CILふちゅうの仲間達

CILふちゅうの徒然日記

対応の格差

2008年06月04日 | Weblog
○○と△△電鉄、同時にあれほどの対応の違いを経験するとは。
最初に乗車したのは○○。
ホームに着き、スロープも用意してあるにもかかわらず、
「まだ連絡していないので次の電車にしてください」
の一言で、置き去りに。
介助者とそのまま乗車しようと思ったが、それほど急いでもなかったので、とりあえず待った。
駅員は待たせて当然の如く「待たせてすいません」の一言もなく、
のたのたとめんどくさそうにやってきた。
注意しようかとも思ったが、怒りがこみ上げてつよくいいすぎそうだったのでやめた。
こういうときにいつも迷う。
本来なら、しっかりどういう風に対応してもらわないと困るかを説明しなくてはいけないのだが、感情が先行してただ怒り狂う扱いづらい障害者に見られたくなくて引いてしまう。
普段は穏やかにみられる私だが、
瞬間的に感情をうまくコントロールするのは苦手だ。
代わりに介助者に伝えてもらおうかとも思うが、それは違うと思うし・・・。

乗り換えて乗車したのは、△△電鉄。
「準急で行きますか?各停で行きますか?」
「準急でお願いします!」
こんな会話の後、急いで乗車ホームへ。
エレベーターが開いた瞬間、乗ろうとしていた準急が発車してしまった。
「すいません、間に合わなくて」
明らかに乗り換え時間がみじかすぎた、駅員のせいではない。
しかし、その駅員は私を大切なお客様として対応してくれたのだ。
私も介助者もその駅員に心の中で拍手喝采を送った。

あまりにも同時に対応の違いを目の当たりにした。
社内教育の問題か、個々の人間性の問題か。
たぶん、両方の要因を含んでると思うが、後者の駅員が増えてほしい。
そう願うだけでなく、そのために今自分ができることを考え、行動していきたい。扱いづらい障害者になることも時に必要か・・・・・
                               たえみ