毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

最善のシナリオ

2021年07月14日 06時07分31秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見
今回のコロナ騒動については さまざまな情報が錯綜し、ひとつひとつまともに取り合っていると なにがほんとうなのかわからなくなり、氣が滅入ってきます。

貴秋はこのところ テレビは予約録画した番組しか見ず、新聞はまったく読まなくなりましたが、それでもなおどこからともなく オリンピック開催のゴタゴタやら ワクチン絡みのすったもんだやらの情報が漏れ聞こえてきます。

まあその程度は右から左へ流していれば済みますが、まともに取り合っていたら どんなにか落ち着かないことでしょうね。




貴秋が情報の遮断を決めたのは、以前の経験からです。

今回のCOVIDー19流行に関連して 2002~3年のSARSアウトブレイクがたびたび話題になりましたが、実は貴秋、このSARS騒ぎをまったく知らず、今回初めて知りました。

当時はまだ和歌山で暮らし始めてほどなく、テレビもパソコンも持たず 新聞もとっていませんでしたから、当然といえば当然のこと、周囲の人からも聞いた覚えはなく、それでいてなんの不都合もありませんでした。

これを知ったときわかったのです、情報がなければ まったく存在しないのと同じことなのだと。

今回のコロナ騒ぎで一番しんどいのは、やたら不安を煽るような情報が氾濫し放題なのに どれが正しいのか確認するすべはなく、報道に触れるたびにエネルギーががくんと落ちること。

からだの感覚にフォーカスすると、これはおよそいい影響を受けないな、まだ目の前に現れてもいないコロナより こっちのほうがよほど危ないと、いやおうなしに思い知らされます。

これがその昔のペストや天然痘のように 近所のあちこちにかかった人がいて、道端に死体が転がっているなんて状況だったら いやでも目に入りますが、COVID-19については メディアやネットの報道ばかり、ならばSARSのときと同じようにやり過ごしても別に困りはしないだろうと踏んだのです。

ほんとうに危機が目前に迫れば、いくらメディアをシャットアウトしたところで 身のまわりから騒ぎが起こるでしょうから。

情報がなくなったことで、いまや貴秋の世界にコロナは存在しません。

私たちのからだが食べたものから作られるように、私たちの世界は取り込む情報で作られるのだ。。。。とつくづく実感させられます。




情報に振り回されるのは、顕在意識であり 理論脳です。

過去の情報と照らし合わせて検討し計算し熟考するこのエリアに、大量の しかも矛盾する情報が送り込まれると、混乱をきたし どう行動すればいいのかがわからなくなってしまいます。

しかし、人間の意識のうちで 理論をつかさどるエリアは ほんの一部分に過ぎません。

顕在意識よりはるかに広い潜在意識は、時空も理屈も超えて情報をゲットすることができます。

潜在意識からの情報は、俗に 「虫の知らせ」 などと言われるように とても小さくさりげないので、頭がグルグルしたり 心がわあわあ騒いでいるときには受け取ることができません。

感情を沈めてからだを落ち着かせ、言葉を引っ込めて静かにしていると、ふとしたおりに そのシグナルをキャッチできます。

最近海外でも瞑想をする人が増えていると聞きますが、今のような時代だからこそ、そういう力を使えるようになる大切さを 皆どこかでわかっているのでしょうね。




潜在意識の働きを信頼できれば、テレビや新聞、いやパソコンやスマホさえ持たなくても、必要な情報は必要なとき必ず入ってくると肩の力を抜いて、いま ・ ここを穏やかに過ごすことができます。

そういう人が増えて、世の中にあたたかく落ち着いたエネルギーがみなぎれば、そぐわないエネルギーを帯びたものは 自然と消えてゆくでしょう。

それが コロナを巡るさまざまな筋書きの中で、もっとも多くの人にとってハッピーエンディングなストーリーなのではないかと思います。