
寒さも和らぎ春の足音が聞こえるこの季節。このブログ的には河津桜ライドのシーズンです。
伊豆半島には言わずと知れた本家本元の河津だけではなく、南伊豆町の青野川沿いにも河津桜の名所があります。
後者には一昨年初めて行ってきたのですが、河津に勝るとも劣らぬ見ごたえだったと記憶しています。さて今年はどちらに行くべきか。
どちらに行くか少し迷った挙句、両方行っちゃえばいいんじゃね?と結論づけました。
JR函南駅からスタートしてしばらく、空模様はこんな感じ。

午後になれば晴れる予報ですが、大丈夫だろうな?こんな空だと桜の色も映えないので見ごたえが半減してしまうのですが。

今日のルートは天城越えなのですが、浄蓮の滝にも旧道トンネルにも寄り道せず一目散に峠に到達。あくまで今日の本命は桜なのです。
というか新道トンネルをくぐるのは今日が初めてかも。

渋滞気味の河津七滝ループ橋を通過して・・・

1年ぶりに河津の桜並木にやって参りました。この辺りは少し桜が疎らなのですが、駅から遠いためか人が少なく、わりとのんびり見物ができます。

空模様がちょっとイマイチですが、桜は見事に咲き誇っていました。
ただ、場所によってちょっと葉っぱが出始めてるんですよね。河津桜は満開よりも七分咲くらいが良いと言われるのは、これが理由みたいです。



駅に近い所は混みあいますが、こんな桜のアーチも拝めます。何をどうやっても人が写り込んでしまうのですが。
もうしばらく見ていたい気もしたのですが、お昼が近くなって人も増えてきたのでショバ替えと行きましょう。
海沿いに135号を走り、下田の町を通過して10km足らずで最初の目的地に到着します。

日野の交差点脇にある菜の花畑にやってきました。黄色い絨毯のよう、ありふれた表現ではありますがそれがぴったり来ます。
なにやらウェディングドレスでの撮影をやっていたのですが、コスプレではなくガチの新婚だったのでしょうか。

中に入ってみると、花の香りに包まれて気分はすっかり春。まだだいぶ肌寒いんですけどね。

菜の花畑からもう少しだけ西に走れば河津桜の並木道が出迎えてくれます。
規模では河津に及ばないのですが、人もだいぶ少ないのでゆっくり見るにはこちらのほうが良いかもしれません。
天気もだいぶ回復して青空が顔を見せてくれましたし、今日はこっちが本命ですね。


こちらは道路沿いに柵が無く、河川敷に下りることができるのもポイントが高いです。
河津だとこういうアングルの写真は撮れないんですよね。あの混雑ぶりを考えるとさもありなん、というところですが。

今日は河津桜で混んでるから、特急踊り子の席は取れないだろうなーと思っていたのですが、えきねっとで調べてみると少し空席があったので即刻予約。こいつはラッキー!
下田から普通列車だと時間もかかるし大変なのですが、だいぶ楽ができました。
