先日の記事で、我が家の亡き愛猫のキューちゃんを偲びながら、猫地蔵をお参りしたことを紹介した。
その折、昼食に立ち寄ったのが今日紹介する壱角家だ。大江戸線の落合南長崎駅のすぐそばで、目立つ看板が目をひく。
佇まいから、練馬商店などのいわゆる「なんちゃって家系」かと思ったが、そうではないようだ。
というところで店外のこの立看が目に留まった。冬の寒さに至極の一杯とある・・・となればと、メニューは決まった。背脂味噌壱郎である。
家系なら当然、味の好みもオーダーして・・・と思ったら、このメニューばかりは麺の固さ以外は対応できないと。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。写真でもわかるかと思うが、なかなかの迫力だ。チャーシューも大ぶりでなかなかのもの。
まずはスープをひとくちすする・・・ズズッ、おっ、なかなか濃厚だ。味噌の大将のそれにやや近いが、甘味は少し控えめで、ほんのり甘さを感じるタイプ。
しかし、濃厚さといい、なんとも主張が強くて美味しいぞ。麺は太麺で、もっちりしていて小生の好みのタイプ・・・濃厚な味噌に負けない。
いやあ、これはなかなか正解だったかも・・・と思ったが、ふと思ったのは、はたしてこれは家系なんだろうか・・・と。
そう、以前何かの本で読んだが、醤油や塩ラーメンと違い、味噌はそれ自体が完成された味なので、適当に作ってもそれなりのラーメンができてしまうと。
こちらのラーメンが適当でないことはもちろんだが、味噌の存在感がすごいため、それで覆いつくされてしまうのだ。
とはいえ、美味しいことに文句はなく、ボリューム感もあって大満足でご馳走様と・・・途中で一味とニンニクを入れ味変しながらいただいた。
しかし、初めてのお店で定番をいただかずに、変化球からいただいたことはちょっと失敗だったかなと・・・
次回は正統派家系として普通のラーメンをいただくことにしたいと・・・って、次回このお店に来る機会はいつになることやら・・・(汗)
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