ボッチャと出合って

　以前、秋元さんがこのブログにボッチャのこと(シンガポール遠征)を書きましたが
今日は私もボッチャのことを書かせてもらいます。
　ボッチャは脳性まひ、筋ジス、頚椎損傷などの車椅子の重度障害者のスポーツでパラリンピックの正式競技となっています。私がこのスポーツと出合ったのはかれこれ５年ほど前のことで、まだ千葉の病院にいたときのことです。その頃はまだ興味本位でやっていた程度で本格的に始めたのは多摩地区に越してきて地元のボッチャクラブに参加してからです。初めて出場した関東大会では成績は振るいませんでしたが、１対１の試合(勝負)は今まで体験したことのないような何とも言えない張り詰めた緊張感を味わい、スポーツの醍醐味のようなものを感じました。思い返せばこれまでスポーツにはほとんど縁が無く過ごしてきたのでなおさら新鮮な感覚でした。～それから月日が経ち私のボッチャに対する姿勢に本当に火をつけたのは昨年８月末に催された日本選手権でした。試合は個人戦で４人一組の総当りで予選を行い、その上位２人が決勝トーナメントへ進めるというものです。そのときの予選は私を含め２勝１敗が３人となり、勝ち数が同じため得失点差の勝負となりました。私は僅差で２位に及ばず決勝トーナメントに進むことが出来ませんでした。その悔しさをバネにそれからの私はスポーツカーのギアをトップに入れる如く自宅で練習を重ね、クラブの練習にも欠かさず参加するようになりました。
　ボッチャは車椅子の重度障害者のためにあるスポーツです。ボッチャというスポーツを通して深い喜び、楽しみを味わうことが出来るのです。そしてそれがパラリンピックという世界へもつながっています。これからボッチャが一層、日本及び世界で広まることを願っています。なお今年の北京パラリンピックには日本も初めて出場します。皆さんもどうぞ応援して下さい！そして私と一緒にボッチャをしませんか？

ルール等詳しいことは下記を参照して下さい。

　　　　日本ボッチャ協会　http://www.boccia.gr.jp/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙひろし