毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

帰る場所

2015年03月11日 08時34分43秒 | 奈良・実家・家族


ブログの更新が止まっちゃいましたが。。。。

6日から9日まで、実家に行っていました。

6日が父の誕生日で、弟から鍋の材料持参で行くからと誘われていたのですが、6日午後には 今年度最後のお隣小学校の読み聞かせもあってどうしようかと。

で、結局ひらめきで 前日に行くと決め、読み聞かせ終了後に急いで飛び出して 奈良までひた走り、夕飯にギリギリで間に合いました(笑)

いつもながら ひらめき正解、今回は短い滞在だったけど、楽しかった~




前夜に 身の回りのものの支度といっしょに、急いでプレゼントの用意

プレゼントはネックウォーマー、去年から買ってあった毛糸で 1月末ぐらいから編み始めていたものです。

もともと父のために編んでいたものなのですが、ほんとうは2月のなるべく早いうちに完成させて送るつもりだったんですね。

たまたま手芸店の店先で展示してあるのを見つけて、ふむふむ これなら編み図がなくても作れるわ、などと思い込み、毛糸だけ買ってきたんですが、甘かった

編み物は慣れているつもりだったけど、思えばここ数年はかぎ針編みばかり、棒針使うのなんて 10年以上ぶりでは?

案の定というか、輪編みでガーター編みは編めないと氣づいてから、急きょ図書館で本を借りてきて 編み方を見直さなければならなくなり、さらに心配なので 別糸でいったん試し編みをすることに。

そこから 何度も編み直しをしたり 中断したりの連続で、ようやっと あとゴム編み止めをすれば完成というところまでこぎつけたものを、大急ぎで仕上げて、カードを添えて包装。

編み図代数百円をけちった愚かさを後悔したこともあったけれど(笑)、完成してみれば いいタイミングで手渡しプレゼントできたし、その後 家でも出先でも愛用してくれている様子も見せてもらえたし、また 棒針編みについても 思い出したことや新しく学んだことで 知識は増えるわ、もっと編みたくなるわ、で、いいことづくめ♪

意味なく起こってることってないんだなぁ、と改めて感服させられたことでした(^^)




暮らしの場、精神修養道場(笑)、ヒーリングサロン、図書館兼カフェ、などと さまざまな喜びをもたらしてくれるわが家ですが、ときには離れたところで暮らしてみるのも 外からの引きの視点を養うことになって いいものです。

また 父の家事手伝いも、今回はお天氣がぱっとしなくて 洗濯の類はほとんどできませんでしたが、いささかのメニューの作り置きと掃除、それに父が買ってきていた中華鍋の使用前の手入れができたのは よかったよかった

中華鍋・・・・って、この家 調理はオール電化なんだけど、カセットコンロを使ってでもの意氣込みの父、どうやらテレビで感銘を受けた 「あおり」 がやってみたいらしいと見た(笑)

撮り溜めた 「チューボーですよ」 から 回鍋肉の回をいっしょに再見、意欲が湧いたらしい様子に、次に行ったときの晩ご飯が今から楽しみな貴秋です




以前 向かいの高齢者支援ハウスにお住まいのおじさんに、ちょっと実家に行ってきますとご挨拶したとき、「ええわだよ、帰る家あって。わしは家族おらんさか」 と言われて、あ、と思ったことがありました。

それまで実家をそういう目で見たことはなかったけれど、あまりにも自然で身近なありようゆえに、なくなって初めてその重みやありがたさがわかる類の存在なのかもしれない、と。

あのときのおじさんとのやり取りは、その大切さを 失う前に氣づかせてくれた、重要な会話だったのかもしれません。

「帰る」 という表現が適当かどうか 迷ったこともありましたが、今はとにかく 「よく来たな」 と喜び迎えてくれる人がいる幸せを大事にし 感謝して、細かい理屈は抜きで、帰る場所があるありがたさを 素直にかみしめようと思います。




次に帰るのは 母の命日あたりかな~?





















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