何年かぶりに、区内の老人会合同のウォーキング大会に参加しました。前に参加したのは10年も前になるかも。この手の行事には我が町内(団地)の会は参加者が少ないのですが、たまには行事参加に協力しようと殊勝な気持ちで家内と一緒に参加しました。我が町内からは7人程度の参加でしたが、全体では30人か40人の参加でしたので、まぁ々の参加者では無かったかと思います。
今回参加を思い立ったのは、学区(地域小学校)の中でのコースであり、知らないことも判るのではないかという歴史的興味もあったからです。
集合場所は神宮西門(我々が神宮といえば熱田神宮のことです)で、学区の東のはずれに住む我々はここへ行くだけでもちょっとしたウォーキングになります。神宮の中の銀杏並木はもう色づいているだろうと、寄り道しながら集合場所へいきました。曇り空なのであまり映えませんが、きれいな黄色になっていました。
集合場所で受付と参加賞を貰い、特にセレモニー的なものは無く時間になったところで学区別に分かれて出発しました。
途中で多少の史跡紹介もあるものと思いましたがそれは無く、顔見知りの人とおしゃべりしながら歩くという形式でした。ほぼ学区の西の縁を歩くというコースでしたが、私としては立ち寄ったことが無かった熱田魚市場跡が新発見の場所でした。
信長の昔から戦後まで魚市場として栄えた所で今は公園になっています。場所的には宮の宿の西はずれ、宮の浜に着いた魚を商った所です。モニュメントの向こうの水面は宮の浜、今は堀川になります。ここにカモ類が沢山いることを期待していたのですが、今年は暑さがいつまでも続くことから少しいただけでした。
この後、宮の宿跡、今は宮の渡し公園をとおり、旧東海道・宮の宿の碑などを見て伝馬町交差点で解散となりました。
旧東海道の、西・・南・・の碑は古くなって文字がはっきり読めませんが、往時をを偲ばせるものです。以前はこの角の反対側のお地蔵さまの所にひっそりと立っていた様な気がしますが、他の案内も立てられる丁度良い角の空き地に移転した様です。
全行程 2.6kmを無事歩いて帰宅しました。家から集合場所までと解散場所からの距離を入れると 4km位にはなりました。