CILふちゅうの仲間達

CILふちゅうの徒然日記

7月7日は七瀬の日。

2007年07月25日 | Weblog
先日、七夕の日に相川七瀬の毎年恒例のライヴ「七瀬の日」に初参戦して来ました。
会場は、SIBUYA‐AX。電車で渋谷駅まで行き、そこから会場まで車椅子でひたすら歩きました。人口密度にイラつきながら人の波をかきわけかきわけ・・・。渋谷はめちゃくちゃ混んでました。モタモタ歩く若者、迷惑を省みないおばちゃん軍団、いかにもオタクっぽい男連中、様々な人でごった返していました。
会場に着くと、すぐにスタッフが車椅子スペースに案内してくれました。小さなライヴハウスのわりには、スタッフの対応も良く、車椅子スペースも障害者トイレもあり、設備はしっかりしていました。場所も向かって右端のステージの目の前で、すごく最高でした。
カーテン越しに七瀬のシルエットを見た時は、ボルテージが上がりました。私のロック魂に火がついた瞬間でした。
そしてライヴが始まると、会場はヒートアップ。妊娠8ヶ月とは思えない程の歌いっぷりと声の伸びは、いつもの七瀬と変わらず。目の前に七瀬が来て、目が合ったときは感動しちゃいました。足が細くてすごく可愛かった。
でも途中休憩が多かったので、「あぁ、やっぱり身重だから辛いんだろうな。ステージ上で産まなきゃいいな・・・」と心配でした。無事にステージをこなし、アンコールで3曲も歌ってくれたときは、さすがプロ「ロック歌手!相川七瀬」を感じました。
この日は、私にとって最高の夜になりました。「七瀬の日」癖になりそうです。
しかも今年は、2007年7月7日のラッキーセブンでした\(^o^)/来年も行くぞぉ~♪

ちはるんです

2007年07月20日 | Weblog
はじめまして。ちはるんと申します
障害名は筋ジストロフィーです。6年前に奈良から上京し現在は府中市で24時間介助を入れながら自立生活をしています。
奈良にいた頃は地元の自立センター「フリーダム21」で少しばかり働いていました。
5月から週1ペースで「CILふちゅう」に通っています。
ここ最近の体調により、なかなか事務所に行けてないのですが、鈴木所長は『体調をみながらゆっくりでいいよ』と、やさしく言ってくださるので、かなり救われております

おおせつかった任務は「CILふちゅうのホームページ作成」です。北沢君と共にやっています。
8月23日開設予定ですので、みなさん楽しみにしていてください☆

モットーは“Think global, Act locally!”
夢は海外留学!大き過ぎる夢ですがいいんですっ。
たまに夢と現実のギャップに落ち込むこともありますが…。
まぁ焦らず、頑張っています。よろしくお願いします

さてさて、私とCILふちゅうとのお付き合いですが、もうかれこれ6年になります。もうかなり古株です~私。

その間、事務所の職員の方々の顔ぶれもずいぶん変わりました。
現職員の石井さんとは4年目の関係で、今までヘルパー、コーディネータとやっていただき、いろいろありましたが(笑)今ではとても仲良しな関係です。最近は、仕事がとても忙しいらしく、なかなか遊んではくれないのですが。。。(笑)
「一緒に海外旅行しましょう!」と誘っているのですが、休みがとれないと断られ続けています。

そう!!
私が今一番やりたいこと・・・それは海外旅行なんです。グ・ア・ム!

しかしここで大きな難問が発生!!

私は飛行機の座席シートに座ることができません…

そんなことで諦められないわけで・・・
JALプライオリティーセンターに相談してみました。


(以下電話でのやりとりを掲載)

私「座席2席分を取って横になって飛行機に乗ることはできますか」

JALのお姉さん 「安全上、できないことになっております」

私「ではビジネスクラスでフルリクライニングできるシートで行くことはできますか?」

JALのお姉さん 「グアム便はビジネスでもフルリクライニングで行けるシートはないんです」

私「…では他にどういう手段が考えられますか?」

JALのお姉さん「最終手段はストレッチャーしかありませんね…。ただストレッチャーの申請は手続きがかなりめんどうな上、ストレッチャーがつけられるかどうかは、出発の2週間前ぐらいにならないとわかりかねます…ですので予約をしていたとしても急にキャンセルになる可能性がありますが…」

私「え!?そのために予約をするんじゃないんですか?」

…これはあきらかに旅行者という扱いではないと感じました(>_<)
ストレッチャー代金は正規航空運賃の2倍~3倍かかるとのことなので、航空運賃だけでも往復最低30万くらいはかかりそうです。

それに一度ストレッチャーに乗せられると、ベルトで固定させられて、向きも自由に換えることも許されないとか…。

これはもぅあきらかに旅行じゃないですね。
座席に座れない人は海外に行くなといってるようなものです。

交通バリアフリー法という法律ができて、高齢者や障害者の移動の利便性の向上が期待されているけれど、航空機に関して、ましてやこういう状況に対しては、今のところ何の意味ももたないようです。。
もっともっと多くの重度な障害を持った人が、体を張って飛行機に乗り、その大変さを訴えていけばこのような扱いも少しずつだけど改善していくでしょう。自立生活運動と同じようなやり方で、要望を出し訴えていくのが、遠回りなようで実は一番着実なように思います。

そのためにも私がグアムに行かなければ!!!!と、ここで使命感を感じてしまいました。^^;

だから石井さ~ん、付き合ってください。海外一緒に行ってくださ~い(>_<)

鈴木所長!石井さんにぜひ休暇をお願いいたします!(笑)

シンガポール遠征

2007年07月13日 | Weblog
 7月18日~、シンガポールに発つ。久々のボッチャ遠征のためだ。
ボッチャとは、重度脳性まひ者が主な対象者となっているスポーツで、
パラリンピックの正式種目にもなっている。
的となる白いボールに相手のボールよりも自分のボールを近づけていくスポーツだそれぞれが可能の方法で投球し、
それがむずかしい場合にはランプスと呼ばれる補助具を使って行う。
ちなみに私は足でボールをけって投球している。
以前は手で投球していたが、緊張が強まり、つかんだボールを放せなくなったためスタイルを変えた。
 今回の大会はアジアの交流大会といった感じで、
日本からはまだ遠征経験のない人たちを主に連れて行くようだ。
その中で一応、私は経験者である。
ただ、ここのところ国内での成績が振るわず、国際大会から縁遠くなっていた。「経験者でいけそうなやつ」が私で、誘いがかかり、行くことになった。
選抜ではないが、海外で試合を出来るのはうれしい。
今からゲームをイメージしてわくわくしている
戦略を立てるのは得意だし、
これに関しては国内では誰にも負けないと自負している。
でも基本となる技術が上がらない。
練習不足といわれればそれまでで、
自分が思うような十分な練習ができていないのが実情だ。
練習への時間と努力は惜しんでいない。
ただCILのスタッフをしながら競技を続けていくことのむずかしさを
ひしひしと感じている。もちろん、それを言い訳にする気はない。
又、体の状況も以前よりコントロールしにくくなっている。
(疲労のせい?歳のせい?自分としては前者のほうと思いたいけど・・・)
週1のマッサージで何とか持ちこたえている感がある。
こんな状況下で、競技者として結果を出していくのは大変だが、
だからこそ成しえたときの喜びは大きい。
今回の大会はいい内容で成績を残すいいチャンスだと思っている。
そのために今は、コンディショニングを徹底してやることと
適度に練習していくしかない。だけど、これが難しい。
はぁ~っ、でも、やってみせるぞぉー!結果はブログで報告しまーす。
たえみ