多摩川サイクリングロードの車窓から

いつの間にか河津桜の季節になっていました




 今年に入ってからやれ仕事で疲れただの、寒くて出る気がしないだの、あーだこーだと理由をつけて怠け倒している俺ですこんにちわ。
 何が良くないって、ZWIFTが良くありません。走りに行くのをサボった日でも、ZWIFTで一時間ばかり走ると十分練習した気になってしまって罪悪感を感じないのです。

 何が言いたいかというと、俺は悪くない。

 しかし早や2月も半ば。寒さも和らいで春の訪れを予感させる季節の到来・・・なのですが・・・

そろそろ見ごろらしいので河津桜ライド行きません?

あれ、もう咲いてるんですか?早くない?

(ぎゃあぁぁぁぁ忘れてた!危うく絶好の季節ネタを逃すところだったぜ、あぶねぇぇぇ~~)

 というわけで2月恒例の河津桜を見るライド、今年も行ってきたよー!




 今日のルートは伊東駅から東海岸沿いに河津まで南下、そこから天城越えで修善寺に戻る約80km。やや短めですが、伊豆半島までの移動時間が長いのでこれくらいでちょうどよいかもしれません。


 伊東で集合して早速南下すると、しばらくは海沿いの気持ち良いルートが続きます。天気は良くないけど、太平洋の荒波のすぐそばを走るといかにも遠くに来た感が出てきます。
 しかしこんな平和なルートは長く続きません。




短い坂って言ってたけど長いじゃないですか!

大丈夫大丈夫。そろそろ終わるから(すぐ終わるとは言ってない)

 「伊豆半島に平らな道はない」これは誇張はあるけど虚構ではありません。
 猫の額のような狭い平地に街がありそれ以外は全部山、これが伊豆半島。高い山こそ少ないですがアップダウンが延々と続き、地道に脚を削ってきます。



 しかしそんな道を嬉々として登る小学生もいるのだから世の中は広い。実に将来有望です。



 小さなアップダウンをいくつ越えたか、気づくと河津に到着してしまいました。伊東からだと40㎞、さすがにその程度だとすぐに着いてしまいますね。
 例年なら桜並木に人が押し寄せ、付近の道路は大渋滞!となっているのですが、道路は流れているし人影もまばら。COVID-19の影響で少ないだろうと予想はしていましたが、思っていた以上です。



 例年だと混雑を避けて人の少ない上流に行くのですが、今日程度の人出であれば下流からゆっくり見ても大丈夫でした。





 河津桜はソメイヨシノと違って見頃が長いのですが、今日はやや蕾が目立つ満開一歩手前、といったところ。
 ただしもう少しすると葉っぱが出始めるので、ちょっと早いくらいがいいのかも。





 今日は残念ながらあいにくの曇り空で、イマイチ花の鮮やかさが映えてくれなかったのがちょっと残念。
 もうちょっと、太陽が顔を出してくれれば良かったのに。

 さて、これから天城越えで修善寺に向かうとしましょう。



 天城峠の南側にある名所がこの河津七滝ループ橋。ここを走ったことは何度もあるのですが、南側から登るのは今回が初めてです。


 下りの速度だと風景にまで目が行きませんが、登りだと橋からの眺望を楽しむ余裕ができます。下から見上げる橋とはまた違った景色で、地上の建物がミニチュアっぽく見えました。



それじゃここから天城峠本番ですよ

えええループ橋がピークじゃないんですか・・・こんなに長い山って登ったことないかも

ループ橋がピークなのはビジュアル的な意味で。大丈夫大丈夫、作法通りに天城越えを歌いながら登ればすぐだから。はいどうぞ!



サビしかわかんなーい!




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