俺は先月まで夜練というのをしたことがありませんでした。多摩川河口地域は平坦な地形なので近所に適当な練習場所が無く、夜間にわざわざそんなところを走るくらいならローラーのほうが面倒がなくて良いと思っているからです。俺の家は集合住宅ですが一階なので、騒音を気にする必要がほぼ無くローラーを使いやすいという事情もありますが。
ところが日光にきて状況は大きく変わりました。
二ヶ月ほどの仮住まいなのでレオパレスを借りているのですが、レオパレス伝説というコピペをご存知でしょうか?
・チャイム鳴らされたと思って玄関を開けたら、四軒隣の部屋だった
・チャイムが聞こえ今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった
・チャイムを鳴らしたら住人全員が出てきた
・ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前、携帯のポチポチが聞こえることも
・爪切りの音も聞こえる
・納豆をかき混ぜる音も
・壁ドンしたら壁に穴が開いた
・というか、穴が開いた後も開く前と聞こえてくる音は変わらなかった
・壁に画鋲をさしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
・隣あう2部屋を借り、「これで防音ばっちりだ」と思ったがさらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた
・右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた
・すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする
・だけど家賃6万
・業績悪化でさらに壁が薄くなる
・将来的には壁がなくなる可能性も
・チャイムが聞こえ今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった
・チャイムを鳴らしたら住人全員が出てきた
・ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前、携帯のポチポチが聞こえることも
・爪切りの音も聞こえる
・納豆をかき混ぜる音も
・壁ドンしたら壁に穴が開いた
・というか、穴が開いた後も開く前と聞こえてくる音は変わらなかった
・壁に画鋲をさしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
・隣あう2部屋を借り、「これで防音ばっちりだ」と思ったがさらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた
・右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた
・すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする
・だけど家賃6万
・業績悪化でさらに壁が薄くなる
・将来的には壁がなくなる可能性も
このコピペはネタですから実際はここまで酷く無いのですが、とはいえ防音がイマイチであることは事実です。しかも今借りている部屋は2階なので、近所迷惑を考えるとローラーを使うのは躊躇せざるをえません。
一方、日光は練習に適した坂には事欠かない場所。慣れない夜練を始めたのはこういう背景があります。
ヒルクライムのコースが沢山あるとはいえ、どこでも良いというわけではありません。交通量の多い幹線道路は避けたいですが、かといってマイナーすぎる道だと暗いし落石や野生動物のリスクもあります。それにこの季節ですから標高が高すぎると凍結の危険が高くなるでしょう。
また夜に長時間だらだら走るわけにも行かないので、家にできるだけ近いところが望ましい。
というわけで選んだコースがこちらになります。
霧降高原に向かう県道169号を途中でそれて、日光霧降カントリークラブに向かう道です。この道は左右にペンションが並んでおり交通量がほどほどにあるので、路面状態も悪くないし明るさもまずまずです。距離は往復20km、獲得標高は450mほど。湘南国際村を三回登るのとほぼ同じスペックなので練習量としてはなかなかですし、信号が少なく1時間ほどで往復できるのも良いです。
登りきったところの標高は850m程になり、気温は下手をするとマイナス5℃くらいになるので凍結の心配はありますが、水が無ければ凍らないわけで、雨の後は走るのを控えることで回避できるでしょう。
本音を言えば、仕事を終えて疲れてるのにわざわざこんなクソ寒い中を走るなんて冗談じゃないわけですよ。俺だってテレビ見てゲームしてさっさと寝るほうがいいんです。
それに走るのはペンションが立ち並ぶ中です。日光でオシャレなペンションに泊まって優雅な旅行を楽しんでいるお客さんの目には、寒い夜に自転車でヒーヒー言いながら登っている俺はどう見えるでしょうね。控えめに言ってバカだと思われてますよね。まあ今更ですけどね!
しかしこちらにきてからは土日休めるかどうか怪しい状態が続いており、何も手を打たなければほとんど自転車に乗らなくなってしまいます。もともとは遅いけれどヒルクライムの量をこなすことでなんとか人並みの登坂力をキープしている俺にとっては乗る量が減ることは致命的で、そうなっては壊滅的に走れなくなることは必定。来年のレースはおろか年明けの箱根駅伝逃げにも大きく影響してくるでしょう。
そうなりたくなければ、平日の早く帰れた日に走るくらいしか対策がありません。嫌々ながら夜錬を続けているのはそういう事情によります。
こちらにいるのは一月末までの予定です。年が明ければさらに寒くなるでしょうから、いつまで続けられることやら?ですけどね。