目線、続き。

直前の記事で、
ファンは（少なくとも、僕は）あまり、
悪い意味で「秋元さんは、商売がうまい」みたいに思っていない、
と書いたことについて。

AKBブームを客観的に分析する、
みたいなことは必要なんだと思う。
異常なんじゃないか、という感覚も、たぶん、必要。

でも、客観的に浅く見ているだけではわからないことは多い。
僕自身、ファン心理みたいなものは、
ファンになるまで全然わからなかったし、
理解しようとしていなかった。
ファンになってみて、
そういうことだったのか、という感じ。

僕はファンになる前の心理と
ファンになってからの心理、
主観的には両方わかっているつもり。
だから、自分のファン心理を
ある程度客観的に見ることもできていると思っている。

ここで疑問。

僕は「お前ら、だまされてるぞ」という
非AKBファンの声に対して、
「大丈夫。ちゃんとわかってるから。」と言う。
まあ、僕の場合は大してお金を使ってるわけでもないし。

でも、新興宗教とか霊感商法にだまされてる人が
「大丈夫。ちゃんとわかってるから。」と言うのと、
どこが違うのか。
どう区別できるのか。

あるいは、例えばMac信者みたいな人は、
だまされてるのか、
誰もだましてないけど本人が異常なのか、
別に異常ではないのか。

たぶん、基本的には個人の自由で、
度が過ぎたり
社会生活に支障をきたしたり
「悪い人」にお金が流れたりすると、
病気とか社会問題という話になる、
ということなんでしょうね。