風と光と大地の詩

気まぐれ日記と日々のつぶやき

鬱陶しい天気が続き・・・

2019年07月20日 | 日記
  鬱陶しい天気が続き、梅雨はまだ明けない。もやもやしたはっきりしない日が続く。蒸し暑くて体もだるく、休みの日だが草むしりも洗車もする気になれない。高校野球の県予選をテレビで見ながらうだうだする。世間ではいたましい事件や事故、すっきりしないニュースが多い。せめて気分だけでもすっきりしようと、髪の毛を理容室で短く切ってもらう。頭頂部は年輪を重ねだいぶ薄くなってきたのに、周辺部が伸びて見苦しくなるのははなはだ不都合だ。

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詩(君に伝えたかった言葉は・・・)

2019年07月19日 | 
   君に伝えたかった言葉は・・・

   君に伝えたかった言葉は
  夕暮れの雑踏のなかで
  アスファルトの上に落ちた
  夜に沈みこむビルの谷間を
  方角を失った声がさまよい歩いた

  君に届けたかった思いは
  深夜のアパートの片隅で
  萎れた花のように色あせた
  腐食していく時間の中で
  読めない文字が人知れず朽ち果てた

  目に見えない壁を超えて どこに
  君と出会ったかもしれない海があるか
  出口のない袋小路を抜けて どこに
  君が待っていたかもしれない街があるか

  光と闇の半球が目まぐるしく反転し
  生と死の鎮魂曲が鳴り響いて
  君に伝えたかった言葉が 星のように
  遠い空にまたたいている

      
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詩(願い)

2019年07月18日 | 
    願い

 なぜ わたしの願いは
 はるかな頂きから落ちる
 ひとすじの流れ ではないのか
 
 なぜ わたしの希望は
 虚ろな空に向かい
 高く枝を掲げる木立 ではないのか

  なぜ わたしの愛は
  木陰に人知れず咲く
  夢の中の白い花 ではないのか

 なぜ わたしの言葉は
 傾いた時代の夕暮れに
 淋しくふきわたる風 なのか


   

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詩(ちいさな、ささやかなもの)

2019年07月17日 | 
   ちいさな、ささやかなもの

ちいさなもの
ささやかなもの
追い立てられて
足早に通りすぎると
見過ごしてしまうもの

幼いころ
地面にもっと近く
ゆっくり歩んでいたとき
しゃがみこんで
陽だまりに見つけた
ちいさな生きもの
ちいさなつぼみ
たくさんのことを
ささやきかけてきた

ビー玉
おはじき
空き缶のふた
よごれたぬいぐるみ

ほんとうに必要なものが何か
わからなくなったのは
そう遠いことではない

よろこびは ささやか
ささやかでなければ
よろこびとは わからないから
ちいさくなければ
見えなくなってしまうから

    

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詩(バラの光)

2019年07月16日 | 
    バラの光
  
  柔らかな花びらにくるまれて
  ひそやかな夢をはぐくむバラ
  きよらかな光がつぼみからこぼれて
  花となったいのちがかがやく

  冷たい風にかぼそい枝をふるわせて
  冬の試練に耐えたバラ
  あてどない季節のゆくえを追って
  たれこめた空の果てを見上げる

  さわやかな春の風に誘われて
  一輪一輪まどろみから目覚めるバラ
  まぶしい陽射しに抱きしめられ
  ためらいがちにつぼみを開く

  バラの香る道で出会った二人が
  花のささやきに耳を傾けながら
  手に手をとってゆっくり歩き出す
  バラの見た夢が未来へとつながる

     

    
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