サンミシェル広場を通りかかったときに、普段は見かけない変な行列を見つけた(写真)。一体なんだろうと思ったら中古本を売るための行列。サンミシェル広場を取り巻いている大型書店Gibert Jeuneの買い取りコーナーにできた列だったのだ(日本人は通行人の迷惑を考えて、こんなふうに垂直に行列を作らずに壁に沿って並ぶと思う。でも並んでるだけマシか)。
ソルボンヌの近くだけあってこの本屋は専門書を含めて品揃えも充実していて、学生が多いせいか、なかなか雰囲気もいい。
フランスの書店チェーン同士は意外とすみわけが出来ていて、それぞれの書店チェーンがそれぞれのサブマーケットセグメントでリーダー的存在になっているように思える。
フランスでよく見かけるのは、
Relay(リレイ)
駅の売店経営。雑誌中心。
fnac(フナック)
生協。本ばかりでなくCDやDVDや電気製品やチケットまで幅広く取り扱う超大型ストア(だけど雑誌はほとんどない)。この領域では独占状態(フランスにはTower RecordもHMVも入り込む隙がない。Virginが少しだけ。)。fnacはヨーロッパの他の国にも進出している。
Maxi Livres(マキシ・リーブル)
アート関連の大型ビジュアル本や子供向けの本に特化した書店。フランス語がわからなくても読めるので、時間をつぶすには最適。
逆に言うと、日本と違ってあんまし競争がないということなのだが。
僕は書店で言うならアメリカの書店が最高だと思う。コーヒーを飲みながらソファーに座って自由に「立ち読み」ができたり(本も英語だしね)、値引きがあったり。Barnes & Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)が代表格だが、一日中いてもいいくらい居心地が良く楽しい(websiteがアマゾンのマネみたいで良くないけれど)。
日本の書店の競争はあんなに激しいにもかかわらず、僕の好きな青山ブックセンターやジュンク堂を除いてほとんど差が見られない。場所取りで勝負が決まるのはわかるが、もうちょっと本を買うという行為に楽しさを持ち込んでほしい。
アメリカの書店チェーンがどこかを買収して変えてくれるといいのだが。
ソルボンヌの近くだけあってこの本屋は専門書を含めて品揃えも充実していて、学生が多いせいか、なかなか雰囲気もいい。
フランスの書店チェーン同士は意外とすみわけが出来ていて、それぞれの書店チェーンがそれぞれのサブマーケットセグメントでリーダー的存在になっているように思える。
フランスでよく見かけるのは、
Relay(リレイ)
駅の売店経営。雑誌中心。
fnac(フナック)
生協。本ばかりでなくCDやDVDや電気製品やチケットまで幅広く取り扱う超大型ストア(だけど雑誌はほとんどない)。この領域では独占状態(フランスにはTower RecordもHMVも入り込む隙がない。Virginが少しだけ。)。fnacはヨーロッパの他の国にも進出している。
Maxi Livres(マキシ・リーブル)
アート関連の大型ビジュアル本や子供向けの本に特化した書店。フランス語がわからなくても読めるので、時間をつぶすには最適。
逆に言うと、日本と違ってあんまし競争がないということなのだが。
僕は書店で言うならアメリカの書店が最高だと思う。コーヒーを飲みながらソファーに座って自由に「立ち読み」ができたり(本も英語だしね)、値引きがあったり。Barnes & Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)が代表格だが、一日中いてもいいくらい居心地が良く楽しい(websiteがアマゾンのマネみたいで良くないけれど)。
日本の書店の競争はあんなに激しいにもかかわらず、僕の好きな青山ブックセンターやジュンク堂を除いてほとんど差が見られない。場所取りで勝負が決まるのはわかるが、もうちょっと本を買うという行為に楽しさを持ち込んでほしい。
アメリカの書店チェーンがどこかを買収して変えてくれるといいのだが。