にしむらあつこ&風木一人)
    『ぼくのぱんつしらない?』()
    『ブクブクブッ』(井上洋介)
    5冊を二人で
 今日は、6ヶ月の男の子も参加して、一冊だけはきいたけど、
 後はおねむで、ご機嫌斜め。
 ここのお話会は、継続して参加できるので、育っていくのが
 また楽しみ。    

 

 


今日の土曜日は、久しぶりに良い天気

2008-07-05 22:49:42 | 子どもの本

(七夕祭りのようす)

今日は西分館は、一足早い七夕まつり。
とは言っても、前もっての予告もせずなので、それ程参加者が増える訳
でもなく、七夕の歌を皆で歌って、後、折り紙のコーナーが入る程度なの
だけど、子どもたちは、楽しそうに参加してくれたみたい。
絵本の『たなばた』のおはなしも、小さい子も共に集中して聴いていたの
には、少々驚き。
今日は、ニュージーランド在住の、Yさん母子も、見学にきてくれて。
初めて参加した、小学生の女の子たちが、結構先に立って楽しんで
くれたのも、収穫かな?
最後に、ちょびっとの金平糖と、お星様のスナック菓子がお土産で。

    今日の絵本
  『ぞうくんのさんぽ』(なかのひろたか)
  『たなばた』(初山滋&君島久子)
  『りんごとちょう』(イエラ・マリ)

  「津田堅之介講演会」のチラシを、西分館と、
     六つ門のサポートセンターと、六角堂に。

 

 


いつまで続くの梅雨空は?

2008-06-28 22:37:01 | 子どもの本

そうは言っても、あんまり早く梅雨明けが来てしまったら、
後の暑さが気になるし............
ただ、雨靴がないから、雨降りが気に入らないだけなのかも。
この頃では、子どもも、あんまりゴム長はいていないようで。
あれでは、『ピッチピッチチャップチャップランランラン」とは
いかないよね。
どしゃぶりの雨なのに、やっぱり西分館に、おはなしを
聴きに来てくれる子どもたちが居て、いい加減には出来ない。
初めて参加した、5歳の双子の男の子たちが居て、始まる前は
お返事も出来ないくらいおとなしかったのに、しまいには、
ちょっと仲良しになれて、また来てくれそう。

今日の絵本は?

『だいすきなほんくん』(K・オコンネル・ジョージ&マギー・スミス)
『ぞうくんのあめふりさんぽ』(なかのひろたか)
『ピーターのてがみ』(エズラ・ジャック・キーツ)
『ショーティーとねこ』(バーナディン・クック&小笠原まき)
   35分ぐらいかけて。

 『ぞうくんのあめふりさんぽ』は、あべくんのリクエスト。
  「面白いよ!」と、皆に教えたくて。  

 借りてきた本
 『くもりときどきミートボール』
 『そのうさぎはエミリー・ブラウンの!』
   どれも、奇想天外なほらばなし。 


 

 


津田堅之介さんのお話

2008-06-27 06:13:01 | 子どもの本
(お猿さんに毛づくろいされている津田さん) 
 動物と自然が大好きなみなさんへ   
 
 栗林慧さんのお弟子さんの動物写真家津田堅之介さんに
 「おはなしの時間」を作って頂きましたのでご連絡致します
      
      7月19日(土)10時30分から(2008年)  
             久留米市立中央図書館・視聴覚室3階 

  毎週月曜日から金曜日は山の中で観察を続けていて、週末は家に
  ご滞在のご様子です
  大変お忙しいスケジュールのなか、お招きすることができました
  是非、お知り合いの方を誘ってお越しください 
    小中学生も、大歓迎です  お待ちしています                  
 
