ガラパゴス携帯、復権の兆しらしい。
理由は、①使いやすい大きさと形、②電池の持ち、③ハードキーで入力が楽、④通信料金が安い、⑤ウイルスの心配がない、⑥壊れない、等々。
確かに、同僚のガラケーを使う機会があって、非常に持ちやすいのにびっくりした覚えがある。(ストレート型しか所持したことがないが、折りたたみ型は、本当に持ちやすい)
前にも書いたように、いち早くスマートフォン(まだ「スマホ」という言い方すらなかった)を導入したのは、「あいうえお」と5回もキーを押すのが嫌なことと、英数入力がしづらいことが大きい。
あと、あの小さな本体で、電話、メール、百科事典、文庫、ナビ、インターネットができると思うと、小さな小宇宙のような気がしたからだ。
結局は、物理キーがないのが嫌でBlackBerryにしたけれど。
まあ、ガラケーとスマホは、使用目的で選べばいい。
家の年寄りみたいに、訳もわからずタブレットを手に入れようとするのが一番ダメ。
何人の年寄りが騙されたことか。
オレオレ詐欺のプチ合法版。
携帯電話だけでなく、日本には独自に進化を遂げたものがいくつかある。
軽自動車もそうだろうし、B版の用紙もそう。
これらは、ある意味では非関税障壁ともいうことができる。
確かに、日本の産業を守ってきた部分はある。
そうでもしなきゃ、こんな小さな資源のない国が、(欧米的)工業国になれたわけがない。
だが、逆に携帯電話のように、世界から置いてきぼりを食らうこともある。
アメリカ(を動かしている人達)は、昔も今も、この非関税障壁を取っ払おうとしてきた。
大規模小売店、リアフォグ、ドアミラー、速度警告音、TRONプロジェクト、等々。
少し前まで狙われていたのは、、郵政資金、牛肉輸入制限(BSE絡み)、自動車安全基準。
TPPが、その総仕上げ。
農業のことに目を奪われているうちに、大変なことになる。
非関税9項目。
中でも、金融・保険、医療、遺伝子組み換えあたりか。
個人資産も狙われている。
経済成長をさせておいて、後でそっくり手に入れる。
ヤツラの常套手段。
最後の非関税障壁、「日本語」を奪われるのも時間の問題か。