暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

社会マイノリティは政治マイノリティ

2019-08-06 16:37:30 | たわごと

先月に行われた参議院選挙では投票率が50%戦後2番目に低かった。さらには、3分の2近くが与党が席を確保し圧勝した。この現象は、ここ数年のあらゆる選挙で共通の現象である。ここから何が読み取れるのか?与党が圧勝する理由は簡単で組織票が固いということに尽きる。必ず選挙で投票するから票が固い。逆に野党は組織が破壊してしまい組織率が低いから、野党に投票する層は一般人の社会的にマイノリティに該当する老人やら低所得者やらであろう。冒頭での出た通り有権者の半分は投票行動に移っていない。これは社会的に特に問題ない層で白票を投じたことになり、基本的に何も変わらなくても特に影響がない層である。これらのことから、与党と野党の票の差を見ても野党に投票したのは社会マイノリティということになり、結果的に政治マイノリティとなる。政治マイノリティは、政策が通らないから永久に社会マイノリティとなる。これは、負のスパイラルを生むから益々弱体化する可能性があるが、社会マイノリティは必ず一定の割合で存在するからこの傾向は続くことになる。社会マイノリティは、社会的に抑圧されている立場にあるから、強権力に屈する可能性もあり、そういった観点からすればさらに弱体化する可能性もある。社会マイノリティは政治マイノリティであり、永久に社会マイノリティである。


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