中身がなにかわからないポットにお湯を注いで傾け、緑茶が出てくれば緑茶の葉っぱ、紅茶が出てくれば紅茶の葉っぱが入っていたんだな、とわかります。
でももし、緑茶の葉っぱとお湯を入れたはずなのに、出てきたのが紅茶だったら・・・・・(^◇^;)
プロセスの初めと終わりだけは見えるけれど、なぜそういう結果になるのか 過程がさっぱりわから~ん という仕組みを、ブラックボックスといいます。
そして、人生に不満を抱えながら、どうすれば望む変化を起こせるのかわからない人の思考回路って、世にも壮大でややこしいブラックボックスだと思うんだよね
とにもかくにも怒りっぽい私、それは 生まれ持った性格なんだと ウン十年の長きに渡り 思い込んでいました。
そして、やたらイラッとくるのは、まわりの人や状況がそうさせるからだと。
いや待て自分、それはほんとうにそうなのか!?
当然と思い込んでいるうちは そこで思考停止、が、絶え間なく悩まされる状況に たまたま出会った情報が揺さぶりをかけ、疑念が差し挟まれたら、ブラックボックス解明のチャンス到来。
いくらブラックで仕組みが見えないといっても そこは自分自身のこと、理想や望みに実際の行動が伴わないなら、その理由は 記憶の表面に上がってこないだけで、探せばどこかに必ずあるはず。
今は、さまざまなセミナーやセラピー、ワークショップなどで 力を貸してくれるところもあるようだけれど、私はひたすら 本やサイトの手がかりを頼りに 自力でトライしたので、そちらについてはよくわかりません。
いや、あるひとつの講座にだけは、十年以上の長きに渡って参加し続けたんだっけ。
今にして思えば、それまで三次元視点しか持たなかった私に 高次の視点の存在を教え、新たな視角や発想を植え付け、「行って かえる」の「かえる」道を歩む土台を育んでくれた、重要な場だったなぁ。
そことの決別は、さあ 準備は整ったよ、いよいよここからはひとりで行くんだよ、という 天からの促しだったのでしょう。
そこから先は、共依存だのインナーチャイルドだのと 親子関係のひずみがのちのちに影響するような 心理学的な情報をヒントに、ひたすら自分の中に沈潜して 記憶を辿りながら「なぜ?」「なに?」と問い続けた、それだけ。
でも 面白いことに、「問えば必ず答えは得られる」ものなんですね。
すぐとは限らないけれど、問いかけておけば、しかるべき時に必ずなんらかの形でひらめきがやってきます。
幼少期に遡るほど 記憶がおぼろげになっていく中で、ときおりぽつんぽつんと鮮やかに残っている場面ってあるでしょう?
あれって もしかすると、こういうときの手がかりとして 個人の意思を超えた(魂レベルの)ところで 意図的に残された記憶なんじゃないかって氣がします。
私の場合、大きくなってから 特に意味もなく繰り返し再生されていた断片的な記憶が、このタイミングで 次から次へと手がかりとして その意味をひも解かれていったから。
大音量で鳴る雷の中、怯えて食事が飲み込めなくなり、母にひどく怒られている場面。
外出先で たまたますれ違った知らない子に、しっかり握り締めていた赤とピンクの風船のどちらかひとつを 母に促されて(たぶんその子がうらやましがって駄々をこねたのでしょう)あげる羽目になり、渋々ながら どちらの色を渡すか悩む場面。
いずれも3歳になるやならずやの頃のことだったと記憶していますが、ただの思い出でしかないと思っていた そんな数々の場面が、突然「ああ、こういうことだったのか!」と、今の自分のひずみやねじれとつながって、新しい意味を持ってくる。
魂レベルでいえば、仕込んでおいたものが しかるべき時が来て、予定通り発動したってところかな☆
自分で体験してみて、こういうのって 理屈じゃないなと思います。
内側の世界で こういうときものを言うのは、「意志の力」のような氣がします。
今の自分にはない、と思える素質や記憶でも、それを持とう、思い出そう、というまっすぐな意志があれば、多少時間はかかっても 必ず道が開けるようです。
問いと答えでは 答えの方が先にある、っていう話を以前書いた記憶がありますが。
答えは最初から自分の中にあって、問うことで引き出されるのを待っている、と。
だから、難しいのは 答えを得ることじゃなく、正しい問いを立てることのほうなんですね。
そして、問いかけの原動力になるのが、「このままではいられない」という状況。
解決したいという望みが 解決しようという意志へとつながり、的確な問いを導き出してくれる。
ほんと、うまくできてるなぁ♪
なんであれ、イメージできるものは すべて存在している、という話があります。
今の自分が 望む素質や記憶をとうてい持っていると思えなくても、それがイメージに上がってきた以上、必ずどこかにあるのです。
だから、ほんとうに欲しければ、必ず手に入れるぞ!という意志を 遠慮なく持っていいんです。
きっとそのとおりになります(^^)
さて、こうやって 一歩ずつ歩みを進めて、ブラックボックスの謎を解き明かしていくんですね。
なぜ 特定の状況や 特定の相手に 怒りを爆発させずにいられないのか。
なぜ 望んでいるのに 実行する前から諦めてしまうのか。
なぜ 従うべきとわかっていながら 反抗心を抑えられないのか。
この過程で、自分の真の望みを明確にしながら、その実現を妨げるものを ひとつひとつ見つけていく。
そんな作業を 数年にわたり こつこつと続けてきたわけですが、それからどうなったかといえば。。。
次に続きます
巷のセミナーに参加しても こんな風に人に説明出来る人も居ないんじゃないかな~
ぐいぐい引き込まれる貴秋ちゃん節
答えありきに気が付くなんて 凄い!
幼少期の幾つかの記憶 残るべく残った記憶なんだね
自分の内なる旅
これから始まる♪
でも考えてみれば、すべての人が ロードオブザリングに勝るとも劣らぬ壮大な魂の旅の主人公であるとも言えるんだよね☆
手を伸ばせば届くところに いくらでも優れた人がいて ありがたい場があるというのに、近寄ろうとしない自分は 意固地なのか、はたまた劣等感が強いのかと悩んだこともあったんだけどね
今思えば、とにもかくにも これが私の道だったということなのかな、と。
助けが必要な場合も もちろんあると思うの。
ただ、私はひと通り自分で体験学習することになってたみたい。
ぴょんこちゃんも、壮大なる旅を繰り広げている真っ最中なんだね♪
お互いのルートが ちょこちょこクロスしてたりするのかもしれないね♪
いつも力強い励ましありがとう!
ほんとうれしいよ