五感の世界では、自分を 自分でないものから分け出し 線引きすることで、個が保たれます。
人は、そうやって 自分を自分と認識しているわけですが、ここに不安が忍び込むと、いささか厄介なことに (^_^;)
なにはさておき まず身を護らねば。。。。と、この自他の境目を 鎧として強化し、がっちり身を固めます。
これで とりあえずの安心は得られますが、不安自体が後付けですから、安心すらも 所詮は幻、迷いの霧が晴れることはありません。
しかも、その鎧が 限界としても機能してしまうという 面倒なオマケつき
安全なのはここまで、そこから先は 踏み込まないほうがいい。。。。かたくなにそう決め込むことで、自身の可能性を閉ざしてしまいます。
内側をよぉく見つめて、不安や恐れが実在するわけではないことに得心がいけば、ガードを解いて 鎧を手放すことができます
すると今度は、これまで限界と思い込んでいたところを踏み越えてゆくのが がぜん面白くなってきます
ちっちゃな子どもの心に返って、もっと先まで、行けるところまでどこまでも、あの道の先に あの丘の向こうに どんな景色があるのか 見てみたい、と夢中になる
そのときは、限界なんてそもそもないんだ、自分が勝手に決めていただけなんだ、と氣づいたことすら どこかに飛んでしまうようです
自分とは これこれこういうものだ、なんて、前もって決めなくていい♪
すべては 絶えず変化しているのだから、いつだって 今 ここから 好きなように立ち上げればいい♪
未知の世界に魅かれたら、ずんずん踏み込んでみればいい、なにか起きたら起きたで そのときのこと
あらかじめ なにも決めない不定形だからこそ、この世は冒険に満ち満ちて 面白いんだと、いまさらながら氣づいた貴秋です (*^▽^*)ゞ