  津田堅之介様からのメール 
   日曜日東京から戻りました。栗林先生の渋谷での講演会と、
   紫綬褒章&レナートニルソン賞のお祝いパーティーでしたが、
   RKBが僕を主役に30分のドキュメンタリー作ることになり、
   出版社回りの様子など密着取材を受けました。
   で、昨日から大分でクマタカを観察しています
   子供達に話している、「なぜ僕たちは自然を大切にしなけれ
   ばいけないのか」というテーマのお話をと思っています。
   もちろん、時間があれば、栗林先生と40日間行ったエクアドルや、
   僕が一人で行ったネパールに中国の朱鷺(トキ)の写真もお見せ
   しますので。
   あと、専門学校の講義で話してます「野外の危険な動植物」
   についての話、つまりフィールドでの身の守り方(ミツバチや
   スズメバチ、マムシ)などについても教えてあげたいですね
   http://search.goo.ne.jp/web.jsp?IE=utf-8&from=blog-edit&PT=blog-edit&MT=%E3%80%80http%3A%2F%2Fblogs.yahoo.co.jp%2Ftsudajbagh
  (津田さんの頭の上で毛づくろいをしているお猿さんの写真が面白いです。)

今日も大雨 !!

2008-06-21 22:24:12 | 子どもの本

最近、公園の一角に立てられている立て札。
遊具点検をする、NPOグループによる安全宣言
 
朝から大雨。もう三日続きの大雨警報 。
“沛然と降る雨”と言う言葉がぴったりの降り方。
その雨の中、今日は本館の読み聞かせに行く日。
3歳ぐらいから小学生まで、今日は、父親に連れ
られて来ている子も多いよう。
親子で共に聴いてくれる子は、家でも読んで
貰っているようで、絵本の世界を充分に楽しんで
くれるようだが、親が一緒でない子は、何か不安なのか、
落ち着かない気分でいるみたいで、お話の楽しみも
半分かな?
一緒に聴いていると、自分の子どもが、どんなものを
喜ぶのかが解ったりして、子育てにも役にも立つのにね。
今日の絵本
  『わたしのだいすきな どうぶつは・・・』(フローラ・マクダネル)

  『りんごがひとつ』(福田岩緒)
  『おとうさん』(トッド・パール)
  『あめがふったら かささして』(いのうえようすけ)
  『あそぼうよ せいうち』(佐々木マキ)
    などを、3人で。

 内緒でお知らせきいてきいてー
久留米子どもの本の学校(2009)の講師に、
 伊藤 遊さんが、本決まり。
 お楽しみに。


梅雨の晴れ間、のち雨

2008-06-14 23:05:07 | 子どもの本

 西分館の玄関に置かれた看板。 

昼間は、比較的良い天気だったのに、夜にはやっぱり雨になる。
今日のお話の時間は、学童保育のグループの参加で、賑やかに始まる。
まだ聞きなれていない子も、まあ楽しんでくれたみたい。
昔話だと、ストーリーにひかれて、少々長い話でも、飽きずに聞いてくれる。 

今日の絵本
   『あいうえおはよう』(にしまきかやこ)『おとうさん』(トッド・パール)
   『ピース・ブック』(トッド・パール)
   『バルボンさんのおさんぽ』(とよたかずひこ)
   『マーシャと白い鳥』(出久根 育)
    の5冊を三人で。
            

西分館の近く、三本松公園の一角で、くちなしの白い
花が咲き始めている。 
しとしとと降り続く雨のなかで香りたつ花。
この花は、先ず匂いで気づく事が多いような気がする。
そういえば、久留米商業高校の桜の下にも、
小くちなしが咲いていた
。 


北部九州も、いよいよ梅雨入り

2008-06-10 23:31:17 | 子どもの本

(梅雨空の、あじさい)

梅雨入り宣言に合わせて夕刻から雨、お陰で、ピッコロの散歩と、
セブンイレブンへ『睡蓮の池』を取りにいくのは、明日に延期。

 土曜日から、冨山房から久しぶりに出版された、ジェーン・エイキンの
 『ダイドーと父ちゃん』を読んでしまった。以前のこのシリーズは、
 箱入り
のハードカバーだったのに、今回は、520Pの軽装版。持ち運びに
 は楽だし、気軽に読むには、これが正解かもしれない。
 娯楽作品なのだが、尊敬できない父親を持つ、ダイドーの悲哀は
 解るよな!
 『ウィロビーチェースのオオカミ』から始まるこのシリーズ、高学年位で
 読むと面白いと思うのですが。

  雨にも負けず、ちょっとは、運動しなきゃね