細倉マインパークへ行ってきました。〜その２〜

坑道内レポート（！？）の続きです。

昔は展示の中に、「２００１年宇宙の旅」のワンシーン（ほぼラストシーン）を
思い起こさせる（見ようによってはちょっと気持ち悪い）ヤツがあったのですが…、
どうやら撤去したようです。
そういえば、小さな子供が「怖い〜」って泣いてたっけなぁ…。

砂金採り体験コーナーを見学…。
体験さんに取り方を教えてくれる方が手本を見せていると…
ありゃ、ほんとに１粒見つかった…小さいけど…。
それは体験者さんにプレゼントされたようです。

音がよく響く空間で録音された音楽が好きな私…
もちろん広めの空間に来た時は、手をパンパンと叩いて音の響き具合を楽しみました。
…そうそう、人間って、視覚だけでなく、聴覚でも空間をキャッチするのですよ。
…そんなことをしながら歩く私は、
当然のように後続のお客さん達に追い越されていきます。

湿っているけれど、ひんやりとした空気に全身を包まれ、
一時(ひととき)、外界の暑さを忘れていたのですが…
一歩外に出ると………ぶわーーーーーーーっと暑い。
出口にある売店に入って、落ち着きました。

ええと…こういう所を訪れる時の注意点を…
大抵坑道内にトイレはありません。でも、急に体が冷えるとトイレに行きたくなります。
くれぐれも予めトイレを済ませてから入ることをおすすめします。
外と中との温度差はかなりのものです。
暑い時期は羽織るものを持っていくこともおすすめします。

以上、「細マイ」レポートでした〜。

追伸：いつか入ってみたい地下空間
宇都宮にある「大谷の石切り場」に行ってみたいな〜。
テナーサックスプレーヤーの清水靖晃さんがそこで、
バッハの無伴奏チェロ・ソナタ第２集をサックスで吹いて録音しています。
個性的な残響と、時折地面に落ちる水滴の音…目を閉じて聞くと、
そこにはひんやりとした地下空間が現れる…
アニメーション映画「イノセンス」（攻殻機動隊）のサウンドトラックでは、
録音した大型オルゴールの音源をこの地下空間で大型スピーカー使って再生し、
残響を含めて録音するという方法を使っている曲があります。
オルゴールそのものを持ち込むのは難しかっただろうし、
充分な響きを得るには音量が足りなかったのかもしれませんね。
でもそのお陰で、おどろおどろしいまでの響きを聴くことが出来ます。
そんな録音が行われた空間がどんな所か…行ってみたいものです。
ただし…ウチからは遠いけどね〜。