日本で非核自治体の運動が始まったのは1981年、英国で非核自治体の運動が上陸してからで翌年の1982年8月5日に広島でシンポジウムを主催。
川崎市をはじめとする9市町村の代表が集まりました。
核兵器廃絶平和都市宣言
真の恒久平和と安全を実現することは人類共通の念願である。
しかるに核軍備の拡張は依然として行われ、人類の生存に深刻な脅威を与えている。
わが国は世界唯一の被爆国として被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを声を大にして全世界の人々に訴え、
再びこの地球上に広島、長崎の、あの惨禍を繰り返させてはならない。
このことは人類が遵守しなければならない普遍的な理念であり、我々が子孫に残す唯一の遺産である。
川崎市は我が国の非核三原則が完全に実施されることを願いすべての核保有国に対し、核兵器の廃絶と軍縮を求め、
国際社会の連帯と民主主義の原点に立って、核兵器廃絶の世論を喚起するため、
ここに核兵器廃絶平和都市となることを宣言する。
昭和57年6月8日
川崎市