風と光と大地の詩

気まぐれ日記と日々のつぶやき

このところ天候不順

2019年08月23日 | 日記
  このところ天候不順。晴れ間が見えて蒸し暑くなるかと思えば、にわか雨でなくスコールといった方がいいくらいの激しい雨が降る。いずれにしろ季節の変わり目なのだろう。高校野球も終わり、トンボが飛び、夏の終わりを感じさせる。世界的に蔓延する自己(自国)中心主義は今に始まったことではなかろうが、対抗する(国際)協調主義の声がかつてなく弱まっている気がする。

トンボがカーポートの屋根にぶつかって激しく羽ばたいていた。
空は向こうにあるはずなのに何故か行けないともがいている。
我々もトンボや虫のことを笑えない。


詩(夏の終わりに)

2019年08月22日 | 
   夏の終わりに

夏の終わりに見る夢は
はるかな思い出の中の入道雲
遠い山並みは青くかすみ
落葉松の小径を独りさまよう

夏の終わりに聞く歌は
白樺とすすきの原をわたる風
なつかしい面影をたどり歩けば
古い詩の一節がよみがえる

さようなら 夏の日
坂道をあえぎ昇ったきのうの真昼
今日ひまわりの花は朽ちて
蝉の声も絶え
秋草の野に虫の音が洩れる

さようなら 夏の日
夜へと傾いていくもの憂い黄昏れに
逆光で見失った君を見つけられない
一つの季節が終わっただけなのに
心の谷間を風が吹き抜けていく

さようなら 夏の日
君にまたいつか会えるだろうか

  


通勤途中に出会う風景

2019年08月21日 | 日記
稲穂の海と砂山。
麦刈りの後、6月下旬の田植えなのでもともと出穂は遅いが、それにしても、
7月の日照不足のせいか穂の生長が遅い気がする。


いつも地面の高さで見る景色を5階から見た。
ビニールハウスはイチゴ(やよい姫)を栽培。

 

避暑地の顔とは違う日常風景の中の浅間山(夕暮れのシルエット)